本格的な寒假を迎え、制服酒店には次々と上檔する子たちが現れました。この2月中旬から下旬にかけて私はかつてないペースで酒店を訪れる時期になりました。それは震洲やVickyからよく簡訊が入って、今日はとても良い子を紹介したいので、ぜひ来なさいよというような内容でした。
幸い、旧正月前の尾牙のおかげで、旧正月明けは少し春酒會(新年会のような類)があるものの台湾企業の酒席もめっきり減り、また、2月と8月はニッパチ枯れといって日本企業自体もそんなに業績が上がらない月であり、3月の人事異動を目前にしていますから、接待もほとんどないという時期でした。
そのため、時間的にも経済的にも非常に余裕があって、結構マメに早い時間にいくことができました。以前は10時とか11時に行くことが多かったのですが、8時から9時に夕食後、直接行くことが多くなりました。これは、PT妹の出勤時間が早めであることともうまくマッチングして、余裕をもって私も帰れるので、翌日の仕事にも疲れを残さないで出勤できるという利点もありました。
寶貝と可人は週に3天(3日間)の上班ペースでした。徐々にVickyの手腕によって、慣れてきた彼女たちも呼んでいたのですが、震洲やVickyに新しい子を紹介されることが多く、新しい子ともよく出逢いました。その頃から私は行政が包廂に案内する空枱からは、あまり女の子を選ばなくなってきました。幹部である震洲や震洲・Vickyと人間関係のある行政がうまく抜いて直接、包廂に連れて来て紹介される子につくパターンがほとんどになっていたのです。
あるBBSで知り合った方で私と何回か今年ご一緒した方がいるのですが、彼もなぜ、空枱を私が見るだけでほとんど選ばず、いつのタイミングでもお勧めの女の子がいると幹部(今は震洲ではなく、女性幹部です)が一緒にいきなり包廂に1~2名だけ連れてくるのを見て最初は少し驚かれていました。しかし、何回か私と行動をともにすると、今はなぜ、あのような紹介の形なのかがもうすっかりご理解いただけたと思います。
さて、2月の中旬のある日、寶貝も可人も不上班(勤務していない)の日がありました。酒店に着いたのは、だいたい9時頃だったのですが、一通り行政が連れてくる空枱を見ました。しかし、性格が良さそうな子はいつものようになかなかいません。しばらく、包廂でKTVを見ていると震洲が1人の子を連れてきました。すごく胸が大きい子で、ややポチャとしていましたが、目がとてもきれいな可愛い子でした。
震洲が笑いながら彼女と話していて、私も簡単にいろいろと彼女と話しました。彼女の名前は「蔓蔓」、18才の高中3年級でした。この1月に18才になり、この6月に高中を卒業後、大学進学を予定していて、その学費を稼ぎに寒假の間だけ、上班するということでした。また、今日が上班しだしてから2日目ということで、初日はVickyの配慮により、おだやかに何人かのやさしい公關小姐に面倒をみてもらって気持ちよくすごせたらしく、ニコニコしていて、とても素直そうな印象を受けました。
私はすぐにその子を包廂に留めることを決め、彼女といろいろ話し始めました。彼女はどちらかというと最初の印象とはちがっており、すごくしっかりしていて、ハキハキ話す子でした。実は寶貝と可人と出会ってから、私はいわゆる制服酒店の一定の流れとはまったくちがう包廂での過ごし方になってきていました。
普通、包廂に女の子が入って客の横に座り、乾杯して時間が始まります。しかし、性格の良い子だといきなり話が盛り上がってしまって、10分たった頃にスタートする最初の秀舞(ショーダンス)を客も女の子もつい忘れがちになります。従って、実はちゃんと行政が包廂の扉を少し開けて「蔓蔓、秀舞、秀舞」というように服務をスタートするように促してくれます。
しかし、一見客に近い日本人の場合は中国語の壁があって話が盛り上がりませんから、実はこの最初の10分後の秀舞のスタートはまず、まちがいなく始まります。女の子も話が盛り上がらなく、つまらないので、早く秀舞になってボディサービスに持ち込みたいと思っていますし、行政もボディサービスが売りの子を空枱に並べて見せていますから、まず、彼女たちも忘れることはありません。
私も最初行き始めた頃はその通りだったのですが、寶貝と知り合った頃から無邪気な彼女のペースに慣れてしまい、話や適当に自由に雰囲気を見ながらすごす方が気楽で楽しくなっていました。日本の風俗店のようにベルトコンベアに乗ったように正確に時間どおりに進むのは、日本人にとってはシステマティックで良い人が多いのかもしれませんが、女の子とのやりとりの中でいろいろな読めないような展開がある方が私は楽しく、ワクワクするようになってきていました。それに女の子も時間になったから服務を始めるという形よりも気分が乗ってきたり、客とのコミュニケーションをとってその間合いをつめながら服務を進めていったりした方が、気持ちと服務のタイミングが一致しているために圧倒的に楽しくすごすのです。
10分後に行政が促す「秀舞、秀舞」の声も、それに対して「客人不要秀舞」と女の子が答えれば、やらなくても全然問題がありません。しかし、私の場合は今、特別でほとんどの女の子は秀舞などのまどろっこしいこともせず、行政からの声がかかると今はすぐにパッパッと秀舞後の格好になってしまいます。
特にこの頃から、私の場合、懇意にしている女の子たちともなると、包廂に入って10分など経つ前から座った瞬間にもう、秀舞後の格好にすぐなってしまうようになったのが、実際のところです。また、女の子たちは秀舞後の格好になったときは外の小爺にわかるように包廂の入口に手だけ出してカラーマグネットをつけたり、ドアの下の隙間から10cmぐらいの金属製の棒を出したりして、わかるようにしています。ですから、今は包廂に入るときにもうマグネットはったり、棒出したりしていますね(笑)。特に寶貝とか可人はもう早かったです。入った瞬間にすでに制服に手をかけているという感じで、あっけらかんとしていました。
さて、蔓蔓にも「我不要秀舞」と伝えると、昨日、ベテランのお姉さん公關と一緒の包廂に入った彼女は一応の流れを理解していましたから、すぐに秀舞後の姿になってしまいました。彼女と再び話し始めると彼女は意外なことを話し始めました。
「我的目標、 其實我變成明星歌手像瑤瑤。她是很可愛也有胸部大的。我國中的時候、我在合唱隊。我非常喜歡唱歌和跳舞的。在酒店的工作我有機會唱歌比較多。剛剛我説過、其實我来過的理由是賺錢、因為我想準備我的學費。我也有好奇、所以我開始酒店的工作」
(私の目標は、実は瑤瑤(郭書瑤というグラマーな有名アイドル歌手の愛称)みたいなアイドル歌手になることなんだよ。彼女はとっても可愛いし、胸も大きいからね。私は中学校の時は合唱部だったんだ。すごく唱ったり踊ったりが大好きなの。酒店の仕事は唱ったりする機会が多いよね。さっき話したけど、実はお金を稼ぎに来たのも大きな理由。だって大学に入るための学費が必要と思っているからね。それとちょっと好奇心もあったんだ。だからここで仕事始めたんだよ)
確かに蔓蔓は胸が大きくて18才なのに本当にグラマーでした。見た感じEかFカップぐらいは絶対にあります。顔もギャルという感じや寶貝や可人のような悪戯なおしゃま娘の感じではなく、確かに正当系のアイドル顔でした。それとすごくはっきり考えを述べるところもとても好感が持てました。
蔓蔓が「你知道星光大道嗎?、有名的電視節目的」(ねえねえ、星光大道っていう有名なテレビ番組知っている?」と訊いてきました。私も何度か見たことがあって台湾全土に住む歌が抜群にうまい男女がPK方式で歌合戦をして勝ち抜いていくような番組です。この番組はプロ歌手の登竜門にもなっていて、彼女はそれに出場することを真面目に考えていました。
「你聽聽我的歌。你是審査員的。我盡力唱歌、應該好聽我的歌聲。我有自信一點一點」
(ねえ、私の歌、聴いてくれる?あなたは審査員やって。私、全力で唱うからね。たぶん、私の声はいいと思うよ。私もちょっとだけ自信があるんだ)
そして彼女はKTVの控機を手に取り、一番、彼女が自信があると思われる歌をセットしました。それぞれの女の子たちはだいたい得意とする歌があり、その歌を聴くと私はその子たちのことを鮮明に思い出すことがあります。
その時、聴いた彼女の歌声を私は忘れることはできません。それは声量も素晴らしく、歌い上げるという感じがピッタリで、鳥肌が立ち、心を震わせるほどの素晴らしい歌声でした。4年間の間、およそ300人以上の小姐と出逢いましたが、彼女こそダントツのNo.1でした。初めて聴いた時の感動は今でも胸がときめくほどです。
彼女がセットした歌が始まりました。最初、女性が画面に映り、なんと日本語のセリフを話し始めたのです。あれ?日本語の歌なのかな、私が日本人だから日本の歌で一番、自信がある歌を日本語で歌うのかなと思いました。そして、彼女の星光大道に出たいという目標がすぐに嘘ではないことがわかる歌が始まりました。
歌の題名は「對的人」。あっという間に私は蔓蔓の美しい歌声に魅せられてしまったのです。
幸い、旧正月前の尾牙のおかげで、旧正月明けは少し春酒會(新年会のような類)があるものの台湾企業の酒席もめっきり減り、また、2月と8月はニッパチ枯れといって日本企業自体もそんなに業績が上がらない月であり、3月の人事異動を目前にしていますから、接待もほとんどないという時期でした。
そのため、時間的にも経済的にも非常に余裕があって、結構マメに早い時間にいくことができました。以前は10時とか11時に行くことが多かったのですが、8時から9時に夕食後、直接行くことが多くなりました。これは、PT妹の出勤時間が早めであることともうまくマッチングして、余裕をもって私も帰れるので、翌日の仕事にも疲れを残さないで出勤できるという利点もありました。
寶貝と可人は週に3天(3日間)の上班ペースでした。徐々にVickyの手腕によって、慣れてきた彼女たちも呼んでいたのですが、震洲やVickyに新しい子を紹介されることが多く、新しい子ともよく出逢いました。その頃から私は行政が包廂に案内する空枱からは、あまり女の子を選ばなくなってきました。幹部である震洲や震洲・Vickyと人間関係のある行政がうまく抜いて直接、包廂に連れて来て紹介される子につくパターンがほとんどになっていたのです。
あるBBSで知り合った方で私と何回か今年ご一緒した方がいるのですが、彼もなぜ、空枱を私が見るだけでほとんど選ばず、いつのタイミングでもお勧めの女の子がいると幹部(今は震洲ではなく、女性幹部です)が一緒にいきなり包廂に1~2名だけ連れてくるのを見て最初は少し驚かれていました。しかし、何回か私と行動をともにすると、今はなぜ、あのような紹介の形なのかがもうすっかりご理解いただけたと思います。
さて、2月の中旬のある日、寶貝も可人も不上班(勤務していない)の日がありました。酒店に着いたのは、だいたい9時頃だったのですが、一通り行政が連れてくる空枱を見ました。しかし、性格が良さそうな子はいつものようになかなかいません。しばらく、包廂でKTVを見ていると震洲が1人の子を連れてきました。すごく胸が大きい子で、ややポチャとしていましたが、目がとてもきれいな可愛い子でした。
震洲が笑いながら彼女と話していて、私も簡単にいろいろと彼女と話しました。彼女の名前は「蔓蔓」、18才の高中3年級でした。この1月に18才になり、この6月に高中を卒業後、大学進学を予定していて、その学費を稼ぎに寒假の間だけ、上班するということでした。また、今日が上班しだしてから2日目ということで、初日はVickyの配慮により、おだやかに何人かのやさしい公關小姐に面倒をみてもらって気持ちよくすごせたらしく、ニコニコしていて、とても素直そうな印象を受けました。
私はすぐにその子を包廂に留めることを決め、彼女といろいろ話し始めました。彼女はどちらかというと最初の印象とはちがっており、すごくしっかりしていて、ハキハキ話す子でした。実は寶貝と可人と出会ってから、私はいわゆる制服酒店の一定の流れとはまったくちがう包廂での過ごし方になってきていました。
普通、包廂に女の子が入って客の横に座り、乾杯して時間が始まります。しかし、性格の良い子だといきなり話が盛り上がってしまって、10分たった頃にスタートする最初の秀舞(ショーダンス)を客も女の子もつい忘れがちになります。従って、実はちゃんと行政が包廂の扉を少し開けて「蔓蔓、秀舞、秀舞」というように服務をスタートするように促してくれます。
しかし、一見客に近い日本人の場合は中国語の壁があって話が盛り上がりませんから、実はこの最初の10分後の秀舞のスタートはまず、まちがいなく始まります。女の子も話が盛り上がらなく、つまらないので、早く秀舞になってボディサービスに持ち込みたいと思っていますし、行政もボディサービスが売りの子を空枱に並べて見せていますから、まず、彼女たちも忘れることはありません。
私も最初行き始めた頃はその通りだったのですが、寶貝と知り合った頃から無邪気な彼女のペースに慣れてしまい、話や適当に自由に雰囲気を見ながらすごす方が気楽で楽しくなっていました。日本の風俗店のようにベルトコンベアに乗ったように正確に時間どおりに進むのは、日本人にとってはシステマティックで良い人が多いのかもしれませんが、女の子とのやりとりの中でいろいろな読めないような展開がある方が私は楽しく、ワクワクするようになってきていました。それに女の子も時間になったから服務を始めるという形よりも気分が乗ってきたり、客とのコミュニケーションをとってその間合いをつめながら服務を進めていったりした方が、気持ちと服務のタイミングが一致しているために圧倒的に楽しくすごすのです。
10分後に行政が促す「秀舞、秀舞」の声も、それに対して「客人不要秀舞」と女の子が答えれば、やらなくても全然問題がありません。しかし、私の場合は今、特別でほとんどの女の子は秀舞などのまどろっこしいこともせず、行政からの声がかかると今はすぐにパッパッと秀舞後の格好になってしまいます。
特にこの頃から、私の場合、懇意にしている女の子たちともなると、包廂に入って10分など経つ前から座った瞬間にもう、秀舞後の格好にすぐなってしまうようになったのが、実際のところです。また、女の子たちは秀舞後の格好になったときは外の小爺にわかるように包廂の入口に手だけ出してカラーマグネットをつけたり、ドアの下の隙間から10cmぐらいの金属製の棒を出したりして、わかるようにしています。ですから、今は包廂に入るときにもうマグネットはったり、棒出したりしていますね(笑)。特に寶貝とか可人はもう早かったです。入った瞬間にすでに制服に手をかけているという感じで、あっけらかんとしていました。
さて、蔓蔓にも「我不要秀舞」と伝えると、昨日、ベテランのお姉さん公關と一緒の包廂に入った彼女は一応の流れを理解していましたから、すぐに秀舞後の姿になってしまいました。彼女と再び話し始めると彼女は意外なことを話し始めました。
「我的目標、 其實我變成明星歌手像瑤瑤。她是很可愛也有胸部大的。我國中的時候、我在合唱隊。我非常喜歡唱歌和跳舞的。在酒店的工作我有機會唱歌比較多。剛剛我説過、其實我来過的理由是賺錢、因為我想準備我的學費。我也有好奇、所以我開始酒店的工作」
(私の目標は、実は瑤瑤(郭書瑤というグラマーな有名アイドル歌手の愛称)みたいなアイドル歌手になることなんだよ。彼女はとっても可愛いし、胸も大きいからね。私は中学校の時は合唱部だったんだ。すごく唱ったり踊ったりが大好きなの。酒店の仕事は唱ったりする機会が多いよね。さっき話したけど、実はお金を稼ぎに来たのも大きな理由。だって大学に入るための学費が必要と思っているからね。それとちょっと好奇心もあったんだ。だからここで仕事始めたんだよ)
確かに蔓蔓は胸が大きくて18才なのに本当にグラマーでした。見た感じEかFカップぐらいは絶対にあります。顔もギャルという感じや寶貝や可人のような悪戯なおしゃま娘の感じではなく、確かに正当系のアイドル顔でした。それとすごくはっきり考えを述べるところもとても好感が持てました。
蔓蔓が「你知道星光大道嗎?、有名的電視節目的」(ねえねえ、星光大道っていう有名なテレビ番組知っている?」と訊いてきました。私も何度か見たことがあって台湾全土に住む歌が抜群にうまい男女がPK方式で歌合戦をして勝ち抜いていくような番組です。この番組はプロ歌手の登竜門にもなっていて、彼女はそれに出場することを真面目に考えていました。
「你聽聽我的歌。你是審査員的。我盡力唱歌、應該好聽我的歌聲。我有自信一點一點」
(ねえ、私の歌、聴いてくれる?あなたは審査員やって。私、全力で唱うからね。たぶん、私の声はいいと思うよ。私もちょっとだけ自信があるんだ)
そして彼女はKTVの控機を手に取り、一番、彼女が自信があると思われる歌をセットしました。それぞれの女の子たちはだいたい得意とする歌があり、その歌を聴くと私はその子たちのことを鮮明に思い出すことがあります。
その時、聴いた彼女の歌声を私は忘れることはできません。それは声量も素晴らしく、歌い上げるという感じがピッタリで、鳥肌が立ち、心を震わせるほどの素晴らしい歌声でした。4年間の間、およそ300人以上の小姐と出逢いましたが、彼女こそダントツのNo.1でした。初めて聴いた時の感動は今でも胸がときめくほどです。
彼女がセットした歌が始まりました。最初、女性が画面に映り、なんと日本語のセリフを話し始めたのです。あれ?日本語の歌なのかな、私が日本人だから日本の歌で一番、自信がある歌を日本語で歌うのかなと思いました。そして、彼女の星光大道に出たいという目標がすぐに嘘ではないことがわかる歌が始まりました。
歌の題名は「對的人」。あっという間に私は蔓蔓の美しい歌声に魅せられてしまったのです。