皆様、こんにちは。

私は台北で4年間駐在しておりました。4度目の海外駐在であった台湾・台北は最初の頃はちょっと田舎っぽい首都だなあといった印象がありました。直近の駐在がタイのバンコクであったこともあり、最初は夜も静かな感じがして、食い道楽でもするかという感じでした。

仕事がら接待が多く、赴任してすぐに日式のスナックやラウンジ、カラオケ、日本料理店が集まる林森北路の南の方に足を運ぶようになりました。今ではだいたいのクラブ、スナック、ラウンジなどのママさんとは懇意にしていてとてもよくしていただきました。

しかし、だんだんと日式のお店には観光客の方や中国語ができない日本人の方が多く、また、中には日本から即物的なサービスを目的に来台されることも多いことに気づきました。あくまでも台湾という外国に来た日本人が心地よくすごす擬似的な日本がそこには体現されており、日なたが苦手なもぐらは日本人の少ない自らの気持ちが開放できる新たな安住の地を求めて彷徨うことになりました。

20XX年の9月のある日の夜9時頃、接待を終えた私は一人トボトボと林森公園のあたりを歩いていました。日式クラブはお客さんが女の子を帯同して店外に出ることが大きなビジネス手段であるため、8時頃の開店時に行かないとめぼしい子たちはいなくなってしまいます。そのため、その日も関連企業の方を8時頃ご案内し、その方が小姐とお店を出られたのを確認して日式クラブを出ました。

9月の台北の夜は風が気持ちよくて、月も中秋節が近くきれいな夜でした。

ちょうど信号を渡り、林森公園を過ぎたあたりで一人の台湾人女性が片言の日本語で声をかけてきました。

「お兄さん、どこへ行くの?」

私は、ああまた地鶏(いわゆるポン引きの中国語スラングです)かと思い、中国語で「我想回家、我没有錢。不要(僕は家に帰ろうと思っているし、お金ないから、必要ないよ)」と答えました。台湾に駐在して半年ぐらい経っていましたから簡単な中国語もできるようになっていました。彼女は少し驚きました。

「你會説中文嗎?如果可以的話、我想向告訴你真的台北的美麗夜世界(中国語できるの?もしできるんだったら、私はあなたに本当の台北の華麗な世界を教えてあげる)」

私はまた、適当なこと言ってボッタくろうとしているなと思い、「應該酒店。我聽過酒店很太貴。而且我不明白方式(台湾クラブだろ?僕はとっても高いと聞いているし、その上、システムもわかんないから)」と答えました。

彼女は「你有五千台幣嗎?二個小時你付款只五千台幣。我約(あなた、5000元持っている?2時間たったの5000元でいいよ、約束する)」と言いました。

当時、まわりにいる日本人は台湾クラブは高いとか仕組みが複雑で行くと1ヶ月分の給料がなくなるとか言っていましたが、行った経験のある人はいませんでした。まあ、時間も早いし、鬼が出るか蛇がでるかという心境になって、夜風が気持ち良かったこともあり、彼女についていってみることにしました。

それが私と台北の酒店との出逢いでした。
しかし、この後、多くの林森北路の天使と悪魔に逢い、そして多くの物語が生まれるとは思ってもいませんでした。

 この画像に写ってる酒店はこのブログでは、まったく登場しません。この酒店はちょっと特殊な酒店で、心の交流をもつという感じではないと私は感じました。ただ、この大樓にあるホテルは、12月にお金を全部盗られた時に幹部が支払いをしてくれて泊ったホテルです。大樓は古いのですが部屋はきれいで私もよく利用する想い出の多いホテルです。
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 このブログは元々、台妹と良い心の交流をもちたいと思っている、あるBBSでご賛同いただいた方々に情報提供する目的で始めましたので、画像等も一定期間をすぎたらほとんどをプライベートモードにしております。プライベートモードは私が友達認証した方が入れますが、コメントなどをお書きいただいたり、メールなどを通じて交流などを深め、ご信頼した方を対象にさせていただいております。酒店と同じような形で一見の方はすぐに認証はできませんので、何度かやりとりをさせていただいてからになります。ご理解のほど、お願いいたします。 

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