< 専業的世界 : 我徬徨台北的夜世界 ~My Twinkle Story with Taiwanese girls~

我徬徨台北的夜世界 ~My Twinkle Story with Taiwanese girls~

私は台北で駐在生活を4年間送りました。昼間は世界の平和と日本の経済発展を目指して全力でお仕事。夜になると地表にちょこんと顔出して、五木の街あたりを彷徨っています。そこで私は数多くの天使達と悪魔に出逢いました。そんな私の夜の彷徨いを台湾社会の複雑な仕組みなども紹介しながら書き綴っていきます。ほとんどの日本人が深くかかわることが難しいと思われる台北の夜世界の様子とエピソードの紹介が中心です。これは心優しい台妹たちを愛し、そこで出逢った人達とのかかわりや心のつながりをとても大切にしながら、これからも彷徨い続けていく私の軌跡です。

専業的世界

Sretno! Hrvatska ”Vatreni”(俄罗斯世界盃足球賽)

クロアチアのサッカーには心を動かされる。決して身体能力が高いとかチーム全体の華麗なテクニックが秀でているわけではないけど。

彼らは甲子園で戦う高校球児とある意味、似ています。次の試合に余力を残すことなど考えていないのでしょう。

それはスポーツの原点にある「ひたむきさ」を感じるからなのかもしれません。

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クロアチア初決勝 延長、美しき逆転(毎日新聞コラム)
「片足だけでプレーしている選手たちもいた」クロアチア指揮官、選手の根性に感服

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كرواتيا

ワールドカップもいよいよ3位決定戦と決勝を残すのみとなりました。なかなか予想は難しく、ベルギーとブラジルの勝者とクロアチアとの決勝、あるいはウルグアイとクロアチアとの決勝を予想していましたが、決勝トーナメント「死のブロック」側を勝ち上がったのはフランスでした。

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準々決勝ではウルグアイを2-0で退けましたが、FWのカバーニ選手が怪我で欠場。こうなると決定力がウルグアイはチーム力が落ちてしまうことは予期していましたが、スアレス選手とカバーニ選手のコンビネーションを核として攻めるウルグアイは飛車角のうちの1枚がない状態は相当の影響がやはりあり、極めて厳しい状況でした。

 半世紀以上ぶりの優勝を僕が期待していたウルグアイ。ポルトガル戦の死闘の結果、カバーニ選手を怪我で失ったのが痛かった。堅守のフランスをゴールマウスをこじ開けることができませんでした。
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さらに準決勝では守備的な戦術をさらに強めて、ブラジルに勝ちきったベルギーを1ー0で破っての決勝進出。王国ブラジルに勝ったベルギーは優勝候補の最右翼にこの時点ではなっており、フランスはどうベルギーと戦うかを徹底して準備していました。

逆にベルギーは予想外に苦戦した日本とFIFAランク上位の王国ブラジルに勝ったことにより、点の取り合いなら負けないという感じフランス戦に臨んでいたと思います。


 激戦の末、ベルギーに敗れたブラジル。前回の自国開催の雪辱はなりませんでした。決定的なチャンスを外したのが痛かったように思います。また、2-0でリードしたベルギーが日本戦でリードしながらも敗れた日本の反省を生かして2点のリードを必死に保つ試合展開でした。ブラジルの必死の追い上げを1点に抑えて勝ちきりました。ブラジルは今回も失意を味わうことになりました。
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 アルゼンチン、コロンビア、ウルグアイと敗れ、南米最後の砦だったブラジル。そのブラジルもロシアを去りました。結局4強に南米のチームは進むことができませんでした。しかしながら、ロシア大会を盛り上げてくれた存在であったことは確かです。但し南米勢はこのところ優勝から遠ざかっています。
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さて、死のブロック、準決勝でベルギーはブラジルに続いて若さとスピードのフランスと対戦。

一次リーグから最多得点のベルギーは多分、今大会で最も攻撃力のあったのは間違いはなく、フランスは強固なGKとDFラインを敷いてベルギーの分厚い攻撃を跳ね返していました。フランスにはエムバペ選手がおり、彼のスピードを生かしたスーパーカウンターとセットプレーでゴールを狙い、それを守り切るというのがゲームプランだったのでしょう。攻撃力の高いベルギーに対して守りを7~8割にしているように見えました。実際、ポゼッション率はベルギーがフランスを上回っていました。

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案の定、フランスは得意のセットプレーから先制、その後はルカク選手やE.アザール選手、デ・ブルイネ選手なども厳しい体をはった守りで止め、さらにはGKロリス選手がファインセーブを連発といい形で1点を守りきりました。

 自国開催の1998年以来の2回目の優勝を狙うフランス。当時とは違うスタイルのカウンターとセットプレーを得点源に堅実な守備で勝ち上がって来ました。エムバペ選手に脚光が集まっていますが、本当に強いのは守備。イタリアのカテナチオを彷彿させる省エネサッカーのスタイルと見ています。
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試合後にベルギーの主力選手はフランスの守備的なサッカーを批判していました。面白い、ボールがよく動くサッカーをしていたベルギーですが、勝ちきれませんでした。僕も本音のところではベルギーに勝ってほしいと願っていましたし、「人口4000万人以下の小国は現代のワールドカップで優勝できない」というジンクスを破ってもらいたいなあと思っていたので、残念な気持ちでいっぱいです。

個人的にはともにビルドアップスタイルで攻撃的、小国(人口や面積)でありながら初優勝をともに狙うベルギーVSクロアチアの決勝が見たかったです。古豪同士、ともに若さとカウンターと守備のプレースタイルである「フランスVSイングランド」ではあんまり面白くないなあと思っていました。

 初優勝を目指したタレント軍団・ベルギー。攻撃的で真っ向勝負のサッカーは魅力的でした。取られても取り返すというスタイルは見ていても楽しかったなあ。日本戦、ブラジル戦と目が離せない好試合でした。準決勝のフランス戦はストレスがたまる試合で、双方のGKのファインセーブぐらいが見所でした。
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 敗れたベルギーとは対象的に大一番、最大の優勝候補ベルギーを倒して湧き上がるパリ。ブラジルに勝ったベルギーが初優勝という大方の予想を覆し、戦術とワールドカップの経験で若いフランスが勝ちきりました。
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一方のブロックはクロアチアが決勝にまで勝ち上がるという予想をしてはいました。しかし、意外と伝統国の強みを発揮したのがイングランド。

 イングランドサポーターといえばフーリガンが有名。従って観戦に訪れる女性サポーターは中東勢やアフリカ勢のように多くはありません。華やかな女性サポーターの多い東欧や北欧とは対照的です。
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初戦のコロンビアとの対戦でも僕はコロンビアが接戦で勝つと見ていました。実際の試合でもアディショナルタイムでコロンビアが追いつき、そしてPK戦へという流れはイングランドが敗れてもおかしくない展開でした。

しかし、このPK戦でイングランドが「PK戦では勝てない」というジンクスを破ると、波にのってきました。今大会、52年ぶりの優勝を目指したイングランドですが、得点のほとんどはセットプレーで中盤の出来は決して良くはなく、単調なサッカーのような気がしていましたので僕的にはあまり魅力は感じないチームでした。

 伝統のキックアンドラッシュに加え、セットプレーを得点源として勝ち上がってきたイングランド。やはりフランス同様に守備が堅実で、ワンチャンスからの得点が多く、もしフランス対イングランドの決勝になったらあんまり面白くないかも・・・と思っていました。
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それでも高い身体能力を武器に「負けないサッカー」をするスエーデンのゴールをこじ開けて4強に進むと開催国優勝して以来の「サッカーの母国」優勝の声が日増しに高まっていました。メディアの雰囲気は決勝はフランス対イングランドの開催国優勝だけしか飾っていない2チームのアウェイ地での決勝戦を望む感じになってきていました。

 意外と地味に強いスエーデン。女子サッカーもいつも強くて優勝候補ではないものの、結果を見るとそこそこ勝ち上がるというサッカー強国です。ワールドカップも1958年に開催しており、そのときはペレのいたブラジルに決勝で敗れるましたが準優勝をしています。もちろん、これが北欧の最高成績。サポーターに美人女子が多いことでも知られていますね。
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そして52年ぶりの決勝進出に向けて、運命の準決勝・クロアチア戦を迎えます。

対するクロアチアはここまで苦戦の連続。

デンマーク戦での早い時間の不運な失点、エースのモドリッチ選手のまさかのPK失敗から始まった決勝トーナメントはワールドカップ経験値の低いクロアチアにとって苦しい展開への幕開けでした。

準々決勝では地元の大声援を受けるロシアに先制され、完全アウェイの状態。同点に何とか追いつき、またも延長。リードを奪うも終了間際に劇的なゴールで追いつかれるという嫌な展開でした。

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特にロシアの1点目のミドルシュートは素晴らしいシュートでクロアチアGKは一歩も動けず。かつての旧ソ連は弾丸のようなミドルシュートを得意にしていましたが、それを彷彿させるようなシュートで今大会のここまでのベストゴールのひとつと僕は思っています。



 延長でハンドのチャンスからのゴールを祈るロシア。開幕戦のサウジ戦から快進撃を続け、決勝トーナメントではスペインを振り切りっての勝利。FIFAランキングが出場国の中で最下位でしたが、サポーターの大声援を力に変えて大健闘でした。
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 土壇場でロシアに同点に追いつかれ、2試合連続のPK戦に。祈るクロアチアサポーター。
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 クロアチアとの激戦の末、PK戦で敗れたロシア。その戦いぶりは素晴らしいものでした。
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決勝トーナメントに入ってからデンマーク戦もロシア戦もサッカー経験者の僕からすれば「負けてもおかしくないベクトル」がクロアチアに向いていました。試合中にもらったPKをエースが決めきれない、試合終了直前に追いつかれるという流れは圧倒的にクロアチアに不利でした。

20年ぶりW杯4強のクロアチア、指揮官は感極まる「普段泣くことはないんだが…」

しかし、その厳しい状況の中でも粘り強くPK戦を勝ち上がり、準決勝に駒を進めてきました。

 いつも負けるのでは・・・という不安が先行する今大会のクロアチアサポーター。戦況を見つめる目も心なしか潤んでいるように見えます。しかし、不屈の闘志とレアルでプレーする司令塔モドリッチ選手を中心としたトータルサッカーで勝ち上がってきました。今大会では最も魅力あるチームのひとつと僕は思っています。
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イングランド戦、試合前の予想では2試合連続で延長→PKと戦い、ランキング下位国に苦労したクロアチアの勝ちを予想する人は多くはなかったように思います。1点をイングランドが計算通りのセットプレーで先制すると先のフランス対ベルギー戦のようにイングランドが守備的に戦い、1-0で終わる予感も僕の中にはありました。さらにイングランドはすぐに5バックに切り替え、中盤を省略する守備的なサッカーに切り替え。ベルギーがフランスに敗れたときのような感じになりつつありました。

「ああ、やはりワールドカップは優勝経験があり、勝ち方を知っていないと・・・・」という思いです。

 準決勝のイングランド戦を応援するクロアチアサポーター。イングランドに先行されたときはこれは・・・と思いましたが、運動量豊富なサッカーで対抗、しだいにイングランドを追い詰めていきます。そして劇的に3試合連続の延長を制し、歴史に残る決勝進出を果たしました。
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ただ、クロアチアは違いました。疲れもあるのでしょうが、前線からFWのマンジュキッチ選手がしつこくボールを追い、中盤はモドリッチ選手、ラキティッチ選手、ブロゾビッチ選手が中心にゲームを何度でも組み立て、DFは組織的にイングランドの攻撃を必死に防いでいました。その努力が結実し、同点で3度目の延長へ。そして逆転の得点。苦闘を3度制して決勝に駒を進めました。

【2分でわかるロシアW杯】脅威のねばり クロアチア 悲願の決勝進出! クロアチア x イングランド(準決勝)

「今日の選手たちは強さ、スタミナ、エネルギーのレベルが凄かった。交代枠を使いたかったが、(ピッチ上の)誰も交代を求めないんだ。みんなが揃って、『いける。まだ走れる』と言っていた。小さな負傷を抱えている選手もいるのにね。2人の選手は片足だけでプレーしているような状態だった。しかし、彼らはそれを感じさせなかった」



 首都ザグレブからパブリックビューイングを見つめるクロアチアサポーター。歴史的な決勝進出、そして悲願の初優勝へ願いが届くでしょうか?
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 決勝進出に湧く首都ザグレブ。東欧勢のとって初のワールドカップ制覇がかかります。旧ユーゴスラビア時代からいつもダークホースだったブルガリア、旧チェコスロバキア、ハンガリー、ルーマニア、旧ソ連、ポーランド、トルコ・・・・・などの東欧勢。今まで栄冠に届きそうで届かなかった東欧勢の歴史的快挙が成るでしょうか?
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いよいよ日曜日の夜にこの最後まで残った2チームの決勝が行われます。

「どちらのサッカーが魅力的だって?」

もちろん、クロアチア。

 美女サポーターの多いクロアチア。スタンドにも華やかさが満ち溢れています。
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堅実に守備を固めて、個の能力での一発を狙い続けるフランスサッカーよりもモドリッチ選手を中心に全員で攻め、全員で守るクロアチアの方が心を動かされます。足が動かなくなろうとも、体のキレがなくなろうとも必死にボールを追うクロアチアは「少年サッカー」のような愚直な良さがあります。フランス有利の下馬評の中、判官贔屓もあるかな。

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僕の希望は東欧勢の初優勝。

半世紀以上ぶりのチェコスロバキア以来の決勝の晴れ舞台、世界を魅せるクロアチアサッカーを見せててくれると思います。ただ、三試合連続で延長を戦い、さらに試合間隔が1日少ないクロアチアのコンディションは当然ながらフランスより厳しい状態にあります。でもフランスやイングランドのような守備を固めてのカウンター、セットプレーからの得点を武器にするチームにビルドアップスタイルで対抗してほしいと思うのは僕だけでしょうか。

クロアチア、気力を振り絞っって疲れていても戦ってほしい。

省エネサッカーのフランスに全員がよく動くクロアチアが0-1で先制されつつも守るフランスから2-1で逆転という劇的な筋書きを期待したいです!

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しかし、コンディションはもちろん、戦術や飛び抜けた個の能力はフランスの方が上手。フランスのような世界のサッカー一流国が徹底して守備的に戦ったらルグアイでもベルギーでも点を取ることができませんでした。

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クロアチアが頂点に立てば優勝国として大会史上9チーム目で、最も国土の小さな国となります。

心からクロアチアに勝ってほしいけど、順当だと優勝はやはり1-0でフランスかなあ。ただ、現実的にはセットプレーかカウンターでフランスが先制してそれをGKでキャプテンのロリス選手を中心に守り切るという展開を悔しいながら予想します。後半はクロアチアはきっと足が動かなくなるから、気力でがんばってほしいのですが・・・・・。

「決勝に進出したあなたを誇りに思います。#史上最高 #天才 #いつも一緒 #愛してる」 

3位決定戦は一次リーグで対戦したカードですが、順当に多彩なベルギーが3-0で勝利予想。イングランドはサッカーの質からしてベルギーに勝つのは難しいように思います。

 フランスにとっても自国開催以外の大会は真のサッカー強国に仲間入りする踏み絵。ブラジル、イタリア、ドイツ、アルゼンチンのようなステータスを獲得するのが悲願でしょう。ただ、失意に沈むフランスを見てみたいですね。
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 予想ではフランスが圧倒的に有利と言われています。ただ延長かPK戦になればクロアチアの精神力がフランスを上回ると見ている日本人の方が多いですね。僕は気持ちはクロアチア現実はフランスといったところ。クロアチアを応援します。
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クロアチアの司令塔・モドリッチ選手が一次リーグのアルゼンチン戦で放ったスーパーミドルシュートは鮮烈でした。あの再現をぜひ・・・・・と思って決勝を見ます。

加油!克罗地亚  Sretno! Hrvatska

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万が一クロアチアが優勝すれば…歴史はひっくり返る
「最高の瞬間を全世界に」クロアチア監督(毎日新聞コラム)

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何とか三位決定戦と決勝の前にブログアップが間に合いました(汗)。

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Diables Rouges<Rode Duivels>(俄罗斯世界盃足球賽)

本気のベルギーはやはり強かった。

ピッチ上の全選手は最後まで走りきり、ベルギーを追い詰めはしましたが、最後は振り切られました。

 「赤い悪魔」のニックネームをもつベルギー代表。力強さと華麗さ、そして真っ向勝負の攻撃型チームはスペクタクルなサッカーを展開します。悪魔の底力はやはり簡単に打ち破れるものではありませんでした。
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2点はリードしたものの追い詰めてくる「赤い悪魔」の前に日本代表は後半アディショナルタイムのスーパーカウンターで鮮やかにシャドリ選手にゴールネットを揺らされて、ロシアワールドカップ日本代表の闘いは終わりました。

 最後に懸命に脚を伸ばしてスライディングに行く昌子選手。ゲーム後はグランドを何度も突っ伏してたたき、涙を流していた姿が印象的でした。唯一のJリーグに所属する国内選手でFWルカク選手やベルギー2列目のシャドーをよく体を寄せて決定的な場面をつくられないようにひたむきに守っていました。米子北高校時代は無名。しかし、控えから努力を重ねてレギュラーの座を確保した彼の「あと一歩」は世界の壁の前に届きませんでした。
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僕の予想通り、壮絶な打ち合いの試合になり、結果的にスコアは2-3。優勝候補のスター軍団・ベルギーを慌てさせる試合内容は世界のメディアを驚かせました。

日本が初出場を決めたフランス大会から数えて21試合の中で、個人的には最も素晴らしい試合でした。

一次リーグ突破をするための「負けを受け入れての時間稼ぎ」に世界のメディアから批判を浴びた西野監督とそれを遂行した選手たちの「上がるべくして上がってきたんだ」という意地とプライドが見て取れた試合でした。

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序盤から激しいプレスと豊富な運動量でスペインをゴール前では自由にさせず、前半は0-0。しかし徐々に押し込まれる場面も増えてきて「後半はやられるかな」という印象をもちながらのハーフタイムでした。

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しかしながら結果は意外。

後半の早い時間に柴崎選手からの鮮やかなスルーパスを受け、右サイドを抜けた原口選手のファインゴールで1点を先取。

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さらにたたみかけるように乾選手のワールド級のスーパーゴールが生まれて2-0としたときは「もしかしたら」という期待も頭にもたげてきました。

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ただ、僕の中に少し嫌な予感があったのも事実。サッカーをやっている者ならわかりますが、早い時間の「2-0」というスコアは心理的に微妙な影響を与えることが結構あります。

「これでいけるかな」という気持ちが芽生えてくることが多く、やや守りに入ってしまって失点したり、「もっと取れる」という感じも出てきて勝ちの確率が一気に高くなる3-0を目指し、前掛かりになったところをカウンターでやられたりすることが結構あります。1点返されると一気に「追いつかれたら形勢逆転」というリズムになってきて、「こんなはずではなかった」という気持ちも加わり、押し込まれる場面も増えてきてしまうからです。

昨日のゲームで僕が勝敗を分けたと思った分岐点はベルギーのややラッキーな1点目でした。

GK川島選手の位置取りもやや中途半端でシュートか折返しかの迷いがありました。ループぎみの長い距離のヴェルトンゲン選手からヘッディングされたボールがゴールに吸い込まれて1点差に迫られたとき、今までストレスをためていたベルギー攻撃陣が「これでまた、いける」という気持ちに完全になってしまいました。僕が思うにはあれはシュートではなく、折り返しがそのまま不運にもゴールへというパターン。あのような形の失点は流れを変えることがよくあります。

そしてベルギーは2枚のカードを切って、俊足のシャドリ選手と長身190cmのファエイニ選手を投入。

ボールの支配率の高かったベルギーはゴール前で凌ぐ日本DFから再三CKを得ていましたが、日本が課題のセットプレーからの空中戦(ファエイニ選手)とプレスとマークのきつい日本に対して裏をとり速く攻撃を仕掛ける作戦(シャドリ選手)にでました。その采配がズバリ的中して、同点に。そこからは一進一退。ゴールマウスをこじ開けようと両チームともしのぎ合う最高のゲームになりました。

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「日本の8強への道を開こうとする強い意志」と「ベルギーのこんなところで負けられないという激しい気迫」がぶつかり合う、手に汗握る展開。両者譲らず、延長、PKまでもつれるかもという雰囲気も漂っていました。スタジアムでこの試合を見つめていた観客も「筋書きがないドラマ」を見ている心境だったと思います。

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昨日の日本代表は見ていても気持ちが入っていて、プレスに行く速さや人数、スペースを埋める呼吸んど素晴らしい出来でした。シュートに入る選手にも最後までしっかり体を寄せ、いい形でベルギーにシュートを打たせないDFは見ていて心が熱くなりました。

さらにこの日の日本代表は攻撃全般や組み立を見てもパスミスや簡単にボールを奪われる場面は少なく、よくボールを動かして前線への速い展開が両サイドを中心に機能していました。それが実を結び原口選手や乾選手の素晴らしい得点につなげられたのはチーム全体の躍動感のある動きがあったからこそ。特に乾選手のベルギーDF5人を前にして放ったミドルシュートは無回転の矢のようなシュートでまさにワールドクラス。名手のGKクルトワ選手でも止めきれない素晴らしいシュートでした。ベルギーを慌てさせ、彼らを本気中の本気にさせた一撃でした。

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ベルギーも全力で「絶対に負けるわけにはいかない」という気持ちで、すべてを出しつくしていました。ワールドカップで2点差を逆転したのは48年ぶりとのこと。

「2点先取されて逆転勝ち」は48年ぶりだった 「赤い悪魔」ベルギーは死闘の末、ベスト8へ

大迫選手へのゴール前でのファウルでもらった本田選手のフリーキックは枠内へ。ベルギーGKクルトワ選手のファインセーブでCKを得た日本。時間はアディショナルタイムで、このCKでコロンビア戦の再現をと思ったのは僕だけではないはず。しかし、無情にもあっさりとGKがボールをつかみ、ここからベルギーの流れるような展開に。デ・ブルイネ選手はスピードある直線的なドリブルで一気にボールを運び、一気にゴール前へ。

最後のスーパーカウンターは誰もが延長を覚悟した瞬間の鮮やかな得点で、特にエースのFWルカク選手が「自分が決める」というエゴを捨てて、DFの吉田選手をひきつけておとりになりスルーしたプレーが絶妙。そこに長距離を全力で走り込んで来た途中交代の俊足・シャドリ選手が・・・・・・。必死にCKの攻撃に参加していた昌子選手が追いかけてスライディングするものの、届かず。悲鳴と歓声、ため息、落胆、歓喜、すべての感情がスタジアムを交錯しました。

この間、わずか9秒たらず。ベルギーを褒めるしかないスーパーカウンターでした。

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ベルギーの切った2枚のカードは抜群の切れ味で日本を仕留め、それに対して日本は中盤を抑えにかかる山口選手と前線でタメを作れてFKに決定力のある本田選手が途中交代。宇佐美選手や武藤選手は守備に難点がややあり、岡崎選手は怪我という状況では打つ手も限られていました。

ベルギーとの差は日本との総合力の差でもあったと思います。その差が現れた試合でもあったと思います。

ただ、FIFAランクで50位以上の差がある日本に対して、「よくやった」という声は次々と国内から届けられ、海外メディアも数日前のポーランド戦のバッシングから一変、称賛へ。日本代表のサッカーは確かに世界を驚かせることができました。中国では「アジアの誇り」と伝えていました。

アジア人として誇り、中国人として絶望・・・中国のメディア関係者、続々と日本代表の戦いを絶賛

 試合後に涙を流す原口選手や乾選手の姿が印象的でした。特に乾選手の涙は心に残りました。日本をここまで勝ち上がらせてきた立役者であったことは間違いありません。30歳の男性が甲子園球児のように人前で涙を見せることはいかに悔しかったか。その無念だったかが伝わるとともに「すべての力を出し尽くしたものの、試合的にはわずかの差ではあるけど世界のトップレベルとはまだ大きな差があった」という心情が伝わってくるものでした。
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しかしながら、またしても8強の重い扉は開きかけたものの、やはり開けることはできませんでした。

「何が足りないのだろう」試合後に西野監督がつぶやきました。

「届きそうで届かない」ということは人生の中でよくあります。その差を埋めることがいかに難しいか、我々はよく知っています。

その「何か」の答えを見つけつために、日本サッカーはさらに進化していかねばなりません。

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【2分でわかるロシアW杯】つかみかけた夢 日本、初の8強を逃す 日本×ベルギー


今日で決勝ラウンドの1回戦は終了して8強が揃います。

予想通り、調子を上げてきたブラジルは次に激闘を制したベルギーと対戦。どちらが勝つか、まったく予想がつきません。点を取られても取る、真っ向勝負のベルギーは意外と王国ブラジルの硬軟取り混ぜた独特のリズムの前に姿を消すかもしれません。フレキシブルなサッカーをするブラジルに、直球勝負のベルギー。興味は尽きません。

 僕が思うには事実上の決勝戦、ブラジルVSベルギー緊迫した勝負になることは間違いなし。
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クロアチアはやはり圧倒的に攻めても「経験」のなさがデンマーク戦でやや露呈しました。ともにGKが好セーブを見せる白熱のゲームでしたが、何とか勝ちきり地元ロシアとの対戦。予想通り、敗れるときは脆かったスペインはドイツ、アルゼンチンとともに悲哀が漂う終わり方でした。地元ロシアは8万人の大観衆の後押しがあるだけにクロアチアも苦労するでしょう。しかしながら、最後は地力に勝るクロアチアが勝ち切ると見ています。

 初戦デンマークに苦戦したクロアチア。地元ロシアとの東欧対決を制することができるか?
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今日は調子を上げてきたコロンビアと「負けないサッカー」をする伝統国スエーデンが勝ち上がるように思います。ただ、こちらのブロックは「死のブロック」側と違ってスペクタクルな展開はあまりなく、どちらもPKで決着がつきそうな気がします。予想はスエーデンVSスイスは1-1でPK、コロンビアvSイングランドは2-2でPK。

 安定した力をもつスエーデン。北欧では最強でしょう。強い身体能力を武器に力強いサッカーします。しかしながら、やや単調で武骨なサッカーのスエーデンを細かく動くスイスがつけこめるでしょうか?スエーデンが勝てば24年ぶり、スイスが勝てば64年ぶりの8強。
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 調子を上げてきたコロンビア。ブラジル、ウルグアイに次いで8強入りなるか?
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準々決勝の結果予想は?

ウルグアイ(ただし、カバーニ選手しだい)ブラジルまたはベルギークロアチアスエーデンの勝ち上がり見ます。ブラジルVSベルギーの予想は難しすぎます(笑)。



ただ、ベルギーが勝った方が南米・西欧・東欧・北欧とベスト4が揃い、どこが優勝しても久しぶりまたは初優勝ですから見所が大きいかなと思っています。個人的には半世紀以上ぶりに思い入れのあるウルグアイに優勝を・・・・という願いがありますね。

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いよいよ残り少なくなったワールドカップロシア大会。

敗れはしたものの、1998年以来、最も世界に近づいた日本代表に拍手を送り、この経験を生かしてカタール2022への挑戦に向かって新たに進んでいってほしいものです。

スタッフを含め、日本代表の皆さん、少しばかりの間、良い夢を見させてくれて心から感謝します。

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 ロシアの皆さん、日本代表を応援してくれてありがとうございました!
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何とか最後の決勝トーナメントの1回戦2試合前にブログアップ、間に合いました(笑)。


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"Les Bleus" vs "La Celeste"(俄罗斯世界盃足球賽)

いよいよノックアウト・ステージが始まりました。どのチームも負けたら終わり。一次リーグよりも更にギリギリのところでの勝負が続きます。

 いよいよワールドカップも後半戦へ。意外と暑いロシアですが、熱い戦いが日々繰り広げられています。

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初日は「死のブロック」に入った強豪4チームが登場。フランス・アルゼンチン・ウルグアイという優勝経験国に欧州選手権を制したポルトガル。紙一重の差で勝負は決しました。

 南米では誰もが知っている「セレステ」というウルグアイ代表の愛称。チームの愛称のように澄み渡る空を彷彿させる快勝が続きます。意外と日本人には馴染みが薄いのですが、2度のワールドカップ制覇、オリンピック制覇、さらにはコパ・アメリカ大会最多優勝という古豪。前々回大会では久々の4強入り。
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僕の試合前予想はアルゼンチンとウルグアイの勝利。しかし、驚いたのはフランスの10番・19歳エムバペ(日本表記ではムバッペですが、フランス語読みで表記)のスピードと突破力。これほどまでとは思いませんでした。とにかくDFの裏に抜けるスピードと縦の切り裂くドリブルには目を見張りました。ベテランが揃うアルゼンチンはワールドカップでの経験値が豊富で、負けそうな展開でも老獪に守り抜くと見ていました。

 
 僕の予想を良い意味で裏切ってくれたフランス。一気に優勝候補になってきましたね。
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後半すぐに2-1とゴール前でのメッシからのボールをメルカドが見事な切り返しで入れたときには、このままアルゼンチンが粘り強く守り切るかなと思っていました。

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しかしながら、後半に入ってからもエムバペが躍動。何度もアルゼンチンDFの間を抜けて得点を予感させるのに十分でしたが、同点に追いつくと3点目・4点目と立て続けに直線的な動きでゴール。追いすがるアルゼンチンに引導を渡しました。

【2分でわかるロシアW杯】速い、若い、ヤバイ!エンバペは止められない!!/フランス x アルゼンチン(決勝T 1回戦)

 フランスチームの躍進に湧くサポーター。プタティニ、ジダンの時代から、やっとフランスサッカー待望の新しいスター登場です。エムバペにアルゼンチンDFが振り切られるシーンが何度も。恐るべき19歳が優勝経験をもつ強豪国対決に決着をつけました。
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アルゼンチンもアディショナルタイムに1点を鮮やかに入れて執念を見せましたが、最後は体を張ってファウルを恐れず守るフランスチームの前にゴールまで迫れず、メッシにもボールが届きません。アルゼンチンは2002年以来16年ぶりの1回戦敗戦となりました。

 久しぶりに8強に残れなかったアルゼンチン。メッシだより、さらには年齢の高さもあって若さとスピードのフランスの前には及びませんでした。
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試合は4-3の壮絶な打ち合いでしたが、プレーはまさにボールがよく動く世界水準。アルゼンチンはメッシを守備の負担から解放して1トップぎみに最後はボールを集めていましたが、若くて個人技もあるフランスが1対1のデュエルで競り勝つ場面が多く、経験でボールを動かすアルゼンチンに対して明らかに運動量で勝っていました。

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うーん、とにかくフランスには脱帽。あのエムバペの爆発力は驚異です。

2試合目は僕の予想通り、接戦を制したウルグアイの勝利。

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ただし、試合内容はやはり紙一重でした。ウルグアイの愛称は「La Celeste」。ブラジルとアルゼンチンにはさまれたこの小国は意外と知られていませんが、サッカーの伝統国。僕も北中南米担当で駐在していたときにモンテビデオなどを3度ほど訪れていますが、南米というよりはヨーロッパの雰囲気で治安も良く、南米の中では異色の小国です。

 ヨーロッパの香りが漂うモンテビデオ。これといった見所はないのですが、穏やかな雰囲気でエネルギッシュなサンバのリズムのブラジルや、やや暗さのあるタンゴのリズムのアルゼンチンとは違う明るい印象でした。国旗はアルゼンチンと似ていますが、太陽のデザインが異なり、国歌がとても長いことも南米ではよく知られています。
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ただし、国土はステップというか草原が多くてとにかく牛肉がうまい!人生で一番うまかったのはアルゼンチンのブエノスアイレスで定宿にしていた或るホテルの前のステーキ屋のアサードなのですが、いろいろな店を通した平均値はモンテビデオの方が高いような気がします。ただ、ヨーロッパの香りがあってもやはり南米で、マテ茶を好む人が多くて街に座り込んでよく嗜んでいる風景を見かけました。

 人生で一番うまかった焼き肉・アサード。ブラジルのシュハスコもいいんですが、岩塩と胡椒がきいていてとにかく美味い。アルゼンチンが本場ですが、ウルグアイはブラジルの南部三州(ドイツやオランダの影響がある)とアルゼンチンのスペイン文化が混合した独特の雰囲気があります。
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マテ、マテ、マテ。どこを見てもマテだらけ。マテ茶大国ウルグアイの秘密に迫る。

 こんなカップのような容器が街中で普通に売っています。きれいな模様のある木製は少し高くてお土産用でしょうか。スーパーはマテ茶コーナーがどこでも充実してます。ただ、僕らが飲むのはやはり行ったときだけになっちゃいますね。カップも持ってますが、実際には使っていません(笑)。
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 マテ茶は南米のブラジル南部からアルゼンチン北部に浸透してて、ブラジルのポルトアレグレなどでもさかんに飲まれています。ガウショ(放牧を管理するカーボーイ)の文化のひとつかなあ。木や金属で作ったカップのような容器にお湯を注いで飲むんですが、土産物の代表的なものでもあるかな。
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さて、試合ですが、壮絶なせめぎ合いの手に汗握る好ゲームでした。押し寄せる波のようなイメージのウルグアイに対してC・ロナウドを起点に縦に速くボールを入れ、遠くても積極果敢にシュートを打つポルトガル。その差を分けたのはシュートの精度だったでしょうか。

 ドイツ大会以来の4強入りに近づいたウルグアイ。弾むようなサッカーのリズムは南米と欧州のスタイルが融合したような躍動感があります。古豪復活に期待が集まります。半世紀以上ぶり、悲願の3回目の優勝はなるのでしょうか?
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ポルトガル戦でウルグアイ・カバーニのあげた2点はとにかく芸術的。美しいゴールでした。

これぞ、世界レベルというシュートでFWのスアレスとこの日、2得点をあげたカバーニの2トップは参加国中最高ではないかと思っています。1点目は大きなサイドチェンジでカバーニからスアレスへ、そしてスアレスのクロスは走り込んでくるであろうカバーニへ強く蹴り出され、そこに体を投げ出すようにダイナミックなヘッディングシュート。強烈なシュートはポルトガルゴールのネットを派手に揺らしました。

ポルトガルに1点追いつかれた後、中盤から出た横パスに対して中央に走り込んだFWスアレスはマークが厳しくシュートコースがないと見るとスルー。左サイドに走り込んだもう一人のFWカバーニがダイレクトで美しい弧を描くシュートをサイドネットに。どちらのシュートもサイドを効果的に使った広いレンジのサッカーで更にスピードもあり、青い波が押し寄せてくるような印象を受けました。

あの2本のシュートはコースも抜群で、どんなDFもGKも防ぎきれません。

2分でわかるロシアW杯】ウルグアイ スアレス→カバーニのホットラインで欧州王者を仕留める/ウルグアイ x ポルトガル(決勝T 1回戦)

日本時間では夜中の試合でしたので、LIVEを視られていなかった方も多かったのではないでしょうか。ぜひ、ハイライトをご覧いただくことをお勧めします。

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ポルトガルも攻撃の手を緩めず、迫力ある攻めでしたが、残念だったのはシュート精度が低くて大きくバーを超えるようなシュートが多く、枠内になかなか行かなかったこと。C・ロナウドもこの日はマークがきつく、流れるようなウルグアイの攻撃の前に沈んだというところでしょう。

 今回も優勝に届かなかったポルトガル。いつも優勝候補の一角なのですが。
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ウルグアイは一次リーグも3勝でレベルの高いサッカーをチーム全体で表現していましたが、今回のチームのポテンシャルは極めて高く、準々決勝の対フランス戦は目が離せない試合になりそう。やはり、打ち合いになる予感がしますが、両チームのFW勝負になるでしょう。ただ、ウルグアイのカバーニはポルトガル戦で脚を痛め、敵のC・ロナウドに肩を支えられながら途中交代。復調ができないとなるとフランス勝利の確率がグッと上がります。

 今回C・ロナウド選手が敵の歩けなかったFWカバーニ選手に肩を貸したシーンは壮絶な戦いの中での心温まるシーンでした。
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フランスのエムバペを止めることは今の絶好調の状態では難しいので、ウルグアイは2点ぐらいの失点は覚悟しないといけないと思います。焦点はウルグアイが堅調のFWの2人を中心に3点以上とれるか?そしてフランスDFが凌げるか?というところになると思います。

 総合力でフランスに勝るウルグアイ。少なくとも南米予選の結果通り、アルゼンチンよりも今回のウルグアイは力が上。十分に優勝を狙えると思っています。
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 個人技とスピードではウルグアイを上回るフランス。FWエムバペがウルグアイDFの裏をどれだけ取れるか?
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僕の準々決勝・フランスVSウルグアイはカバーニが復調ならば3-2でウルグアイの勝利。もし、カバーニが欠場または完調でないならば2-1でフランスの勝利と予想しています。

アルゼンチンはベテラン選手が多く、アルゼンチンの経験を運動量とスピードでフランスは上回りましたが、ウルグアイはチーム全体のバランスが良く、偏りがあったアルゼンチンより強いと見ています。アルゼンチンは4点取られましたが、ウルグアイは2点までかなというところと、コンビネーションで攻めるウルグアイFWを個人技頼みのDFではフランスは止められないのでは?という読みです。

 準々決勝は同じ青をチームカラーとするフランスとウルグアイ。熱戦になることは間違いありません。僕としては馴染みのあるウルグアイに頑張ってもらいたいところ。
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さて、4強はどうなるでしょうか?

今日はロシアVSスペインクロアチアVSデンマークが行われます。「赤」の日ですね。

スペインとクロアチアの勝利は固いとは見ますが、ただ、今回のスペイン代表は総合力が今ひとつの感じでロシアサポーターの大声援の前に沈む可能性があります。過去の経緯を見ても「無敵艦隊」スペインは強さともろさの両方をもっていて、取りこぼしもよくあるチームです。

 何となく消化不良気味のスペイン。ドイツ大会で優勝したときのような華麗さはあまり感じません。
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ロシアは地元開催の大声援による有利さをどれだけ生かすことができるかが鍵です。FIFAランキングは日本とともに決勝トーナメントに進んだ国の中で低位。開幕戦のサウジアラビア戦で大量得点を取って波に乗りましたが、強豪と当たるに連れて地力のなさも露呈してきました。ただ、スペインも今ひとつという状況なので、堅守速攻でスペインのポゼッションサッカーに対抗すれば、波乱も十分に起こりえます。

 FIFAランキングでは参加国中最下位のロシア。しかしながら一次リーグでは力強い攻撃サッカーを見せての決勝トーナメント進出。その勢いでスペイン撃破が成るでしょうか?
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もう一試合ですが、クロアチアの勝ちは鉄板と見ています。中盤を起点とした流れるような速い攻撃、二列目からの飛び出し、堅実な守備と大きな死角はありません。ただ、落とし穴があるとすれば「経験」。前半からとばしすぎたり、先制されてリズムを崩されたときにピンチがあるように思います。ただ、一次リーグで見せたサッカーをしていれば、自然と結果はついてくるのではないでしょうか。

 東欧勢が決勝に進んだのは遥か昔のチェコスロバキアの1回のみ。ベスト4どまりと言われている東欧のジンクスを覆すことができるのでしょうか?意外と決勝トーナメント1回戦の入り方によって今後の行方が見えてくるかもしれません。デンマークに苦戦するとなると・・・・・・。
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クロアチア優位は動かないでしょうが、もし、デンマークが勝利するとしたら今大会最高の中盤と僕が思っているクロアチアがポゼッションがあまりうまくいないよう、早いチェックを豊富な運動量でかけ続けたとき。

 かつてエルケアやラウドルップという名選手を排出して旋風を巻き起こしたこともあるデンマーク。南アフリカ大会で日本と一次リーグ最終戦で戦ったことも記憶にまだ残ってます。一次リーグでフランスと引き分けた守備力はクロアチアを封じることができるのでしょうか?
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もし1-1、0-0あたりで引き分けてPKへ・・となるとデンマークの思惑通りとなって、クロアチアが敗れる波乱もあるかもしれません。

 どこまで競り合えるかが焦点のデンマーク。今大会、絶好調のクロアチアに挑みます。同じのチームカラー。今日はスタンドが真っ赤に染まりそうです。チェックかクロスかの違いですから、わかりにくいですよね。
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僕のスコア予想は2-1または3-2でスペイン勝利、4-0または3-0でクロアチアの勝利と思っています。

さて、いよいよ月曜日から火曜日の深夜にかけてはブラジルVSメキシコベルギーVS日本の大一番。

いつもどおりスロースターターのブラジルはここからもう一段階ギアを上げて来そう。もし、勝っても日本との一戦で優位と思われるベルギー、さらにはフランスとウルグアイの勝者という難敵の連続。ネイマールにどうしても注目が集まりますが、試合を重ねる中でコミュニケーションを深めて最初は未完成なチームでも「才能の集まり」が決勝トーナメントで徐々に結実していくのがブラジル代表のいつものパターン。4回優勝のイタリアが出場できず、ドイツが敗れた今回、優勝回数を再び引き離す6度目の優勝を目指して「王国」のプライドをかけた試合が始まります。

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ベルギーは今回の一次予選で最多9得点を上げ、欧州予選でも10試合で43得点と爆発的な攻撃力をもっています。FWルカク選手をはじめ、どこからでも得点できる印象があり、最低2点の失点は覚悟しないといけないと踏んでいます。問題はそれを上回る得点ができるかどうか。攻撃に比べ、やや守備に穴があるベルギーに対して確実に少ないチャンスやセットプレーをものにしていかないといけません。ベルギーの優位は誰が考えてもゆるぎません。日本にとって8強入りは未知の世界。重い扉をこじ開けることを期待するしかありません。

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ただ、ベルギーは真っ向勝負の国。

イングランドは休養とカード回避のために主力を温存したベルギー相手に枠内のシュートは0本。2位抜けをしたかった節もあります。ポーランド戦の日本を痛烈に批判したBBSですが、イングランドも・・・と見ています。ただ、日本に引き分けてもらい、コロンビアVSセネガルが引き分けてもらって日本が1位通過してもらいたかった目算が崩れてしまったので批判を・・・とも思っています。

もし、日本がイングランドのブロックに入れば、日本は怖くない、勝ち上がっても欧州予選2位組のスイスとスエーデンの勝者ですから、イングランドは4強、うまくいけば決勝へと目論んでいたと思います。ただ、1回戦で強敵・コロンビアと当たる展開になり、初戦を突破できるかどうかという状況が生じてしまいました。

ベルギーもできれば「死のブロック」は回避したかったのでしょうが、イングランド戦の控え中心のメンバーは真っ向勝負に出てました。従って前がかりになるベルギーの裏を狙えば日本にもチャンスがあるのではないでしょうか。4-3とか5-4の壮絶な打ち合いになると面白いかも。

果たして勝利の女神はどの国に微笑みかけるのでしょうか?

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成功出線淘汰賽(俄罗斯世界盃足球賽)

連日のワールドカップ・ロシア大会。大陸でも全試合完全LIVEで放映していて寝不足の日が続きます。
学生時代、社会人とサッカーをやっていた僕としてはワクワクドキドキの日々です。重要な試合がある日はもちろん小娘の家への出入りを禁止、小娘用のリグライニング椅子で集中して視ています(笑)。

ただ、このブログらしく、武骨なプレー画像ばかりではなく、ネットに拡散しているワールドカップ2018のサポーター美女画像を起きながら、途中経過を綴っていきたいと思います。いつものように密林方式なのでご自身の判断で読み飛ばしちゃってくださいね。

1930年にウルグアイで第1回が開催されて88年、日本代表がワールドカップ出場の重い扉を開いてから24年。名選手の活躍や記憶に残る熱戦が歴史を刻んできました。

クラフト、ペレ、ベッケンバウアー、ケンペス、ジーコ、ロッシ、マラドーナ、ハジ、マテウス、ストイコビッチ、プラティニ、バッジオ、ジダン、ロナウド、ロナウジーニョ、ベッカム・・・・。そしてロシアでも伝説が創られていくのでしょう。


いろいろな意見があるとは思いますが、僕が個人的に最も印象に残っているのは1982年のスペイン大会。ジーコ、ソクラテス、ファルカン、セレーゾという黄金の四角形と言われたブラジルをイタリアのロッシが粉砕して優勝に導いた大会として知られています。



当時は一次、二次リーグ形式の24チーム参加で特にブラジル・イタリア・アルゼンチンの集まった二次リーグは記憶に残るものでした。若きマラドーナが才能の片鱗を見せながらも厳しいマークによるファウルで退場、一次リーグを何とか勝ち上がったイタリアがロッシの爆発でブラジルに勝利。さらに準決勝では西ドイツと初優勝を目指したフランスが激戦を延長まで繰り広げ、史上初のPK戦という手に汗握る展開でした。また、サッカー後進地域と言われたアフリカのアルジェリアが開幕戦で西ドイツを破り、チリをも破るという衝撃の登場。

この大会で若さを露呈したアルゼンチンのマラドーナが次のメキシコ大会ではイングランド戦での「神の手」「5人抜きゴール」など、伝説の大活躍をしたのも忘れられません。



今回のロシア大会、果たして優勝は?

大本命のブラジル、初優勝を目指すベルギーやポルトガルなどは? ここまで番狂わせや波乱を起こしながら一次リーグを終了し、いよいよクライマックスの結末へ近づいています。



 華やかに開幕したロシア大会。ロシア美女の登場にも目が注がれますね。
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昨日ですべて一次リーグが終了。まずは日本がともかくH組を2位で突破しました。
ファウル数は出場国の中で最小。ファウルをせずに止めることの地道なプレーが実を結びました。

日本、ファウル数は全出場国中最少。フェアプレーポイントに救われ2大会ぶり決勝Tへ【ロシアW杯】

 ドイツが史上初の一次リーグ敗退。アルゼンチンブラジルポルトガルスペインなども苦しみながら勝ち上がって来ました。FIFAランキング通りにいかないのがワールドカップ。
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何がなんでも結果を出していくことが西野監督の強い信念だったのでしょう。かつてアトランタオリンピックの予選リーグの初戦でベベットなどがいた強敵ブラジルを1-0で撃破して「マイアミの奇跡」を起こして2勝1敗で終えたものの、ブラジル・ナイジェリアとの得失点差で3位となり、予選リーグ敗退。その経験が「何がなんでも予選リーグを突破する」という執念になっていたと思います。

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どんなに良い戦いをして、「結果」が出なければそれは「金星」「奇跡」「まぐれ」という言葉がついてまわります。西野監督の視線はとにかく予選リーグをどんな批判をあびようが突破し、決勝トーナメント1回戦でぶつかるイングランドかベルギー(今はベルギーに確定)を想定して、そこで日本サッカーの成長と真骨頂を世界に見せようと考えていたのだと思います。

「あぜん」「ギリギリの判断」日本の戦いぶりに各国

そのためにはまずは決勝トーナメントに進むことを第一優先したと思います。

それは先発のメンバー6人を変えるという点にも表れていました。カードを1枚もらっている長谷部選手と乾選手を先発させず(この試合でもし、またイエローをもらうと次の試合に出られない)、守備的な掃除屋・山口蛍選手を起用。さらに人に強い槙野選手をセンターバックに入れ、本来はDFでサイドバックの酒井(高)選手をMFにコンバートして、守備を中盤で強化しました。運動量があり、スピードのある原口選手を休ませ、トップには前線でプレスをかけ続ける岡崎選手を大迫選手と入れ替えるなど攻撃より守備を重視する布陣でした。

最初からロースコア狙いで、まずはセネガルとの得失点差を考え、「失点しないこと」を第一義にして試合に臨んだのではないかと思います。0-0,1-0,0-1を想定していたんじゃないかと。攻撃には縦パスが効果的な柴崎選手を中盤に残し、決勝トーナメント1回戦で使いたい大迫選手・乾選手・香川選手・本田選手・長谷部選手は温存して代役として宇佐美選手と武藤選手を攻撃の核として先発させたのではないかと見ています。

セネガルVSコロンビアは日本としては最も避けたかったのはこの試合が引き分けに終わること。

ポーランドに日本が敗れた場合、どちらかが勝ってくれないと一次リーグ突破はならない状況でした。セネガルが勝てば問題なく2位でいけるのですが、コロンビアが勝った場合の判断が難しく、日本が得点できず、ポーランドに最小失点の0-1で敗れた時、もし2-1というスコアでコロンビア勝利となると総得点でセネガルが上回ることになって日本が3位という展開。まさに薄氷を踏む難しい駆け引きと他会場の結果を見ながら采配しなければいけませんでした。

日本は前半、ポーランドの攻撃を予定通り凌ぎ、コロンビアVSセネガル戦も拮抗していて0-0。開始早々セネガルのマネ選手が倒れるものの、PKがVAR判定で覆るという状況も発生。前述したようにセネガルがコロンビアにとにかく勝てば日本がポーランドに負けても2位通過となるのですが、試合はともに膠着。判断の難しい状況が継続します。

 FIFAランキングでは最も上位で期待されたポーランド。セネガル、コロンビアに連敗して早々と決勝トーナメント進出の目はなくなってしまいました。しかし、勝ち点なし・未勝利では終われないというプライドが日本を苦しめました。
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後半14分、まだ早い時間に日本がポーランドに課題のセットプレーから先制を許し、0-1となると状況は緊迫。その時はまだ、コロンビアVSセネガルは0-0でした。そのため、セネガルVSコロンビアが引き分けると日本が3位となり、日本は引き分け以上の結果を出さなくてはいけない状況に追い込まれていきました。そこで、動けなくなった岡崎選手に替えて大迫選手、好調の乾選手を投入せざるを得なくなり、彼らを温存してポーランドに勝てなくても、最低限、引き分けに持ち込むというプランが崩れていきます。

 先発6人を入れ替えてこれといった攻撃もあまり見られず、守備的に戦った日本。課題のセットプレーからポーランドに見事なボレーシュートを決められて窮地に立ちました。
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同時進行のこの2試合で先に失点したのは日本で、このときセネガルとコロンビアは0-0。どちらも攻撃せずに引き分けで両チームが決勝トーナメント進出(コロンビアは勝ち点で日本と並んでもポーランド戦の3-0の点差がきいて得失点差で有利)ということもできました。

しかし、助かったのはコロンビアが1位通過をかけて勝ちきりたいというゲームプランがあったと思われることです。それは勝って1位突破していかないと決勝トーナメントで「死のブロック」に入ることになり、これを避けたかったという事情がきいていたのではないかと思います。もし、コロンビアが一次リーグ突破(2位)でも良しとしていたら、日本がリードされている状況を踏まえて双方とも引き分け狙いの試合展開になっていた可能性は否めません。

セネガルは引き分けでも日本が敗れれば1位突破(勝ち点5)でしたが、勝ちきりたいコロンビア(勝てば勝ち点6で1位、引き分けだと勝ち点4で2位)との勢いの差が後半の終盤あたりから、徐々に出てきたように感じました。セネガルはある程度、引き分けでも良い(1位通過)と考えていたはずです。いつものような攻撃の迫力がなかったのは、その思いがあり、敗戦のリスクを負ってまで無理に攻めようとはしていなかったように僕の目には映りました。

しかし、3チームには大きな意識の差がありました。前述したように引き分けでも良い日本とセネガル、勝って1位通過をしたいコロンビアの差がゲームを動かしていったと思います。

すなわち決勝トーナメント進出をまずは目標とする日本とセネガルに対し、コロンビアの目標はさらに上にあって、1回戦でともに今大会好調のベルギーかイングランド、勝っても順当ならばブラジルという組み合わせで、南米のコロンビアは何としても早い段階でのブラジルとの対戦を回避したかったはず。ここに今回の大きな隠れた要因が潜んでいました。

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ただ、幸運だったのは勝ちへの執念を燃やすコロンビアが後半29分にゲームプラン通りコロンビアが1点を先制したこと。これでまた、ポーランドに0-1で負けても日本が2位で通過できる(カードの差)状況ができてきました。問題はセネガルがアディショナルタイムを含め、残り15~20分の間に追いつけるかどうかということ、さらに日本がこれ以上失点しないことが焦点になっていきます。

点を取りに行ってカウンターをくらってポーランドに2点目を献上することだけは絶対に避けなければいけません。また、攻撃すれば激しくボールを取りにいくことでカードをもらう可能性もありますから、「フェアプレーポイント」で勝ち上がるためにこれも避けなくてはいけません。

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 大量のサポーターがロシアに集結したコロンビア。日本VSコロンビア戦ではスタジアムが黄色に染まりました。しかし、日本はコロンビア戦でハンドに助けられて、優位に試合を進めて勝ち点を得、さらに一次リーグ最終戦ではコロンビアのセネガルに対する勝利に結果的に救われました。
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ここで西野監督は思い切った判断をします。セネガルは1点を守りにでるコロンビアに追いつけないと。

繰り返しますが、コロンビアはとにかく決勝トーナメントの厳しいブロック(アルゼンチン・フランス・ウルグアイ・ポルトガル・ブラジルなど)には入りたくないことから1位通過をひたむきに狙い、残り時間から2-1での勝利は難しいことから西野監督は1-0での勝利をコロンビアは守備的に試合を進めて目指すと読んだのだと思います。

後半37分に温存予定だったキャプテン・長谷部選手を投入し、0-1の敗戦を受け入れてカードの差で2位通過をするという薄氷の采配を選択します。長谷部選手は手で「2」の合図を送り、「カード」をもらわないこと、失点しないことをチームに浸透させ、後方でのパス回しを10分間を日本チームは行います。

 最後はコロンビアVSセネガルの結果に委ねられる形になった日本。首位になって決勝トーナメント・死のブロックを回避したいコロンビアの勝利への執念に救われました。
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ボルゴグラートの好試合を見に来た観客からはもちろん大ブーイング。しかし、グループリーグ敗退が決まっていても、最低限の勝ち点と勝利でプライドを守ることができるポーランドもボールを積極的に奪おうとせず、日本の意向を無言で受け入れる形になりました。

かつて1982年のワールドカップスペイン大会で西ドイツとオーストリアが両チームの1次リーグの同時突破を目指して「無気力試合」で1-0の談合試合を行い、大きな批判を浴びました。それ以降は同時刻に一次リーグの最終戦を行う形となりましたが、ネット時代の現在では即座に他会場の結果がわかるため、それを見ながら試合を進めることが十分にでき、駆け引きの要素が大きくなっています。

 他会場の結果をスマホで確認しながら・・・・。目の前の試合よりも日本のサポーターにとってはサマラのコロンビアVSセネガルの動向が気になることが多い状況でした。
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今回の試合の議論はかつて夏の高校野球全国大会(甲子園)で明徳義塾高校が当時星稜高校4番の松井秀喜選手を5連続敬遠して勝ったときの世論の雰囲気にも似ています。

「ルールの中で勝つ」ということは僕は批判を生むことではなく問題はないと思いますが、「意識」や「気持ち」というもの捉えるとやはり、すっきりしないという感じは残ります。スポーツマンシップという言葉を持ち出せば「あれはないよね」「そんなにまでして勝ちたいか」となるのはよくあることです。個人的にはもちろん、すっきり勝つか引き分けるかしてもらいたかったですし、西野監督もピッチ上の選手も当然ながらそう思っていたでしょう。しかし、先制されてしまった・・・・・・。

次につなげることの大切さは時としてその犠牲を払ってもルール内ならば、やむを得ない選択として考えていくことも必要だと僕は思っています。とにかく次に進まなければ全て終わってしまうのですから。

また、ポーランドが世界の中でも特に「親日国」でもあること、自身が負けたセネガルよりも日本が決勝トーナメントに進んだ方が良い(決勝トーナメントに進んだグループ上位のチームに勝ったという既成事実とセネガル戦は3位のチームなのに運が悪かった)という考えもあったのではないかと思っています。コロンビアだけではなく、批判されることはわかっていたにもかかわらず、つきあってくれたポーランドにも日本は助けられました。

 ポーランドは世界の中でも有数の親日国。サポーターも好意的に映りました。敗戦を受け入れて一次リーグの勝ち抜けを目論んだ日本に対しても無理にボールを奪おうとせす、最後の10分は両国のサポーターがサマラで行われているコロンビアVSセネガルの行方をスマホで見る場面が続き、ロシアの観客は大ブーイングでした。
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西野監督の読みは的中、コロンビアは必死の追いつこうとするセネガルの攻撃を防ぎきり、無理に2点目を前掛かりで取りにいくようなこともせず、1-0でコロンビアが勝利しました。サッカー偏差値の高い南米チームの決勝トーナメントを見据えた戦いの前に経験の少ないセネガルは駆け引きで負けた面もあります。

結果的に日本は「恥をかきながら」も予選突破を何とか果たしました。
過去に何度も辛酸をなめたワールドカップの経験が日本を決勝トーナメントに導きました。

 ワールドカップ史上、初めて「フェアプレーポイント」の差で涙をのんだセネガル。彼らの失意を日本代表は無駄にしてはいけません。最後のアフリカの砦として果敢に戦い抜いたセネガルに拍手を送りたいです。
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ロシア紙「サッカーばかにした」=日本-ポーランド戦で-サッカーW杯

いろいろな意見はありますが、僕はこの試合の進め方で日本のワールドカップ偏差値が高くなった(サッカー偏差値ではない)と見ました。確かに0-1の敗戦を故意的に受け入れることは選手のプライドを考えると決して好ましいことではありません。試合後に監督をはじめ、選手は「不本意」ではあったことを語っています。

しかし、予選リーグで敗退していたら、もっとバッシングはあったのではないかと。少なくともコロンビア戦、セネガル戦で日本は高いパフォーマンスを見せ、世界を驚かせていたのですが、コロンビア戦は相手が早々に退場になって、10人対11人で戦ったことによるフロックと言われることになっていたと思います。

南米や欧州の経験をもつ国は「とにかく勝つ」ことを第一義にいろいろな駆け引きをするのがワールドカップ。日本も大ブーイングに耐えながらも、この厳しい状況を乗り切ったことは「ワールドカップで勝ち上がるのはサッカーの力量だけではない」ということが見て取れた試合でした。



日本代表はこの試合で劇的に変わりました。たくましくなりました。

何が何でも真っ向勝負が美徳、潔く戦って討ち死にも辞さないという古来からの日本人の価値観を大きく変える戦い方でした。ドーハの悲劇で無理に攻めてワールドカップの初出場を逃し、アトランタオリンピックで2勝したにもかかわらず、決勝トーナメントに進めなかった20世紀の日本代表。

21世紀に入り、海外でプレーする選手が増え、ワールドカップの経験を重ねて、やっと「世界で勝し上がるにはどうすればいいか」「身体能力や技術で秀でていない日本が欧州や南米の中に入ってどう勝ち抜くか」というところに気付いたのでしょう。日本の文化である「勝負での潔さ」「どんな状況でも全力で立ち向かうことが美徳」という価値観は重要ではありますが、それにこだわり続けていたら結局、負けてしまうことに。

リードをされているチームが攻撃せず時間を稼ぐという光景は普通はありえないこと。

セネガルが追いついていたら大批判という声がありますが、「セネガルは追いつけず、コロンビアは1点を時間から死守する」と西野監督が見切ったのは僕が思うに「賭け」ではありません。各チームの状況と戦力、意識を読み尽くした分析活動を徹底して行ったからこそできた「日本サッカー界の総合力」による勝ち上がりへの緻密な計算があったからだと思います。試合としてはつまらなくても「日本の価値観の変化」として見た場合、エポックメイキングな歴史に残る一戦だったと評価しています。

時間稼ぎのパス回しに批判も…大迫勇也「GS突破のためには普通のこと」

でも大きな批判を受け、恥をかいてまでのの一次リーグ突破は価値があるのでしょうか?

そのすべては決勝トーナメントの1回戦・ベルギー戦にかかります。

 全勝でのトップ通過に湧くベルギーサポーター。FIFAランキングは3位でドイツが敗れた今、欧州の最強チームであることは間違いありません。普通に考えれば日本が勝つ可能性は極めて厳しいです。
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優勝候補と目されるベルギーは屈指の攻撃力を誇る強敵。FW・ルカク選手を中心の波状攻撃を抑え、少ないチャンスをものにできるかどうか? ここでこのポーランドとの試合の価値が決まると思います。そのためにあえて批判されることがわかっていても西野監督はリスクの多い選択と戦術を行い、主力選手を温存したのですから。

先発は大迫選手・乾選手・原口選手・長谷部選手・香川選手などに戻し、さらにGKも替えて中村選手にするのでは?と見ています。川島選手はポーランド戦ではファインセーブもありましたが、不安要素は大きく、もし、またミスが出たら言い訳ができないこともあり、ここまででお役目御免。そのあたりの伏線もあって中村選手にGKはするのではないか(負けたときに経験不足とコメントできる)と思っています。

 コロンビア戦でゴールを決める大迫選手。結果的にはこの勝利が大きかったですね。前線でボールをしっかり収められる大迫選手の出来に期待がかかります。
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ベルギー戦での僕の先発予想は(継承省略)次の通り。システムは4-2-3-1

GK 中村  
DF 右:酒井(宏) 左:長友  センター:槙野(ルカクとのマンツーマン)と吉田  
ボランチ 柴崎(攻撃的)  長谷部(守備的)
MFサイド 左:乾 右:原口  トップ下:香川
FW 大迫


交代はもし日本がリードする展開なら 原口か乾アウトで岡崎(コンディションはどうか?)と山口蛍、香川アウトで本田でしょうか。前線から動き回って守備をする岡崎、前線でためをつくれる大迫に本田を加えるという感じでしょうか。

もし、リードされているとしたら、山口蛍ではなく宇佐美の投入でしょうか。FW武藤はポーランド戦で良いはたらきがあまりなく、西野監督が好むタイプの宇佐美を入れて攻撃を厚くすると予想しています。

昨日は、日本との対戦国が決まるベルギーVSイングランドも駆け引きが見え隠れする試合でした。

多分、ベルギーは2位突破を目論んでいたのでしょう。ルカク選手、E・アザール選手をはじめ、主力選手を温存して休ませる9人の入れ替えをし、控え選手中心でイングランド戦に臨みました。さらに決勝トーナメントの戦いを見据えて怪我をさせない・カードをもらわないという意味合いも強かったと思います。

 サッカーの祖国・イングランド。一度だけの優勝後はなかなか好結果を残すことができません。控え中心のベルギーに破れたものの、比較的楽なブロックに入りました。
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ベルギーは主力を温存し、2位通過でも良しとしていたと思いますが・・・・・
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しかし、1回戦は難敵・コロン。日本と当たってとりあえずは8強を確保し、ブラジルなどの強豪伝統初優勝を目指す対抗のベルギーは1位通過すると先程述べたブラジル・ポルトガルなどが揃う「死のブロック」に入り、日本には勝てると見てるでしょうから、その先のブラジル(メキシコに勝つと予想)戦はできれば避けたかったと思います。ブラジルに勝ってもフランス・アルゼンチン・ウルグアイなどの優勝経験国やC・ロナウド選手を要するポルトガルなどの中からの勝者と対戦になり、困難な道が待っていると予想されます。ブラジル戦でかなり疲弊するでしょうし。

しかしながら、昨日の注目の一戦では意外にも発奮した控え選手がイングランドを上回って1-0で勝利し、壮絶な「譲り合い」の試合はベルギーの意向とは異なる結果になったように僕は思います。少なくともベルギーの監督は1位通過でもあまり喜んでおらず、厳しい表情でした。日本に負けることはベルギーは想定していないでしょう。

これらのことから日本の名誉はこの決勝トーナメント初戦「ベルギー」戦に委ねられましたと思います。

勝利の女神はちゃんと見ていて、サッカーの力量ではなく、采配と駆け引きで決勝トーナメントに進んだ日本に比較的与し易いイングランドではなく、難敵ベルギーを対戦相手に選びました。

イングランドは優勝まで行くのは厳しいと思われるところもあり、まずは前述したように8強までは確実にいきたいと思っていたでしょう。H組の中で「一番1回戦で当たりたいのは日本」と表明し、「コロンビアとは最も当たりたくない」とコメントしていました。

 できればコロンビアと対戦したくなかったイングランド。果たして8強入りは?
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BBSは日本のポーランド戦の戦い方を世界のメディアの中でも最も痛烈に批判、ベルギーにもし日本が勝つようならば、ベルギーの控え選手に敗れた自分たちのプライドも傷つきますから、日本が大敗するように期待しています。

 初優勝を狙うベルギー。欧州予選の強さそのままに好調を維持しています。さて、この難敵に日本はどう挑むのでしょうか? 世界を驚かせるサッカーをしてもらいたいものです。
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ドイツを史上初の予選リーグ敗退に追いやり、メキシコを救った韓国もここぞとばかりに日本のポーランド戦を強烈に批判。16強入りはしなくてもプライドは韓国はあるぞという感じですね。「恥ずかしい日本の決勝トーナメント進出」という論調が日韓関係の状況もあって強いですね。

 一次リーグ最終戦でドイツを葬った韓国。前回の優勝国は一次リーグで敗退するというこのところのジンクスはドイツも破れませんでした。韓国はかなりこの勝利で溜飲を下げたでしょうね。
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<W杯>安貞桓氏「韓国は美しい敗退、日本は醜い16強入り」


昨日で一次リーグは全日程を終了しましたが、感じたのはやはりサッカーは「欧州」と「南米」だということ。アフリカやアジア、中米のサッカー偏差値はなかなか上がりません。

アフリカ勢はナイジェリアとセネガルが決勝トーナメント進出への期待がありましたが、ともに南米勢のアルゼンチンとコロンビアに土俵際で破れて敗退。モロッコやチュニジアもヨーロッパ勢に善戦しましたが、勝ちきれず、エジプトについてはサウジアラビアにも敗れて期待はずれとなってしまいました。

 ポルトガルに善戦、スペインに引き分けと食い下がったものの、勝ちきれなかったモロッコ。伏兵イランに初戦で敗れて波に乗れなかったのが結果的には痛かったところ。
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アジア勢もイランや韓国も勝ち上がれず、サウジアラビアは3-4位決定でかろうじてエジプトに勝利、オーストラリアも期待はずれに終わりました。中米勢は初出場パナマが経験不足を露呈して惨敗、コスタリカは前大会に続いて良いパフォーマンスを見せましたが、ブラジルにアディショナルタイムで振り切られ、かろうじてメキシコがドイツの敗退で決勝トーナメント進出という状況。アジア・アフリカ・中米で決勝トーナメント進出はコロンビアとポーランドに助けられた日本と韓国に助けられたメキシコがギリギリ2位で滑り込むという形になりました。

 スペインに善戦するものの、一次リーグ突破はならなった伏兵・イラン。
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 出だしはドイツに勝利して好調だったメキシコ。結果としてはメキシコが強かったのではなく、ドイツが期待はずれだったということでしょうか。スエーデンの底力の前に0-3で大敗しピンチになったものの、韓国がドイツを破るという波乱で唯一、北中米代表の中で決勝トーナメントに進みましたが、一回戦の相手はブラジル。厳しい戦いとなります。
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では決勝トーナメントの予想はどうなるのでしょう?


今度はノックアウトゲームが続きますから、各国のエースも必死で闘うでしょう。PKを失敗したメッシやC・ロナウドの活躍も楽しみです。メッシはナイジェリア戦で美しいゴールを流れの中で決めて復調気味。ネイマールも今のままでは終わらないでしょう。

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下図左側の死のブロックはサッカー強国が揃い、特に予想が難しいところ。ベスト8はメッシに復活の兆しが見られるアルゼンチン。スアレスとC・ロナウドの出来が左右しますが、チーム全体の調子をあげているウルグアイ、攻撃力が高いベルギー(日本が勝てるとしたらPK戦かな?)、コスタリカ戦以降ギアを上げているブラジルでしょうか。前回の雪辱を期するブラジルが大本命であることは間違いないと思います。

 王国ブラジル。ブラジル大会ではドイツに準決勝で大敗した雪辱に燃えています。余裕の戦いでは決してないものの、必死で闘うカナリア軍団はやはり底力があります。
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 クリックすると拡大します。試合日程と組み合わせ、日本のTVの放映予定。
ワールドカップロシア大会決勝トーナメント表

アルゼンチン&ポルトガル
Brasil & Belugium

日本は申し訳ありませんが、16強どまりかなあ。ただ、前述したように素晴らしいパフォーマンスは見せてポーランド戦の批判を一掃はしてもらいたいですね。

 頑張れ、日本! 多くのサポーターがベルギー戦での勝利を祈っています。祈りが通じるほど甘くはありませんが、せめて同点でPK合戦に持ち込めたらなあ。
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もう一方の右ブロックはロシアは地元の勢いはあるものの、総合力で勝るスペイン、チームとしての完成度が高いクロアチア、厳しい戦いを乗り越えてきた伝統国スエーデン、本来の調子を取り戻したコロンビアと見ています。

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多分、決勝トーナメント中の大一番は僕の予想では順調に勝ち上がると予想される、ブラジルVSベルギー。勝った方が決勝まで行くと見ています。

もう一方のブロックは攻守ともにバランスの良いクロアチアでしょうか。レアル・マドリードのMFルカ・モドリッチとバルセロナのMFイヴァン・ラキティッチも絶好調。旧ユーゴスラビア時代から地力がありましたが、そろそろ東欧勢がワールドカップを制しても・・・・と思います。

旧ユーゴ、ルーマニア、ハンガリー、ブルガリア、チェコスロバキア(現在は分離)、旧ソ連、ポーランドなど多くの大会でいいところまで勝ち上がっても優勝はなし。かつてユーゴスラビア分裂後、初出場で3位となったクロアチアに期待したいところです。

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ともあれ決勝までのクロアチアの優位は揺るがないと見ています。一次リーグの最終戦のアイスランド戦も先発を9人入れ替えて主力を温存して勝利。アイスランドも好チームでしたが、控えがそれをも上回る総合力を発揮しています。ただし、優勝できるかとなるとやはり難しいかもですね。ちなみにユニホームのデザインが一番良いと僕が思っているのがクロアチアのネイビーカラーのものです。シックでお洒落だと思うのですが。

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ここまでいろいろ書いてきましたが、ズバリ僕の予想は決勝・ブラジルVSクロアチア または ベルギーVSクロアチア。優勝はブラジルかベルギー。ベスト8のブラジルVSベルギーの結果によると思います。ブラジル優勝になるかなとは思うのですが、密かにベルギーVSクロアチアの決勝が一番見たいような・・・・・。まあ、わかりません(笑)

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しかしながら、日本人ではあるので日本代表が良い意味で大きく予想を裏切ってベルギーに勝利してもらいたいと心の底では思ってはいます。

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最後に僕個人が最も感銘したのはセネガルのシセ監督をはじめとする皆さんの立派な態度でした。選手の中には当然ながらある種の「やりきれなさ」があったと思いますが、シセ監督は「本音を言えば納得ができない」としつつも、まったく愚痴をこぼしませんでした。「ルールはルール」と語り、アフリカサッカーの良さを見せられたとしたものの、まだまだファウル数の多さを猛省し、向上すべき余地が多いと謙虚に述べた姿勢には感銘を受けました。

さらにセネガルサポーターは日本のサポーターが始めたと言われる会場のゴミ拾いも各会場で行っていました。セネガルはサポーターを含め、本当に素晴らしいチームだったと思います。

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日本は僅かの差で決勝トーナメントに進出できなかったセネガルのためにも、批判されるのをわかっていながらも1-0の勝利を受け入れたポーランドのためにも、ベルギー戦では恥ずかしくない、唯一残ったアジア代表として決勝トーナメントに進むべくして進んだと思わせるようなパフォーマンスを見せないといけないと思っています。

それこそが、今大会の日本代表のあるべき姿なのではないでしょうか。

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原点(平昌奥運)

物語としては出来すぎている。しかし、これは事実なのだ。

かつてシムソンズという映画が2006年にありましたが、あれは北海道の田舎町・常呂町の女子高生たちがオリンピックに出るまでの物語。それを地で行くどころか、越えてしまったのが今回の平昌オリンピックでのロコ・ソラーレ北見(日本代表)のハラハラ・ドキドキのメダル獲得劇でした。

英国の大手新聞社 "The Gurdians" は3位決定戦が行われた2月2め4日のLive web siteで次のように試合途中に報じています。

”they seem very happy with life, these Japanese curlers.
 If smiling was a winter Olympic sport, they’d be top of the podium.”


「この日本のカーラーたち、彼女たちはとても日々が幸せそうに見える。もし笑顔という競技がオリンピックにあったならば、彼女たちは表彰台のトップだろう」

 世界から絶賛された彼女たちのプレースタイル。アメリカのNBCは「彼女たちが笑顔を絶やさないのは笑顔が幸運をもたらすと信じているからだ」と伝え、ドイツのTVは「日本選手はいつも微笑みながらプレーしていて、本当にこのスポーツが好きなんだと伝わった。日本戦を観るのはいつも楽しかった」とコメント。何か、毎日あったカーリングの試合を見ているうちに知らない間に身近な女の子たちが楽しそうにプレーしているような錯覚に陥ってしまうロコ・ソラーレ北見の魔力は凄いです。
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平昌オリンピックが閉幕してから2週間。最多のメダルを獲得した冬季オリンピックの熱もそろそろ冷めてきた頃でしょうか。大陸では次回の北京に向けてのスキー場開発が進められており、僕の仕事仲間でもこの事業にかかわっている方々が結構います。

少しオリンピックに湧いた時期が落ち着いた頃ということもあり、ブログを綴ってみたいと思います。

66年ぶりの連続金メダルを獲得した羽生結弦選手、姉妹で5個のメダルを獲得した高木姉妹、努力と真摯な姿勢でついに金メダルを獲得した小平奈緒選手、怪我による恐怖を乗り越えて2大会連続の銀メダルをつかんだ平野歩夢選手などをはじめ、メダルを獲得はできなかったものの、全力でがんばる日本人選手や世界各国の選手の姿は記憶に残るものでした。

 カーリング女子3位決定戦とほぼ同時刻に行われた女子スピードスケートの新種目マススタート。初代の女王には見事に高木菜那選手が優勝、2個目の金メダルに輝きました。しかしながら、TV視聴率では圧倒的にカーリング女子3位決定戦が上回り、カーリング中継が専門性の高いNHKだったこともありますが、やはり注目度のちがいがあったのかもしれません。
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 他国で僕が最も凄かったと思うのはチェコのレデツカ選手。スーパー大回転では何と26番スタートという不利な条件の中、ソチの金メダリストを上回っての金メダル。さらにはスノーボードでも金メダルという異種の2競技で金メダルという大偉業。世界も驚きました。



そんな中で、メダルの色は「銅」でしたが、多分、最も日本人の心の琴線に触れたと思われるのは「ロコ・ソラーレ北見」の5人娘(本橋選手は既婚なので、少し失礼な表現かもしらえませんが、お許しください)でしょう。3位決定戦のTVの瞬間最高視聴率は42%にも達し、僕も大陸でネット中継でLIVEを見ていましたから、実際にはもっと多くの人が見ていたのではないでしょうか。

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「ロコ・ソラーレ北見」のメダル獲得には、日本人が最も心を動かされるような要素が多々ありました。しかし、どちらかというとマイナースポーツで、行われる地域も限定される「カーリング」という競技独特の要素もあると僕は思っています。

 
<カーリング競技と日本代表のもつ要素>

◯競技開催期間が長く、大会序盤から最終日近くまで、11試合もあったこと。さらに世界ランキングはあるものの、力が拮抗しており(実際上位ランクのカナダやスイスは予選敗退)、番狂わせや波乱も比較的多いこと。

◯1試合の試合時間が約2時間半程度であり、さらに1エンドで4選手が8投するため、野球やサッカーの試合のようにチャンスとピンチが入れ替わる瞬間が多く、なかなか先が読めないこと。

◯チェスや将棋、ビリヤードのように心理戦や駆け引き、頭脳戦という要素が非常に強いスポーツで、さらには氷の情況や気温、メンタルなどの要素が絡む割合が高く、不確実性の部分や偶然性の部分も結構あること。例えて言うならばスポーツではないけど「麻雀」に近いかも。

◯スピード感がなく、ゆったりとしたリズムで進むため、基本的なルールがわかればTVでは見やすい競技であり、また、「次にどこへ投げるか?」という予想を素人判断で考える面白さがあること。僕が思うに実際には見た目簡単そうですごく難しい競技(自分はやったことがないので想像)と言えるスポーツで、高年齢まで続けることができる生涯スポーツの代表格でもあり、老若男女楽しめそうな要素があること。

◯多くの大会で当然ながら、日程的なこともあり、決勝や3位決定戦が大会最終日近くのクライマックス近くに設定されていること。これは女子フィギュアスケートシングルとつくりが似ています。強いチームでも全勝や完勝は難しく、苦しみながら予選を突破しなければいけないので、星取り表を見ながら競技が進むこともあり、一発勝負ではない面白さもあること。

◯日本から優秀な選手を集めてつくる日本代表ではなく、強いチームがそのまま日本代表になるというカーリング競技における「コミュニケーション」の重視の日本代表選考のため、特に「コミュニケーション」がキモのひとつで、競技者がマイクをつけて会話がTVにOAされるという特殊性もあり、今回は小さな同じ街で育った選手たちで作った「ロコ・ソラーレ北見」の生の会話(そだねーがブレイクしましたね)などのやりとりの面白さが発揮されたこと。

◯試合途中でハーフタイムがあり、そこで各選手が栄養補給と作戦会議をするため、その様子もTVで中継され(日本代表女子はもぐもぐタイムとかおやつタイムでブレイクしましたね)、リアルな様子が伝わり、興味深いこと。

◯冬のスポーツでは数少ない「露出系」競技であること。ヘルメットやゴーグルで顔を露出することが多くはない冬季競技で最初から最後まで顔を出して、さらには会話までマイクでひろうという異例の競技なので、選手の表情や言葉、きっちりメイクして臨む女子選手などが興味深いこと。

◯上記の理由もあり、女子選手には英国(スコットランド)の美貌スキップ・ミュアヘッド選手をはじめ、美人選手が多く、ビジュアル的にもなかなか見ていて目の保養になることが多いこと。スイスチームやカナダチーム、スエーデンチームなども美女が点在し、なかなか他の競技とはちょっと異なった雰囲気があります。

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まあ、このようにカーリング競技には他のスポーツとは異なる側面が多くあることは確か。ただ、、これが広がるかどうかというと環境や物理的な条件が大きな壁でしょうか。一番の問題は競技施設が少なく、やる場所が限られるということと物品の高さでしょうか。石はスコットランド製で1個約10万円ですから、セットで約160万円、氷面をこするブラシは約2万円(モップの先のこする素材もルールで決まっている)、シューズ(片足が滑り、片足が滑らない)も約5万円と用具に非常に予算が必要なことです。

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従って、行政的な支援や協会の支援が欠かせないスポーツの代表格で、学校の授業に取り入れるなど、地域をあげて取り組んでいる北見市常呂町のような環境がないとなかなか全国に広がるというのは難しいように思います。用具を手軽な料金でレンタルできるような施設があること(言うなればボーリング場のような設備投資と用具の準備)が必要で、このあたりはどこでもちょっとしたスペースと手軽な用具があればできるブレイク中の卓球とは雲泥の差がありますね。

さて、話題を「ロコ・ソラーレ北見」に戻します。

彼女たちのメダル獲得は「多くの苦難や挫折を乗り越え、その真摯に努力する姿に神様が微笑んだ」という表現がぴったりでしょう。北見市常呂町で34年前にカナダとの交流でこの競技を知った小栗さんという方(すでに永眠されています。カーリングの父と呼ばれる方ですね)が、樽ビールのアルミケースやヤカンなどに水を入れて凍らせ、ストーン替わりにして野外の氷面で始めたのが日本でのカーリングのスタートと言います。

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まあ、僕が思うにモノ好きな親分肌のわがままオヤジだったんでしょう、いい意味で。物事の創成期には絶対に人には理解されなくても頑固にやり抜くみたいな人がいないとダメですよね。

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彼が強引にスカウトした子供たちがカーリングの面白さに惹かれて、競技を始め、この街は多くのカーラーを生み出す聖地になっていきます。しかし、その選手をサポートする環境がない。世界で活躍するためにはどうしても活動資金が必要であり、選手も競技に打ち込めるような経済的なバックボーンがないと当然ながら続けてはいけません。

そのため、企業チーム(現在は中部電力や北海道銀行、富士急などが知られています)や就業と競技生活を整える環境づくりをしていたチーム青森などに選手は流出、ロコ・ソラーレ北見のキャプテン・本橋選手もチーム青森でプレーし、2大会(トリノ・バンクーバー)連続でオリンピックにチーム青森のメンバーとして出場しています。

しかし、本橋選手は「カーリングの聖地」と呼ばれる自分の故郷でもある北見市常呂町から、なぜ、オリンピックに出られるようなチームがないのかという思いを強くし、24歳という若さでゼロから故郷のこの小さな街でクラブチームを創り始めます。最も大変だったのはその環境づくりでしょう。スポンサーを得るために彼女は足を運び、資金を集め、そしてメンバーもその熱意で集まっていきます。

ロコ・ソラーレ北見 公式HP
ロコ・ソラーレ北見 公式facebook

地元の高校や大学(何と鈴木選手は国立大学である北見工業大学の出身の理系女子)在学中の学生や社会人でチームをスタートさせます。更に北海道銀行でソチオリンピックに出場したものの、その直後に自由契約になって目標を見失っていた吉田知那美選手に声をかけ、中部電力でソチオリンピック代表の座をあと一歩のところで逃がし、失意に沈んでいたガラスの天才スキップ・藤澤五月選手を加えていきます。彼女たちはいずれも北見市の出身でした。

本橋選手の素晴らしいところは、地域に密着した継続的に愛されるチームづくりを目指したこと。そして自分も能力有るスキップでありながら、自分と同じポジションの藤澤五月選手に声をかけ、サポートに徹し、自分中心ではなく、チームの強さや魅力を徹底的につくろうとしたことです。もちろん、スキップであった本橋選手が妊娠中でプレーできないということはあったとは思いますが、戻れる状態になっても本橋選手はまとめ役やサポート役に徹していますよね。

チーム立ち上げの頃、スポンサ-依頼で訪れたある企業の担当者に「オリンピックだけじゃあ、だめなんだよな、長くいつも愛される応援されるチームじゃないと」言われ、彼女は原点に立ち返ることができたと言います。この話をされた担当者はどの企業の方かわかりませんが、企業人として当たり前ですが、本当に立派です。その精神が今のロコ・ソラーレ北見を育てて大きくしていったんだと思います。

 ロコ・ソラーレ北見HPにある彼女たちのPV。一過性の人気ではなく、これからも人気は続くでしょう。5人のキャラ立ちもいいですし、好きなタイプがそれぞれあるみたいな乃木坂やAKB48的な人気もありますね。


特に韓国で人気女優に似ていて大人気だったという藤澤五月選手、笑顔と話や場の雰囲気づくりがうまい吉田知那美選手が大人気ですね。まあ、もてる要素は冷たい感じの美人よりもやはり笑顔と愛嬌ということがよくわかります。

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吉田知那美選手は巨乳でも話題ですよね。「脱いだらすごいんです→本当は筋肉がすごいんですの意で言っていますが(笑)」というバラエティ番組の発言がニュースになるほどの人気ぶり。いろいろな出版社などから水着とかの写真集の企画がもちこまれそうですね(笑)。

 「カーリング女子 吉田知那美 「脱いだらスゴイです」 爆笑誘う」 いろいろな特番がありましたが、このバラエティはメダリスト以外の方もたくさん出演していて良かったです。男子カーリングチームもナイスガイが多くて、こんな奴らと一緒にプレーしたいと思っちゃいます。


吉田知那美選手はオリンピック準決勝の「ニッコニコニー」あいさつなどで更に好感度アップしています。さらにカナダ留学の経験から英語もかなりのレベルで話す彼女。競技の動画も再生回数が多いんですが、吉田知那美選手関連の動画はとても本数も多くて、再生回数も抜けてますよね。「カー女子嫌い」のTwitterタグも結構ありますが、明らかにやっかみ女子たちでしょう(笑)。

カーリング娘吉田知那美さんは【彼女にしたいアスリート№1】??
【にっこにっこにー♪】 吉田 知那美 挨拶まとめ【カーリング女子】
カーリング 女子 かわいいだけじゃなく吉田知那美は英語もできる

彼女たち、確かに明るく親しみやすく、私服センスもいかにも「田舎の素朴な子」という感じで好感がもてます。これはフィギュアのメドベージェワ選手と同じようにこの好感度と普通感にはオジサンはやられて、勢いで「ふるさと納税」しちゃいますね(笑)。

 ネッツトヨタ北見の携帯販売コーナーに勤務していると公表されている吉田知那美さん。大会参加などで忙しいこともあり、いない日が多いでしょうが、勤務日には契約が倍増しそうですね。
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カーリングの吉田知那美さんが私服姿も魅力的すぎる!?

 このところ、メダル獲得から日が経ってきて、オリンピックの試合よりも話題なのは大人気の藤澤選手と吉田知那美選手のどちらが彼女にしたいということでしょうか。あなたはどちらですか?スピードスケートの高木姉妹の菜那派と美帆派がオリンピック中のオシ話題でしたが、ロコ・ソラーレ北見の場合は人気がさらにアップしていて、最近は小柄で天真爛漫の鈴木夕湖選手や白ポチャ系の吉田夕梨花選手にも固有のファンが増えていますね(本橋選手は既婚なので、この話題には上りません)。僕が思うにはこれは帰国後の彼女たちのマスコミ対応やメディア露出でさらに好感度が上がっているからでしょう。
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ただ、彼女たちの場合は可愛さとか素朴さだけではなく、競技に賭ける姿勢や日々の姿が好感度につながっている側面は大きく、職場の同僚の方々のインタビューや街の人達の声がよく流れていますが、確かに愛されていますね。あまりにも人気が出すぎて、小さな街ですし、職場も露見しているのでストーカーとか暴走ファンには気をつけて欲しいものです。

それと彼女たちが方向を見失うことはないと思いますが、芸能人ではなくアスリートなので、やはり競技で勝っていくことが大切。国内には強いライバルもいるし、世界に目を向ければメダルは取れたけど強敵はいっぱい。しかし、今まで無料だったカーリング試合観戦を協会もやっと有料にしたり、今の彼女たちの好感度だったら間違いなく高額のCM契約が可能だと思います。スピードスケートなどに比べ報奨金総額が少なく、一生分に近い報奨米(全農さん、立派です)でしたから、この機会にスポンサーや資金集めをして、富裕団体ではない日本カーリング協会やカーリング全体の支援姿勢が高くなるといいと思います。

ただ、TVが伝えた彼女たちの可愛らしさ、「そだねー」に代表される素朴さも魅力ではありますが、当初からいた常呂町出身の吉田夕梨花選手と鈴木夕湖選手に、引退した2選手に替わり入った同じ常呂町出身の失意のオリンピニスト・吉田知那美選手と挫折で心が折れかかっていた天才スキップ・藤澤五月選手を加え、彼女たちが涙を何度も流しながら7年かけてついにオリンピックへの出場を勝ち取っていく姿は確かに心を打ちますよね。

決断、奔走、悲劇…7年の物語。カーリング「ロコ・ソラーレ」が平昌五輪を掴むまで

 平昌オリンピック出場決定試合の後のインタビュー。本橋選手の言葉が素晴らしい。失意を乗り越えて2回目の出場を果たした吉田知那美選手、挫折を乗り越えて念願のオリンピック初出場を果たした藤澤五月選手、それぞれの選手の思いが伝わる一言一言が胸を打ちます。敗れた中部電力は敵チームに移籍した藤澤五月選手に温かい対応を見せたこの試合はオリンピックへのプロローグでした。「ついに藤澤五月がオリンピックに行く」 アナウンサーのインタビューが素晴らしいです


このように故郷の小さな街でチームを立ち上げた本橋選手の下に4人の選手が集まり(今は2選手は引退)、そこに失意の吉田知那美選手と挫折の藤澤五月選手が加わって、舞台に物語の女優が揃っていきます。

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吉田夕梨花選手は医療機関(理事長が有名な馬主でスポンサーとのこと。早速「ソダネー」という馬名で持ち馬が競馬にデビューとのこと)、鈴木夕湖選手は体育協会、吉田知那美選手はネッツトヨタ、藤澤五月選手は保険会社、そして本橋麻里選手は主婦で子育てをしながら、地域の人の理解とサポートを受け、故郷に育ち、故郷に帰った素朴な娘達による物語の完結が近づいていきます。

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始まった平昌オリンピック。

出だしは好調だったものの、中国に延長で破れ、天王山の韓国(銀メダル)には延長で勝ったものの、実力国のカナダに破れますが、スウェーデン(金メダル)には数cmの差による奇跡的な逆転勝利で5勝目をあげて予選突破まであと1勝に迫ります。

【NHK】劇的勝利で過去最高の5勝目! カーリング女子予選リーグ<ピョンチャン>

日本中が「初めての予選突破!決勝トーナメント進出」と思っていたとは思いますが、プレッシャーなのか、強敵の英国とスイスに連敗して足踏み。しかし、スウェーデンによる援護射撃(同じ5勝を目指した中国・アメリカにスウェーデンが連勝して5勝に届かず)によって決勝トーナメントに滑り込みました。これほどのハラハラ・ドキドキ、平均台を歩くような競技展開はなかなかなく、あと一歩で終わりという場面がオリンピック終盤まで続いていきます。

しかし、勝てばメダル確定の準決勝で地元の大声援を受ける韓国にあと一歩のところで延長で破れて3位決定戦へ。

そして迎えたメダル獲得と表彰台を賭けた大一番の3位決定戦。ソチオリンピック銅メダルで世界ランク上位、さらにはカーリング発祥の地スコットランドが産んだ天才スキップ・ミュアヘッド選手のいる英国に勝てるかどうかというのはずっと大会初期からカーリング女子を見てきた日本人にとっては正直「肝心なところで勝ちきれない」という印象もあって、応援でフォローという雰囲気があったと思います。

試合は一進一退。第9エンドでミュアヘッド選手がミスをして日本は初めて待望の1点リードとなりますが、最終第10エンド、日本は不利な先攻。英国はここで1点とって同点になっても延長戦は不利な先攻となるため、最後の1投で2点をとりに来て逆転を狙うという作戦に出ました。その前の藤澤五月選手の最後の1投げはわずか3cm程度ですが、手前のストーンに接触したミスショットとなって、日本は絶体絶命のピンチでした。

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しかし、第9エンドでミスをしたミュアヘッド選手にも動揺やプレッシャーがあったのでしょう。彼女のショットがミスとなり、No.1ストーンが結局、日本へ。

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「ナンバー1は日本だ!」
「日本のカーリングはメダルをつかみとり、ついに表彰台に届きました」

という名アナウンスは、この平昌オリンピックで最も素晴らしいものでした。アナウンサーも解説も涙声でした。簡単には勝てないことはわかっていましたし、最後もピンチ。このオリンピックでは何度も窮地に立たされながらも、勝利の女神を味方につけて、ついに小さな街の手作りのチームがここまでたどりつきました。

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本橋選手がゼロからチームを立ち上げてからの7年半の苦難、本橋選手の夢を信じて故郷を離れず当初からメンバーに加わった吉田夕梨花選手と鈴木夕湖選手、失意や挫折を乗り越えて再起を期した吉田知那美選手や藤澤五月選手の努力。いろいろなものが結実した瞬間でした。金メダルではなかったものの、初めて「メダル」という形を残したことは「メダルの色」に関係なく、素晴らしい記憶に残る結果でした。

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【NHK】笑顔と「そだねー」と「おやつタイム」 戦いの軌跡 カーリング女子 <ピョンチャン>

カーリング女子チームの活躍は私たちにいろいろなことを教えてくれたような気がします。

自分の原点に立ち返ることの大切さ。
好きなことにかける情熱を失わないこと、失意や挫折があってもあきらめないことの尊さ。
地域連携やサポートのベクトルの向き。そしてそれに応えようと真摯にがんばる反作用の力。
チームで物事に向かうときのコミュニケーションの在り方や明るさ、前向きな気持ち。

ロコ・ソラーレ北見が日本代表として闘った平昌オリンピック。弱いわけではないけど、圧倒的な強さは世界ではなく、実際に世界ランクは6位。しかしながら、ギリギリのところで常に勝利の女神が彼女たちに微笑んできたように思います。

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冒頭に書いたように「物語としてはよく出来すぎている」この銅メダル獲得。ただ、7年半かけて本橋麻里さんが綴ってきたこの現実の物語はまだ、第1章が終わったばかり。これから彼女たちの本当の強さが試される年月が再び始まります。

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Медведева! Медведева! Медведева!(平昌奥運)

秋頃から後遺症の肝臓障害に苦しめられて著しく体調を崩し、入退院を繰り返しながら仕事をこなす日々が続き、休めばさらに仕事がたまって激務、激務となれば体を壊すという繰り返しが続き、再び長期にわたってブログを更新することができなくなってしまいました。申し訳ありませんでした。何とか旧正月休暇で持ち直し、やっと再び綴り始めることができるようになってきたところです。

この間、大陸のインターネット規制は一気に進み、多くの有料VPNも規制にかかるなどネット構築にも仕事の上からもやや手間取っておりました。新たなサーバーを立てるなどのイタチごっこのような対応が続いており、この国の情報鎖国化はもうどうしようもないレベルになってきているのが現状です。

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こんな状況で旧正月休みもどこかへ旅行に行くというレベルの体調にはなく、開催期間が重なった平昌オリンピックとこの道の第一人者と私が思っているDさんのご指導の下、大陸直播(以前、ご紹介した大陸のFC2LIVEのようなもの)を視て日々、穏やかに暮らしておりました(笑)。大陸直播も日々、事情が変化しており、その状況はブログで少しまとめたいと思っているところです。

さて、冬季オリンピックもいよいよ後半、羽生結弦選手と小平奈緒選手の金メダルで一気に盛り上がってきました。フィギュアスケートとスピードスケートの複数同時メダル獲得などをはじめ、平野選手の連続銀メダル、原選手のモーグル男子初メダルなどの若い世代の活躍も素晴らしいですね。

平昌オリンピック メダル

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ただ、韓国側の運営やいろいろな噂はいつも通り、影を落としています。中国はショートトラックで過去多くのメダルを獲得していて、お家芸のひとつなのですが、それを上回るのが開催国・韓国です。しかし、中国選手が前半で反則による相次ぐ失格をとられ、さらには韓国選手が失格となって繰り上げ銅メダルになったカナダ女子キム・ブタン選手への非難中傷の好意など、いつもながらこの国が開催するスポーツ大会は政治的国家的な策略的な匂いがするものになってしまいます。今の日中韓関係の状況を改善していくためには・・・・と思うのですが。

韓国・中国・日本
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 北朝鮮の美女応援団。南北の融和に一役かってはいますが、情宣活動としては成功?

しかし、韓国で国際大会が開かれると極めて残念なことですが、どうしても2002年ワールドカップサッカー日韓共催大会の時のポルトガル・イタリア・スペインを韓国が破ってベスト4になったときの国際的非難をついつい彷彿させてしまいますね。いろいろな噂がつきまといます。


今回の平昌オリンピックにおいても真摯な小平奈緒選手自身が「いつもとスタートの状況がちがったのでフライングしそうになった」とコメントしていますが、他のレースに比べ、1秒近くスタートをずらされたり、カーリング女子も後半の予選の山場にもかかわらず、ストーンを磨かれて状況が変わりトップ近くを快走していたスエーデンや日本などが混乱していつの間にか韓国がトップに立つという状況になってきています。スキー・スノボ会場のコンディションの悪さ(気温や風)などを含め、完全にアウェーで闘っているという状況が各国の選手ともありますね。

 平昌オリンピック会場近くの謎のオブジェ。さすが韓国、やってくれます。
平昌オリンピック オブジェ

金メダルが有力視されるスピードスケートのパシュート女子予選でもエース高木美帆選手が予選でフライングかと思って一瞬立ち上がってしまうなどの影響が残っているようですが、この種目をはじめ、何とかいろいろな状況を乗り越えてスノボのビッグジャンプや複合ラージヒル、女子カーリングなどのメダル獲得を期待したいものです。

さて、やや体調がまだまだ本調子ではない中、今日ブログを書くモチベーションになったのはいよいよ大会の花・女子フィギュアスケートシングルが明日から開催されることです(笑)。日本選手にもちろん期待はしていますが、やはり今回は個人資格で参加しているロシアのメドベージェワ選手に尽きます。さらには新星のザギトワ選手の演技も見逃せないところ。

メドベージェワ
(写真:毎日新聞社・手塚耕一郎氏撮影)

 青い女王・ネドベージェワ選手。怪我を乗り越え、復活の世界女王。団体では圧巻の世界最高得点。
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 赤い妖精・ロシアの新星美少女スケーター・ザギトワ選手。2人の金・銀は皆が期待するところ。
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 ロシアの誇るツートップ、メドベ&ザギトワ。何色になるかはわからないけど、メダルは確実?
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ネドベとザギトワの頂上決戦

多分、僕が思うに今回の平昌オリンピック、日本人以外の外国人選手で最も日本人が応援しているのが、メドベージェワ選手なのではないでしょうか。当然ながら日本選手も応援とはなりますが、以前の浅田真央選手のような絶対的な強さはないだけに「疑似日本人化」している愛称・メドちゃんに親しみをもっている人・金メダルを願っている人はとても多いと思います。

ザギトワ選手はどちらかと言うと15歳ながらセクシーな雰囲気ですが、メドベージェワ選手は三枚目的なキャラ(日本のTVバラエティー向き)なところも多く、性格が可愛らしいという感じでしょうか。

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ロシア人でありながら極めて親日的、日本アニメ(セーラームーンコスプレでエキシビジョンを踊ったのは有名ですよね)やお米をはじめとする日本食が大好き、日本語であいさつしたり、簡単な日本語を話したりするなど、お茶目で明るく可愛い努力家とくれば、もう好感度は抜群でしょう。僕のようなおじさんたちもこれは普通、サポートしちゃくなっちゃいますね。日本企業からCMのオファーなどもこれから舞い込みそうです。

さらには平昌オリンピックの事前合宿も日本の新潟で行い、フリー団体終了後も大会期間中にもかかわらず速攻で韓国脱出してシングルまでの期間を新潟ですごすなど、もう「ロシア国籍・新潟県代表」という雰囲気ですね。歓迎の新潟市長も目尻が下がりっぱなしです(笑)。
 

メドベージェワ・ザギトワ「絶好調」 新潟で合宿


 韓国開催オリンピックなのに日本・新潟を選んだロシアチーム。日本人としては狭い了見ながら嬉しいことですね。自国を好んでくれるのは日本人の平均値の高さを選んでくれたことと思います。
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 合宿地の新潟であいさつするロシアフィギュアチームの選手団
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新潟で合宿を行なったロシア選手団も空港でのロシア語の横断幕の出迎えやロシア国旗による出迎え、温かいもてなしやおいしいお米をはじめとする食事や水、快適な環境にすごく感謝したと伝えています。

 団体戦を終えて、シングルまでの間、すぐに快適な日本・新潟に戻ったロシア女子。さすが過ぎる親日ぶり。これはもう新潟県民は応援するしかないだろうね。

メドベ再来日

日本のバラエティ番組「体育会TV」にも出演してそのコケティッシュな魅力を発揮するなど、いまや日本では日本人以外なのに特集がつくられるという異例の展開ですよね。

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Медведева in Kyoto
(画像:フジテレビ・HEROS)

2017年6月18日OA 舞妓メドベージュワ 日本観光

 2017年の5月に出演した体育会TVで魅力爆発。本家の指原よりもうまい?!


2017年5月27日 メドベージェワ in 体育会TV

 体育会TVでゲームに勝ったときにおねだりしたのが、何と「回転寿司」。これはおじさんなら普通にまいる。こんな外国人が来たら、回転寿司おごっちゃいますよね(笑)。番組での今田耕司もメドちゃんのフリの時はとても尺が長い。気持ちはよくわかる(笑)
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はじめての回転寿司

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 平昌オリンピックの女子シングルを前につくられた特集。日本のTVが外国選手のドキュメントを大会期間中につくるというのは異例の展開でしょう。もう、日本人の多くに愛される存在になってますよね。


日本という「第二の故郷」と彼女が呼ぶ地で多くの温かい日本人の声援に支えられながら調子を整えたメドベージェワ選手。韓国のヒロインであるキム・ヨナを超える存在としてきっと大会の花になってくれると思います。男子フィギュアシングルの金メダリスト・羽生結弦選手とも大変、親しいと聞きます。申し訳ないけど多くの期待はできない日本女子選手に替わって「羽生・メド」の金メダルで飾って欲しいと願っています。

メドベ&羽生

いよいよ大会も終盤に。がんばれ日本!

そして、フィギュア女子シングルでは今度は「クマのプーさん」ではなく「セーラームーンのルナちゃん」がたくさん投げ入れられるといいですね。

メドベ&ルナ
ネドベ セーラー

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MLB Championship,Let's cheer!(我的意思)

体育の日の前後のスポーツの秋が始まりました。かつては10月10日だった体育の日は前東京オリンピックの開会式の日で晴れの特異日としても知られていますね

いよいよ今日からNPBのクライマックス・シリーズが始まります。サッカーも日本代表のニュージーランド戦・ハイチ戦とテストマッチが行われ、新たな選手起用を繰り返しながら代表メンバーの選考を進めるハリルホジッチ監督のワールドカップに向けてのプランニングが進んでいますね。

さて、MLBはいよいよワールドシリーズに向けての地区代表+ワイルドカードのディビジョンシリーズが終了、リーグチャンピオンシップシリーズがナ・リーグ、ア・リーグとも熱く繰り広げられています。

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まずナ・リーグでは新興チームで初のワールドシリーズ進出を目指したナショナルズは2勝3敗で昨年のチャンピオン・カブスに屈しました。同じく新興チーム同士が闘ったワールドカードシリーズを勝ち抜いたダイヤモンドバックスも久しぶりの進出を目指しましたが、ドジャースにスィープされて敗退しました。

 連覇を目指すカブス。初のワールドシリーズ進出を狙った難敵ナショナルズを退けました。
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 ダルビッシュ投手・前田投手の活躍が期待されるドジャース。この名門球団も1988年以来、もう30年近くWCから遠ざかっています。
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ア・リーグは最もWCから遠ざかっているインディアンズがワイルドカードを勝ち上がってきたヤンキースによもやの敗退。特に2勝してから第3戦目でヤンキースの田中投手に抑えられて、そこから3連敗という完全に流れを変えられてしまうという短期決戦ならではの結果となり、去年に引き続いてのワールドシリーズ進出はなりませんでした。そしてもう一方はレッドソックスを接戦で下したアストロズが悲願の初のWCを目指して勝ち上がってきています。

 田中投手が苦手とするアストロズ打線。MLBの中で最も古い歴史のある屋根付き球場・アストロドームが有名だったアストロズは、ナショナル・リーグからアメリカン・リーグに移った珍しい球団でも知られています。カルフォルニア超特急のニックネームがあったエンゼルスのノーラン・ライアン投手を獲得し、活躍したこともよく知られています。エンロン・フィールド(現在はミニッツメイド・パーク)での快進撃はポストシーズンも続くのでしょうか?
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 ワイルドカードから勝ち上がってきた名門ヤンキース。やはり伝統の力は侮れません。
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僕は毎年、MLBのポストシーズンを楽しみにしていますが、最も心に残ったのは2001年のワールドシリーズ。この年の9月11日、NYで忘れもしないアメリカ同時多発テロが発生しました。NYで駐在していた僕らの知り合いの方も命を落とされ、TVを見ながら愕然としていたのが、忘れられません。

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あのWTCビルが崩落する・・・・・。日本の家の居間にはWTCビルをバックに撮った写真が飾ってあり、「こんなことがあっていいのか」と怒りを憶えたのが忘れられません。3機目はワシントンのペンタゴンに衝突、4機目は乗客の方がテロリストたちと闘って自らの命と引き換えに農地に飛行機を墜落させて、さらなる被害から救ったという心動く後日談もありました。



2001年のワールドシリーズはこのテロの影響もあり、11月にずれ込むという最も遅い開催になりました。当時のMLBはNYヤンキースの近年における一番の全盛時代であり、1998年~2000年にかけてWCに3年連続で輝き、3年間を通じて2敗しかしていませんでした。前年にはNYメッツとの地下鉄シリーズを制しています。日本人初のヤンキース所属選手となった伊良部秀輝投手(故人)もこの時代の少し前(1997~1998)に在籍していました。ポストシーズンでもアスレチックスに2連敗の後、3連勝。有名なジーターの奇跡のカットプレーで知られていますよね。

テロ後のNYの復興シンボルとしての追い風もあり、ヤンキースがWCを勝つだろうという声は日増しに強くなっていました。その通り、この年のヤンキースは奇跡的な勝利を重ね、勝ち続けていきます。

 この頃のヤンキースは無類の強さを誇っており、WCも三連覇中、最強と言われた2001年のSEAマリナースもポストシーズンで破っており、ヤンキースの4連覇は誰もが堅いと思っていました。
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2001年のナ・リーグはSEAマリナースがイチロー選手の活躍が本格的に始まった年で116勝のシーズン最多勝利を上げるなど、ア・リーグチャンピオンシップシリーズでNYヤンキースを破るのではないかという下馬評もありました。しかし、NYのテロから立ち直るためのシンボルとして闘うヤンキースは強く、ア・リーグチャンピオンとしてワールドシリーズに4年連続で勝ち上がったのです。

 この年のマリナースは本当に強かったのですが、ヤンキースの前にポストシーズンで敗退。未だにWCの栄光に輝いたことがない8球団のうちのひとつです。
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対するナ・リーグチャンピオンはARIダイヤモンドバックス。当時ナ・リーグはATブレーブスが名投手マダックスなどの投手王国を築いていて1991年から10年連続という黄金時代を築いていました。

 MLBで最も古い歴史をもつブレーブス。1990年代には黄金時代を築き、14年間連続地区優勝という輝かしい歴史をもっています。しかし、当時のブレーブスはなぜかワールドシリーズへの道は拒まれることが多く、新興球団にもよくポストシーズンで敗れるという不思議なチームでした。
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いつもポストシーズンでは勝てないブレーブスは、1997年にはワイルドカードで出場した新興チームのFLマーリンズ(現MIAマリーンズ)にも破れていました(この年、マーリンズは球団創設5年目でWCになっています)。2001年も球団創設4年目の新興球団・ダイヤモンドバックスにあっさりと敗退していました。

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2001年のワールドシリーズは強い思いをもったヤンキースの圧勝と誰もが予想していました。

しかし、アリゾナは元々温暖な地で州都フェニックスはMLBのスプリングキャンプがはられる野球のさかんな所。さらには意外かもしれませんが、アメリカでは6番目に大きな都市でボストンやマイアミ、シアトルよりということもあり、この地に誕生した新球団は熱烈なファンのサポートを受けていました。

 現在はチームカラーが渋めのレッドに。チームの象徴ガラガラヘビをDのロゴデザインにしています。熱烈なファンが多く、チーム力も安定している感が強いです。今やMLBの有力球団ですね。
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 新興球団最速の4年目でWCに輝いたダイヤモンドバックス。地元ファンの熱烈な応援とRally-Backsによるチアは有名です。全米で最も野球熱が高い地域のひとつ。
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2001年ワールドシリーズはダイアモンドバックスの本拠地・Bank One Ballpark(現在は命名権のある銀行の合併でChase Fieldに変更)で開始され、まずは好調の打線が爆発し、下馬評を覆してヤンキースから2勝をあっさりあげます。

 駅から至近距離、開閉式ドーム、プールサイドテラスなどのMLBの中でも屈指の良い環境と言われるチェイス・フィールド。行ったことがないのですが、一度は行ってみたいですよね。
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特にこの時期のダイヤモンドバックスにはトレードで獲得した右腕のカート・シリング投手(後にレッドソックスのバンビーノの呪いを打ち破った血染めのソックスは有名ですよね)とMLB歴代2位・左腕の三振王ランディ・ジョンソン投手という2枚看板のMLBを代表する大エースがおり、全盛時のヤンキースでも簡単には攻略できませんでした。

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しかし、NYに戻った2001ヤンキースはテロを乗り越えようとする強いNY市民の願いもあり、さらには始球式には消防隊員のフリースを着たブッシュ大統領が登場して気持ちでワールドシリーズを闘っていきます。先に2勝された不利な状況から劇的なサヨナラ勝ちをするなど再びダイヤモンドバックスを3連勝で打ち砕き、WCに王手をかけていきます。

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 2001年、テロ災害時に大活躍したNY消防隊のフリースを身に着け、当時のブッシュ大統領が始球式でヤンキー・スタジアムに登場し、一気にシリーズの流れはヤンキースに傾きます。
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 この時のヤンキースには名手ジーター選手も全盛でした。しかし、最後の第7戦ダイヤモンドバックス・ゴンザレス選手の放ったサヨナラヒットは無情にも遊撃手ジータ選手の頭を越えていきました。
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地元で3連勝し、4連覇に王手をかけた最強ヤンキースに立ちはだかったのがダイヤモンドバックスの両エースでした。フェニックスに戻ったダイヤモンドバックスは第6戦をランディ・ジョンソン投手で勝利すると決戦となった第7戦にもう一人のエース、カート・シリング投手を先発させます。

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これに対してヤンキースも堂々と対抗、8回終了まで2-1でリードを保ちます。しかし、ダイヤモンドバックスは8回から前日投げたばかりのランディ・ジョンソン投手を1点ビハインドながらリリーフに投入、チームの士気を高めていきました。

そして9回裏に2001年のセーブ王・ヤンキースの守護神リベラ投手から同点に追いつき、最後はゴンザレス投手のサヨナラ・ヒットという劇的な逆転勝利。ダイヤモンドバックスは3-2で勝ちきって球団創立最速記録の4年目でWCに輝きました。

 MVPを右腕・左腕の両エースが分け合うという異例のシリーズでした。
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 2001年、アメリカでの同時多発テロがあった年のワールドシリーズ。テロで崩れた街の再興と連覇をかけた歴史ある伝統球団ヤンキースと野球には熱い思いがあったものの、MLB球団がなく悲願の新球団が創設されてできたダイヤモンドバックスとの壮絶な闘い。名選手が躍動する名シリーズでした。これは第7戦のフルムービーですが、試合開始前の国家演奏と最後の8回~9回はぜひ見て欲しいです。超満員のBank One Ballparkでのフェニックス市民がダイヤモンドバックスを応援する姿は鳥肌が立ちますよ。


さていよいよ各リーグのチャンピオンシップシリーズの熱戦の火蓋が切られました。残った4チームは奇しくも全米の大都市第1位~第4位のチーム。ニューヨーク、ロスアンゼルス、シカゴ、ヒューストンという大都市のファンをバックにするチームばかりです。僕の希望ではそろそろヒューストンアストロズの初優勝を見たいなあと思っています。

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ワールドシリーズの個人的な希望はアストロズ VS ドジャースですね。ドジャースの日本人投手2人の活躍する姿も見てみたいのとドジャースも長い間、WCから遠ざかっていますからなりふり構わず闘ってくるのではないかと思っていて、白熱の好試合が期待できるかな。

ヤンキースは田中投手がいますがワイルドカードでの勝ち上がりなので、やはりシーズン通して勝ってきたアストロズにがんばってもらいたいですね。打のアストロズ対投手力を含めた守りのドジャースのワールドシリーズがやはり面白そうです。カブスは昨年、念願のWCに輝いたので、今年はアストロズに譲ってあげて欲しいな(笑)。

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ただ、どこのチームが勝ち上がったとしても感動する、心に残るような試合を期待したいと思っています。長い歴史があるMLB。きっと今年も名勝負が繰り広げられるにちがいありません。

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有夢別放棄~夢をあきらめないで(我的意思)

時間はもう6時半過ぎ。快晴の中、やってきたはずなのに気がつけばもうナイターになっていました。

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「ねえ、第2試合は何時から?お腹減っちゃったから、何か買ってくるね」

「20分後の6時50分頃から始まるっていうアナウンスがあったから、すぐだよ」

「ちょっと様子見てくる」

そう言って彼女はスタンドから売店のある通路の方へ行きました。しかし、ものの10分もしないうちに帰ってきてしまいました。

「ちょっと大変、すごい人でさあ、山手線みたいなんだよ。ご飯買うどころじゃなくて、球場の外にもいっぱい人がいて、入れろ入れろって怒鳴り合ってる、ちょっと怖いよ。とりあえずトイレだけ、男女兼用で汚いけど速攻で行ってきた」

確かにこの日の川崎球場は異様な興奮に包まれていました。

 今はなくなってしまった川崎球場。ライトスタンドが狭い独特の球場でした。右打ちが得意な落合選手がロッテ時代によくライトにホームランを放っていた印象があります。
川崎球場

パ・リーグはずっと西武ライオンズが強くて他の球団は身売りの噂やフランチャイズの移転の噂が毎年のように出ている状況で、事実、この10月19日には何度も巨人と日本シリーズで名勝負を繰り広げた阪急ブレーブスオリエンタル・リース(当時はまだ、あまり聞いたことがない企業でした。今は押しも押されぬ大企業のオリックス)に球団移譲するという事態となりました。

Braves & Bluewave

関西の老舗球団、南海ホークスもこの日の翌日にロッテとこの川崎球場で福岡ダイエーホークスへ変わる最終ゲームを行う予定になっていました。

ホークス変遷

事実上1988年はパ・リーグにとっては大激震が走った年でバブル経済の終焉を予感させる関西の電鉄企業によるプロ野球事業の撤退が現実化していました。新しくオーナーになった企業もリース業や流通業といった時代の経済状況を映す形になっていて、21世紀に入り、インターネット時代に入るとソフトバンク楽天DeNAといった情報産業や媒体企業へオーナーも変化していきました。

 今の若い方々にはまずわからないでしょう。クラッシックシリーズで復刻版ユニホームを身に着けた選手が登場して各球団の歴史を知るという感じでしょうか。
南海・阪急女子

 時折、クラッシクイベントでBs GirlsがBravesやBluewaveのかつてのユニホームで姿を現します。クリックすると拡大しますので現代的なオールドスタイル?を御覧ください。
Braves Girls BS

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 Bs GirlsのBluewave Ver。ブレーブス➜ブルーウェイブ➜バファローズと変遷していきました。


1年前にはNYで株が大暴落し、その後も世界経済の不調が始まり出していて、僕も赴任していたNYから帰国、バブルが弾けかけ始める不安定な時代の足音が聞こえ始めてきていました。

 今は全て無くなってしまいました。南海ホークスの本拠地・大阪球場阪急ブレーブスの本拠地・西宮球場、そして近鉄バファローズの本拠地だった藤井寺球場と日生球場。僕は全て行ったことがあるだけに郷愁の思いがあります。西宮球場はすごく当時にしては近代的でさすがブルジョア阪急という感じでした。それに対して大阪球場は難波のど真ん中でいかにもミナミという雰囲気でした。
大阪と西宮、藤井寺と日生

 「野球場へゆこう」 今は姿を消した球場とNPBの歴史を。各球団のチアが彩りを添えます。


そんな状況下の中、パ・リーグのお荷物と言われ、唯一日本一になったことがない近鉄には弱き者が必死になって揺るぎない強者を倒すような構図があり、「判官贔屓」的な色彩も強くあったような気がします。ミナミよりもさらに南の河内のイメージで、スマートというよりヤンチャ、管理野球ではなく自由奔放、そんなイメージでした。広岡監督、森監督ときっちりした野球で黄金時代を作った西武に自由人の仰木監督が率いる我の強い職人軍団が挑むといった感じもありましたね。

 近鉄を応援している女の子自体が少なかったし、野球ファンそのものが女性の少ない時代でした。そんな中で近鉄を知っていて贔屓にしている子は南大阪のヤンキー系とかアクセサリーギラギラとか、そんなイメージが少なからずありました。
近鉄ギャルママ

そうこうするうちに第二試合の開始が迫ってきました。スタンドはもう、立ち見まで出る超満員でただでさえ、キャパのない川崎球場でチケット販売や入場門の警備も適当な雰囲気でしたから、この日の対応ははっきり言ってまったくできていませんでした。とにかく混乱。指定席側でもカオスでしたから、外野席や内野自由席(応援席)はもっとだったと思います。とにかく主催者側もこんなに客が入ることはかつてなかったのでしょうから。

「でもさあ、選手、大丈夫なの?高校野球より過酷じゃない?」

「うん、でも最後の力を振り絞って闘うと思うよ」

「ロッテ、負けてくれないかなあ、みんな平和に終わるじゃん、ロッテ勝っても何もないし」

「いやいやロッテもプロだから、意地もあると思うよ。本拠地でビジターチームに胴上げされるのは屈辱だもんね。特に最下位だから、本当にダメ軍団とか思われるのはやっぱり嫌でしょう?」

「そうだよね、一応、プロだし」

「特に落合っていう三冠王を三度とった選手がセ・リーグの中日にトレードで移って、その中日がセ・リーグでもう優勝を決めてるんだよ」

「ねえ、三冠王って何?」

「打率と本塁打と打点のすべてでリーグのトップをとることさ」

 
ロッテ時代に最年少三冠王、そして三度の三冠王に輝き、1987年に牛島投手らと1対4の大型トレードで中日に移った落合選手。よく実際のプレーを見ましたが、彼のロッテ時代、ガラガラの西宮球場で外野の屋根を超える特大のホームランを見て本当にすごいと思った記憶があります。1988年は中日の若き星野仙一監督が就任2年目でセ・リーグを制覇しており、日本シリーズの相手は西武か近鉄かという状況でした。
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「へえ、落合ってすごかったんだ」

「うん、その後を継いだ4番バッターが高沢という選手で、今は打率がパ・リーグでトップなんだよ。でも不調でさ、このところ打ててない。、第1試合もノーヒット」

「そうか、ここで連敗して優勝されたらロッテも落合さんだけのチームって思われちゃうよね。落合さんが行った中日が優勝してるし。高沢さんも落合さんの代わりは務まらなかったって思われてダメ出しされちゃうよね、ファンから」

「うん、だからロッテの選手もプロとしてのプライドがあるから、一生懸命やって拍手もらえる高校野球とはちょっと違うかもね。やっぱりプロは結果出さなきゃいけないから」

「第2試合、目が離せないね」

「近鉄は連戦で体もボロボロだし、驚異的な精神力で9月に勝ってきたから、この試合は気持ちと気持ちの勝負になると思うよ。どちらも負けられない」

「えーっ、もう試合が始まるよ、間隔なさ過ぎ、何これ?過酷すぎるよねえ」

記憶ではアナウンスの試合開始予定時間よりも早く始まったように思います。6時43分プレーボール。
ロッテの先発は首都大学リーグの日体大で活躍した若い園川投手。一方の近鉄もルーキーの高柳投手。どちらも生きのいいピッチャーを起用していました。

「ああ、ホームランだあ、何やってるの、高柳!」

ロッテの外国人選手に先制ホームランを浴びた高柳投手についさっきまでは名前も知らなかったはずの彼女が声を荒げています。にわか近鉄ファンそのものですが、この日の近鉄は人の心を動かすものがありました。しかし、近鉄は好投を続ける園川投手をまったく打つことが出来ません。試合は投手戦で膠着状態のまま中盤を過ぎました。依然、点数は1-0でロッテのリード。

「ダメだあ、近鉄。全然打てないよ。もっと応援いるかな?私もちょっと気合い入れる」

「今日は第1試合の小川投手といい、すごくロッテのピッチャーがいいよ。でも高柳投手も踏ん張ってるから1点勝負だね、これは」

※ロッテの小川投手はこの年のオールスターで五者連続三振を記録、投球回数よりも三振数が多いという記録を当時作るなどの素晴らしい好投手でしたが、2004年、プロ野球界出身者初の強盗殺人事件を起こしたことでも知られています。この10.19のゲームは後にいろいろな人間ドラマが交錯することになったことでも「伝説」の一戦でした。

そうこうしているうちに試合が動き始めだしました。海を渡ってやってきた助っ人オグリビー選手がタイムリー!やっと好投していた園川投手から1点を取り、近鉄が追いつきました。そして同点のまま、回はラッキーセブンの7回へ。このあたりからテレビ朝日は当時の編成部長さんの大英断で連続ドラマの開始を遅らせ、続いてこの日のOAの中止を決断したと言います。

 第2試合は6分頃から。TV朝日の編成部長の大英断の舞台裏。僕は現場で見ていたのでTVのことはまったく知らなかったのですが、後日知ったところによるとスポーツ中継では日本TV史上かつてない異例の番組変更とCMなし放送に。今の社会状況では考えられません。熱くLIVEを伝えようとしたTVマン、ニュースステーションの久米宏さんなどの心意気が伝わってきます。



「近鉄、打たないかなあ」

「園川投手がいいからね、連打は難しいかも・・・・」

「がんばれー、近鉄!絶対に負けないでー」

応援席は声を枯らさんばかりの大声援。狭い川崎球場では地響きのようになって球場全体を揺るがさんばかりでした。彼女もそれに合わせて声援を送っています。

そしてその時、ベテランで金村選手の代役・吹石選手がレフトスタンドにホームラン!さらに若い真喜志選手も続けと言わんばかりにライトへ連続ホームラン!ついに近鉄は3-1とリードをします。

 この時にホームランを放った地味ながら、いぶし銀の働きをした吹石選手の娘さんがモデル・タレントの吹石一恵さん(福山雅治さんのご夫人)。1999年巨人OBとのメモリアルゲームの始球式にお父さんへの思いのある、かつての近鉄バファローズのユニホームで登場しました。この時のキャッチャーはお父さんの吹石徳一さん。
吹石一恵

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「やったあああああ、出たじゃん、ホームラン」

彼女も飛び上がって喜んでいます。思わず僕も彼女と抱き合ってしまいました。横に座っていた方ともハイタッチ。スタンドはもう優勝が決まったとばかりの大興奮に包まれていました。

吹石一恵と吹石選手

 同点から生まれた金村選手の代役で出場したベテラン・吹石選手の起死回生の勝ち越しホームラン。今季第2号という脇役のホームランでした。見ていた僕らも飛び上がって喜んだのを憶えています。続く、若い真喜志選手も連続ホームランでこのときはもう勝ったと思っていました。
吹石ホームラン1
吹石選手のホームラン

「これで近鉄、優勝だよね!?優勝するよね!?」

「うん、大きく優勝に近づいたよね、僕もプロ野球の優勝シーンを見たことないんだよ」

しかし、この試合はそんなに甘いものではありませんでした。ロッテのプロとしての誇りが近鉄をこの後、苦しめていきます。そして7回裏。

「えー、ホームラン打たれちゃったよ、これで3-2かあ?、また危なくなってきたよ」

「うん、高柳投手も若いから、プレッシャーかな?」

彼女が心配そうにマウンドを見つめています。もう、トイレや食事どころではありません。続くバッターにも打たれて近鉄はリリーフの切り札・吉井投手を送り出しました。状況はツーアウトながらも三塁にランナーが・・・・。

「どうか、打たれませんように・・・・・・」

彼女が手を合わせて第1試合同様、祈り始めました。しかし、その思いは届かず、西村選手が鮮やかなタイムリーヒットを放ち、ついに試合は再び3-3の振り出しに戻ってしまいました。

「ねえ、二試合目も引き分けじゃあ、だめなんでしょ?延長はあるの?」

「近鉄はとにかく勝たなきゃいけないんだよ、勝たなきゃ・・・・・・」

「延長はあるけど、時間制限があるんだよ、4時間。時間が過ぎたら新しい回には入れないんだ」

「そっか、でも近鉄はミラクルあるからね、きっと」

彼女の思いが通じたのか、8回についにブライアント選手がライトに勝ち越しホームラン!本当に稀に見るシーソーゲームで手に汗握る展開となりました。

「この後はさっきの若いエースだよ、何だっけ、そう阿波野」

「うん、それしかないかな。でも疲れてるし、気力で上回れるといいけど。とにかく祈ろう」

8回からは第1試合に続いて仰木監督は阿波野投手をリリーフに送りました。虎の子の1点を守るために。異例の一日二登板でした。スタンドから耳をつんざくばかりの「阿波野コール」の大声援が飛び交う中、阿波野選手はマウンドに向かいました。ロッテのバッターは四番の高沢選手。

阿波野2試合目

阿波野投手は得意のスクリューボールで空振りをとり、高沢選手をツーストライクと追い込みました。

「高沢さん、不調だから大丈夫だよね」

「でも、首位打者だからなあ、さっきも久しぶりにしぶとくヒット打ったし、甘く来たら打たれるよ」

その予感通り、高沢選手は甘く入った阿波野投手の決め球・スクリューボールをライナーでレフトスタンドへ運び、再び試合は4-4の同点に。スタンドは悲鳴、そして僕と彼女はもう、呆然・・・・・。

高沢選手ホームラン

 高沢選手のまさかの同点ホームラン。スタンドの誰しもが悲鳴の後、沈黙しました。打たれた阿波野投手は元より近鉄の野手も本当にがっかりしていて、僕らも言葉を失いました。何か高沢選手がダイヤモンドを一周する時間が長くて、スローモーションを見ているような感じだったのを憶えています。
高沢選手
高沢選手のホームラン

「なんで、なんで、ここで打つのよ!不調なんでしょ!」

「うーん、さすがだよね、やはりここで打てるのは本物のリーディング・ヒッターの証拠、すごい」

そして、試合は9回へ。ロッテは次々とエース級を繰り出し、ベテランアンダースローの仁科投手をマウンドへ。ノーヒットノーランもう一歩(9回2死まで)という記録を二度もつ先発完投型のピッチャーなのにリリーフに送る有藤監督の勝利にかける執念の采配でした。

しかし、逆境の中、名手・大石選手が二塁打を放ち、再び近鉄は勝ち越しのチャンス。ここで登場した去年の首位打者・新井選手が三塁ライン際へ鋭い打球を放ちました。しかし、これをいつもはショートの守備の名手・水上選手が何とサードでファインプレー。チャンスは潰えてしまいました。このプレーは三塁側の内野指定席に座っていた僕たちの目の前で起きました。一塁審判のアウトという手が上がった瞬間、彼女が手で顔を覆いました。もう、スタンドは騒然、悲鳴という状況でした。

ファインプレー
水上選手

「セーフじゃん、セーフじゃん・・・・」

「どうして取るの?どうして取るの?完全にヒットと思ったのに・・・・・・・」

「すごい、すごいよ。ロッテの選手。高沢選手にしても今の水上選手にしても・・・・」

もう、言葉が出ない時が流れていきます。大歓声と溜息が交錯して、気持ちが大きく揺れる。こんな一球一球にしびれるような試合は初めて見ました。どちらもプロとしての誇りをかけて全力で手を抜くことがない姿でした。近鉄の奇跡を信じたい、しかし、奇跡はやはり奇跡なのか?そんなに簡単に日常的に奇跡を起こしてはいけないと立ちはだかるロッテの選手たちの強い気持ちも素晴らしいものがありました。

そして回は9回裏に進み、ヒットと送りバントのエラーでノーアウト一塁二塁の大ピンチに。一打出ればロッテのサヨナラというシーンとなりました、僕らのまわりの近鉄ファンは皆、悲鳴に近い大声援、そして手を合わせて祈るばかり。誰もが心配そうにエースの阿波野投手を見つめています。

その時、牽制球で二塁ランナーがアウト!

「やったああ、アウトだあ!」

「あれ、でも、あれ?ロッテの監督?出てきたよ、どうして?」

「うん、守備妨害があったんじゃないかと抗議するんじゃないかな」

「全然、大丈夫じゃん、あんなの。おかしいよ」

球場はさらに異様な雰囲気になってきました。「有藤、引っ込めー」「時間伸ばしするな!」といった怒声が次々とグランドに向けてとんでいます。スタンドは再び怖くなるような雰囲気に覆われました。

抗議

「ねえ、延長はどうなるの?」

「4時間を超えると新しいイニングに入れないから、これはある意味、時間伸ばしの戦術かもね。だってプロだから、いろんなことやるよ」

この時、決して人前で大声などを出したことがない彼女がすくっと立ち上がり、周りの怒声と一緒に怒鳴り始めました。

「監督、早く帰ってー。早く!早く!」

僕もこんな彼女は初めて見ました。一生懸命、奇跡を信じてプレーする近鉄の選手たちに残された時間はあとわずか。彼女もやはり奇跡を信じたいのでしょう。そして、それが人間なのかもしれません。

抗議は終わったものの、ロッテのチャンスは続き、ツーアウト満塁。

祈り

「もう、だめだよ、これ・・・・・・」

「阿波野、がんばって・・・・・・」

彼女の祈りは極限に達していました。最初はまったく見るつもりもなかったパ・リーグの試合。でも、今はすっかりそこで繰り広げられるドラマに入り込んでいました。普段は「お腹すいたー」「喉乾いたー」などとひっきりなしに言う彼女がすべての気持ちをグランドだけに集中させていました。バッターはやはり甲子園で活躍した好打者・愛甲選手。

「ああああああ!!!!打たれた、ヒットだ!」

目の前のレフト前に飛んだ打球を見て、観客、そして僕と彼女も悲鳴のような大声を上げました。もう、座ってなんかいられません。僕らはずっと立ち上がりっぱなしでした。

「いや、捕るよ、捕るよ・・・・・」

必死に前進してきた淡口選手が何と好捕!あと30cm前に落ちてたら終わっていました。まだ、近鉄に運は残っているのかも?この時の僕らはまだ、わずかながら近鉄の奇跡を信じていました。

そして、延長の10回に入り、前の打席でホームランのブライアント選手が打席に。

「お願い、ホームラン打って!見るからに力ありそうなんだし・・・・・」

もう、理屈も何もありません。ただ、信じる気持ちだけという時間が流れていきます。

ブライアント選手が打ったゴロでアウトと思った瞬間、悪送球で一塁がセーフ。一気にスタンドが沸き立ちます。まだ、やれる、まだいける・・・・僕らも信じていました。次のバッターはオグリビー選手、ベテランの羽田選手と好打順が続きます。

しかし、結果は無情でした。

オグリビー選手が三振、そして羽田選手のダブルプレーで10回の攻撃を終了。時は10時40分。もう時間規定のために新しい回に入ることは事実上できません。少しでも早くプレーするためにピッチャーもウォーミングアップなしで投球に入りましたが、残り、3分ぐらいでロッテの攻撃が終わることは不可能、そんなことはみんなわかっていました。時計の針が10時43分をさし、周りからはすすり泣く声がたくさん、聞こえました・・・・・・。僕も不覚ながら涙がこぼれました。

こうしてもう少しで手が届いた近鉄の優勝はあと半歩届かず、潰えてしまいました。

近鉄引き分けの瞬間

「もう、延長ないんだよね・・・・・・」

「うん、うん」

「優勝はないんだよね、近鉄・・・・・」

僕らは言葉がありませんでした。言葉がないというよりも僕は泣けてきてうまく話せませんでした。奇跡を信じていた僕らにはこのゲームの残酷な現実が待っていました。

「ねえ、このあと、どうして守るの?もう、終わったのに・・・・」

「優勝はなくなったけど、試合はまだ成立してるから近鉄の選手は守備をしなきゃいけないんだよ」

「・・・・・・・・・・・・」

彼女の目からも大きな涙が落ちました。今日の昼までまったく知らないチームの知らない選手の試合なのに。人目をはばからず、彼女は泣き出しました。

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 10回裏、時計の針は10時43分を周り、規定の4時間を過ぎたため新たなイニングに入ることはできませんでした。しかし、近鉄ナインには無情にも最後の守備がありました。
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10回裏、近鉄の選手は最後の守備に・・・・・・。
その姿を彼女は大粒の涙を流しながらじっと無言で見つめていました。そしてロッテの最後のバッターが三振に終わり、ゲーム終了。7時間33分に及んだ白熱の好ゲームは午後11時近くになり、終了しました。

近鉄の選手たちが仰木監督、中西コーチをはじめ、全員出てきて僕たちがいる三塁側のスタンドに向かって挨拶を始めました。こらえてはいるだろうけど泣いているような選手もたくさんいました。その時、彼女が多くの観客とともにネット際に向かって駆け出していきました。僕も彼女の後を追い、近鉄ベンチの上あたりへ。

10月19日

きっと優勝のために用意したであろう色とりどりの紙テープが優勝しなかったにもかかわらず近鉄の選手たちの上に鮮やかに舞い出しました。そして多くの近鉄ファンとともに彼女も大声を上げました。

「かっこいいよ、すごくかっこいいよ、ありがとう、ありがとう。すごくがんばったよ・・・・・」

そんなようなことを彼女は言ったと思います。はっきりと一語一句は覚えてないのですが。彼女の涙は止まりませんでした。そして、まわりの多くの人もほとんどが泣いていました、数え切れないほどの大の大人が。

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人の真摯な姿、そしてあきらめない姿勢。頑張っても頑張っても人生にはもう一歩届かないことがあること。そして簡単には目標や夢を達成させない、ロッテの選手たちのプロとしての誇り。いろいろなものが凝縮された、そして学ぶことが多い試合でした。

結局、この年、勝数では西武を上回りながらも負け数は近鉄が多く、引き分けの差で西武の4年連続優勝が決まりました。ゲーム差なし、勝率の差はわずか0.0014。一歩どころか本当にタッチの差でした。



川崎駅までは結構、距離があって歩くと15分ぐらい。僕らは元気なく、そして何とも不思議な感覚に包まれながら他の多くの観客の方と帰路につきました。ただ憶えているのは、皆、元気はなかったけど満足そうな、そんな表情をされていたことかな。あまりにも壮絶な試合だったことへの脱力感もありました。

トボトボと川崎球場を出てしんみり涙を浮かべて歩く彼女に僕は声をかけました。

「もう、終電間際になっちゃったね、ごめん、ご飯食べてないよな」

「ううん、もういい。ありがとうね、今日は」

「本当にもう、お腹いっぱいだからいい。だって、心が満たされたから・・・・・」

「うん、僕も心が真っ白になったような感じだよ」

「とても感動したよ。こんなこと、関係ない人の試合見てあるんだな、なんて。何か不思議な気分」

「近鉄、優勝できなかったけど何か最後はジーンときたな。胴上げよりいいもの見た気がする」

「うん、今日の試合のこと、私は忘れないよ。がんばったってがんばったって夢がかなわないことなんて結構あるじゃない?でもね、大切なことは夢がかなわなくたって、腐らずに最後まできちんとやり通すことなんじゃないかなって」

「実はね、今日一番、感動したのは延長で優勝がなくなった後の近鉄の選手たちの守りなんだ・・・。恥ずかしいけど涙が止まらなかったよ。だって、意味のない守備なんだから」

「でもね、私はわかったんだ。意味がないと思っていたのは私たちだけで近鉄の選手たちは勝てなかったけど負けたくないという気持ちで辛い気持ちをこらえて必死でやってたと思う、プロとして。ロッテの選手も立派だったよ、決して手を抜かなかったよね」

「でもそれは両チームとも次につながると信じているからなんじゃないかな?最下位でも、優勝を逃しても、うまくいかなくても、腐らずに夢をあきらめないこと、そして、それを追い続けて辛い時も耐えていくことがいつかきっと夢をかなえることになるような気がする・・・・・・」



乾いた空に続く坂道 後姿が小さくなる 晴空萬里 綿延坡路 背影漸遠漸小
優しい言葉 探せないまま 冷えたその手を振り続けた 溫柔話語 找不出 風冰的手 揮著 揮著 

いつかは 皆旅立つ それぞれの道を歩いていく 時候到時 你我 總得起程 各走各自的人生路
あなたの夢をあきらめないで 熱く生きる瞳が好きだわ 有夢的你 別放棄 我所愛過的熱情靈動眼眸
負けないように 悔やまぬように あなたらしく輝いてね 別認輸 不做後悔的事 做你自己發光放熱

苦しいことにつまづく時も きっと上手に越えて行ける 不管什麼心酸事 還是低潮時 我一定都能安然度過 
心配なんて ずっとしないで 似てる誰かを愛せるから 不要一直為我擔心 我會找個像某某的人來愛的

切なく残る痛みは 繰り返すたびに薄れていく 留在心中淒切的痛 總會隨著反複回顧淡忘
あなたの夢をあきらめないで 熱く生きる瞳が好きだわ 有夢的你 別放棄 我所愛過的熱情靈動眼眸
あなたが選ぶ全てのものを 遠くにいて信じている 你所選擇的一切 遠方的我都會信持

あなたの夢をあきらめないで 遠くにいて信じている 有夢的你 別放棄 遠方的我都會信持

彼女は涙声でボソボソと帰り道ずっと話し続けました。もう30年ほど前のことだけど、僕はこのときの帰り道の会話を忘れることはありません。

「でもね、こんなにトイレ我慢したの、人生で初めてだよ(笑) とりあえずきれいなトイレ行きたい!」

川崎駅に近づいた頃、やっと彼女の顔にいつもの笑顔が戻りました。彼女もきっとこの日のことはいつまでも忘れていないと別れた今も僕は思っています。それほど素晴らしい人間ドラマでした。

僕は野球が好きで感動するのは当たり前だけど、特に野球を見るわけでもない子が心を動かされたこの試合こそが後にも先にも最も心に残る試合であったことに間違いはありません。

回想 - 仰木彬が「ニュースステーション」に出演していた頃

次の動画はこの試合を知らない若い世代の方にもぜひ、見てもらいたいし、感じてもらいたいと思っています。古い映像ですが、この10月19日を巡る多くの人の思いが詰まっています。仰木監督や鈴木選手、阿部アナウンサーなど、すでにお亡くなりなった方々の当時の映像も多く、胸がしめつけられます。

 久米宏さんをキャスターとしてプロ野球やサッカーなどへの愛情が感じられたニュース番組、ニュースステーション。今は亡き名アナウンサー阿部さんの語りも素晴らしい。1988年の10月19日のこの一戦を人間ドラマとしてとらえ、必死にがんばる両チームの選手の表情を追った素晴らしいドキュメンタリーです。UPされた方も当時のビデオテープから起こしてデジタル化してされているのですが、上の方に入るノイズや当時のCMも懐かしいです。最後の阿部アナウンサーの語りと久米浩さんの「TVがもっと素晴らしいのは人間を映したときです」「画面にしっかり生きている人間が現れた時のTVの魅力というのは筆舌に尽くしがたいものがあります」という言葉がいいですよね。人のむきだしの生き様を伝えたとき、そこに僕たちは心を動かされ、そして自分を映し出す鏡となっていきます。
 

近鉄バファローズは翌年の1989年10月12日、ほぼ一年後になる因縁めいたダブルヘッダーで宿敵・西武をブライアント選手の奇跡的な4打数連続ホームランで逆転勝利。試練のダブルヘッダーを連勝で飾り、悲願の9年ぶりのリーグ優勝を達成します。

近鉄優勝

 何かが乗り移ったような1989年10月12日、西武戦でのブライアント選手の大活躍。4年連続優勝中の西武を打ち砕いたのは前年にもう一歩のところで優勝を逃した猛牛軍団でした。88年と89年の近鉄と西武のデッドヒートは記憶にいつまでも残る劇的な展開で優勝が決まっていきました。
ブライアントの連続ホームラン




この時代の近鉄は監督が仰木彬さん、打撃コーチが中西太さん、投手コーチが権藤博さん(後に横浜ベイスターズを1998年に38年ぶりの優勝に導く名伯楽)でした。1987年最下位に終わっていた近鉄バファローズを再生させ、常勝・西武と激しい優勝争いを繰り広げるまでになったのは、チーム首脳陣の存在が大きかったと思います。

故人・仰木彬監督はこの後、オリックスでも監督を務められ、再び中西コーチと組んでイチロー選手などの才能を見出して低迷していたオリックスも日本一へと導いていきます。変則的な投げ方を認めてMLBでのパイオニアとなった野茂英雄投手、オリックスでは長谷川投手や田口選手などMLBで活躍する選手を育て、常にワールドワイドな視点もあった名監督でした。

 選手の個性を伸ばす能力が一流でした。イチロー選手も仰木監督と出会わなかったらどうなっていたことでしょうか。巨人V9戦士の前土井監督は「振り子打法」が気に入らず、二軍で燻っていました。
仰木監督とイチロー

数々の記録と伝説を残した名投手・江夏豊さんは「名監督は数多くいても、名コーチは少ない」というのが持論ですが、「投げる方の名コーチは権藤博さん、打つ方の名コーチは中西さん」と語っています。中日の二軍でくすぶっていたブライアント選手の長打力に目をつけた中西コーチの「良さを伸ばす」指導はブライアント選手を三度のホームラン王に導きました。

 「僕の恩人は中西さん」僕たちに鮮烈な記憶を残したブライアント選手の言葉から全てがわかります。三振してもいいからホームランをたくさん打て、当てれば飛ぶという方針で励ましたと言います。
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 1998年に弱小球団と言われた横浜ベイスターズを38年ぶりの優勝に権藤博監督は導きました。
権藤博 

さて、近鉄はその後、1997年には大阪ドームが完成し、本拠地を移転、大阪を保護地域として「大阪近鉄バファローズ」とチーム名も変えてユニホームやロゴもリニューアルしました。

 最後の近鉄ユニホーム。大阪のロゴをビジター用に入れて地域密着を強く打ち出したのですが・・・。
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パ・リーグ発足以来、近鉄パールズで加盟、唯一無二のオーナー会社が変わらなかった近鉄ですが、21世紀に入ると1リーグ化問題や選手の年俸の高騰、長引く不況により、毎年のように身売りの噂が流れるようになってきました。大阪ドームは近鉄沿線でもなく、さらに賃貸料金が高いなどの問題も恒常化していました。

そして2004年を最後に55年の歴史を刻んだ近鉄はオリックス・ブルーウェイブに吸収合併される形となり、プロ野球界から姿を消していきました。2007年まではユニホームのロゴに近鉄と入っていましたが、株式の保有をやめて近鉄はプロ野球事業から完全に撤退し、現在はバファローズというチーム名に名残りがあるだけ。阪急ブレーブスに至っては完全に歴史上のチームとなってしまいました。

 2005年の合併直後、オリックス・バファローズが着用していたユニホームの肩口には「がんばろうKOBE」というオリックスの震災時のキャッチフレーズと近鉄のロゴの両方がつけられていました。
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 今やパ・リーグの関西球団は1球団のみ。阪急南海近鉄と3球団あった20世紀の面影はありません。生まれ変わったオリックス・バファローズは野球よりバファローズポンタとBs Girlsで人気上昇中ですが、金子千尋投手などのNPBを代表する選手もいますし、本業でも頑張ってほしいものです。
Bluewave&Baffalos

 あの10.19の第2試合と同じようにハッピーエンドではなかった近鉄バファローズ。しかし、時代の波に翻弄されながらも最後まで腐らず、爽やかにプロらしく最終ゲームを双方のチームとも闘ってくれました。もう、10年以上の月日が流れましたが、素晴らしいプロの男たちがいたことはいつまでも胸に刻まれています。


近鉄球団の歴史は日本の経済を映す鏡でもあったように思います。時代の波にさらされやすいパ・リーグですが、その中でも特に波乱万丈だった球団だったと思います。

故・西本幸雄監督時代に挑んだ広島東洋カープとの日本シリーズでは「江夏の21球」でノーアウト満塁のチャンスを逃して敗北、さらに1988.10.19の川崎球場の悲劇、1989.10.12のブライアントの4連発と歓喜、そして後述する2001年の北川選手の劇的なホームラン。阪急と近鉄で監督を務めた西本監督、近鉄とオリックスで監督を務めた仰木監督、阪急➜オリックスと近鉄の合併は実は遠い昔から決まっていた運命だったのかもしれません。二人の名将をしても10度挑んだ日本一はイチロー選手を要したオリックスの2回目の優勝時のみ。阪神淡路大震災の復興を旗印に「がんばろうKOBE」のキャッチフレーズで臨んだ2年目の1996年、たった1度しか手が届きませんでした。

 1995年に起きた阪神淡路大震災。復興に向けてがんばる神戸の象徴として2年間連続優勝をオリックスは果たし、1996年、仰木監督の夢でもあった日本一をイチローという名選手を育て成し遂げました。
がんばろうkobe

  オリ姫ことBs Girlsによる”Dream & Power"。当時の近鉄にはなかったお洒落さと可愛さ。チームカラーは今はすっかり変わってしまいました。ただ、12球団のチアの中でダントツの美女軍団でセクシー&ギャル系、茶髪や金髪の子も多く、清潔感重視の他球団とは明らかに違う路線(笑)。伝統は少し生きてるかな?「がんばれーオネエチャン!」というナニワオヤジの声が聞こえてきそう・・・・・。
 


近鉄消滅前の2001年、代打・北川選手が「代打逆転満塁サヨナラホームラン」という奇跡を後に合併することになるオリックス相手に大阪ドームで起こして優勝決定。いつも因縁がからみ、劇的過ぎる近鉄バファローズの伝統は生きていました。そして、これが「近鉄」としての最後のリーグ優勝となりました。しかし、日本シリーズではまたも破れ、結局、老舗球団の中で、唯一日本一にはなれませんでした。

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 球団消滅前の最後の優勝。いてまえ打線のニックネーム通り、打ちまくるチームで優勝を手にしました。しかし、この年も日本シリーズでは勝てず、ついに一度も日本一にならないまま、近鉄バファローズはオリックスと合併してオリックス・バファローズとなり、今に至っています。


 記録には残らなくても記憶に残るチームだった大阪近鉄バファローズ。今はオリックスと合併してチームカラーが変わってしまいましたが、パ・リーグ唯一の関西球団としての誇りをもって闘ってもらいたいですね。大阪コテコテギャルや神戸お洒落っ子もカープ女子やタカガールに負けずにね!
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 がんばれ!大阪、がんばれ関西!東京や地方だけではなく、関西の底力を見せてやってや!
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人生には苦しい時もあるし、波に乗っている時もあります。でも大切なことはあきらめないこと。
頑張っても努力を重ねてもあと一歩、いや、あと半歩届かないこともあります。

でも、そこで運がなかったとかあきらめたらきっとおしまい。

いつかは夢がかなうと信じていく気持ちを僕は忘れないようにしています。簡単に起きる奇跡やすぐにかなう夢なんて、そうそうあるもんじゃないことはこの1988年10月19日のゲームが教えてくれました。

 明るく元気に!うまくいかなくても次があると信じていくことかな。
近鉄バファローズ

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別認輸~負けないで(我的意思)

今日から10月。

ジャイアンツが球団創立以来のCS進出を逃し、セ・リーグとパ・リーグ双方のCS進出チームが確定しました。かつてAクラスの常連だったジャイアンツやドラゴンズはBクラスに沈み、NPB、特にセ・リーグの状況はここ数年で大きく変わってきています。

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MLBも悲願の初優勝を目指すアストロズや初のWS進出に闘志を燃やすナショナルズ、最もWCから遠ざかっているインディアンズ、連覇を目指すカブス、名門のレッドソックスとドジャーズが地区優勝決定シリーズに進出、あとはワイルドカードのチーム決定を待つばかりとなりとなりました。とても興味深いポストシリーズになりそうです。

 MLBで未だWorld Championになっていない球団は8球団。AstorsやNationalsは初の制覇がなるでしょうか?
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今の若い人たちは知らないと思いますが、僕が今まで見た多くのプロ野球のゲームで最も心を動かされた試合があります。今でもあの日のことは忘れられません、それほど素晴らしい試合でした。それはまだ、携帯電話もインターネットもなかった時代。バブルが弾けかけ、昭和がもう終わろうとしていた年でした。

あの水曜日の午後、僕はたまたま代休で昼頃に当時、つきあってた子と立川のWILLにいました。

 当時は駅ビルはLUMINEではなく、WILLでした。今は立川もすっかり変貌しました。
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「ねえ、今日はどこ行く?映画でも見よっか」

「それよりもさあ、今日はプロ野球のパ・リーグで面白い試合があるから見に行こうよ」

「えー、パ・リーグ? 選手の名前もわかんないし。どこの試合?」

「川崎球場であるロッテと近鉄の試合。今日の2試合に近鉄が勝つと優勝するんだよ」

「ロッテ?近鉄? 何それ。パ・リーグなら西武は知ってるけどさ、清原とかいて」

「近鉄ってね、唯一日本一になっていないプロ野球チームで、前の日本シリーズも広島の江夏っていう投手にギリギリのところで抑えられて負けてて、不運なチームだから応援したくって。江夏の21球って知らない?」

「そんなの知ってるわけないじゃん、プロ野球とかそんなに興味ないし。お父さんは巨人好きだけど」

当時のパ・リーグはこんなものでした。西武がとても強くて1強時代。人気選手も多くてそれまで3年連続で優勝していましたし、在京球団で東京ドームで試合をしていた日本ハムはまだ知られていましたが、ロッテや近鉄、南海や阪急といった球団は人気も高くはなく、一部の野球好きなファンに支えられているという状況でした。

パ・リーグ

 今はクラッシクイベントなどで当時のユニホームが登場する近鉄・阪急・南海の関西3電鉄プロ野球チーム。かつてはパ・リーグの半分を関西の球団が占めていました。1988年(昭和63年)を最後に阪急がオリックス(当時はオリエンタル・リース)、南海がダイエーに身売り、そして最後の砦だった近鉄も2004年にオリックスに吸収合併という形で消滅し、オリックス・バファローズとなりました。
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「今日はウィークデーだし、試合はダブルヘッダーで午後から始まるから、優勝がかかる試合とは言え、空いてると思うよ。球場も川崎だし」

「本当に優勝するの? プロ野球の優勝決定とか見たことがないしなあ、天気もいいし、じゃあ行くか!」

立川から川崎には首都圏に住んでいる人にもあまり知られていないJR南武線という電車があり、これに乗って僕と彼女はとことこと行くことにしました。

 当時のJR南武線。今のような車輌ではなく、真っ黄色の車輌でローカル路線の雰囲気がありました。
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川崎駅に到着して歩いて川崎球場に到着。行かれた方は知っているかもですが、川崎球場に行くまでには結構、風紀上よろしくない地域を通ることもあり、彼女は歩いている途中も「いかにも場末」「パ・リーグは本当にマイナー」という言葉の連発でした。

 テレビでは見られない川崎劇場のキャッチフレーズもあった当時の川崎球場。昭和の雰囲気が満点で今の時代では考えられないような場末感が何とも言えませんでした。
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 今はすっかり生まれ変わり富士通スタジアム川崎となりました。アメフトの試合など多目的スタジアムとして使われており、かつての面影はまったくありません。
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球場に2時過ぎに到着、しかし、球場に着いてびっくり。いつも楽勝で入れる川崎に50~100人ぐらいの人がすでに並んでいました。

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「えええええ、パ・リーグなのに並ぶの?やっぱり、やめようよ」

「まあ、せっかく来たんだしさあ、川崎球場で並ぶなんていうことは普通ないから。いい経験と思ってさあ」

「でも、これだけ人が並ぶということは面白い試合なのかもね。まあ、いいや、今日はつきあってあげるよ!」

文句ブリブリの彼女を何とか、おだてて僕らは切符を買う列に並びました。安い自由席や外野席の方はどうやらもっと人が多いような感じで、僕らはまだ切符が売っていた当時2000円ぐらいだったかな?内野指定席(近鉄ベンチの上のあたり)の3塁側に入りました。いつもの川崎球場よりすごく客入りが良くて試合開始1時間前ぐらいなのにすでに4~5割ぐらいが埋まっているかなという感じでした。

「ねえ、さっきトイレ行ってきたじゃない、女子用がなくてさー、男女兼用なんだよね。おばさんに聞いたら、ネット裏の特別席の方にしかなくって、ここからは入れないって。信じられなーい!本当に場末でさあ、もう今日は早く帰るから」

「ごめんごめん、川崎球場ってこんなとこなんだよ、ご飯ごちそうするから許して」

「でも、今日の試合はすごく重要でね、絶対に優勝と思われた西武に近鉄が勝ちまくって追いつきてきてて、もう西武は全試合の日程を終了してるんだよ。でもね、今日のダブルヘッダーに近鉄がロッテに連勝すると逆転で優勝するのさ」


「ふーん。相手のロッテってアイスは美味いけど野球強いの?」

「ううん、今は最下位。前日の試合も優勝目指す近鉄にボロ負けでさあ、近鉄とモチベーション違うから今日は優勝の胴上げ見られると思ってるんだ」

「でも、ダブルヘッダーって1日に二試合やるんでしょ。長いよ。1試合目に勝って、さらに2試合目に勝ってやっと優勝?それって夜までじゃん」

「まあ、1試合目に近鉄が負けたら終わりだし、1試合目は延長はなくて9回までなんだ。だから1試合目に近鉄が負けるか引き分けたら、チネチッタ川崎でも行って映画見て、美味しいもんでも食べに行こうよ」

今ではもうなかなかお目にかかれないダブルヘッダーが当時は試合日程を詰めるためにシーズン終了にはよく行われていました。この年の近鉄はシーズン終盤に驚異的な追い上げを見せていて、最後のロッテとのダブルヘッダーに連勝すれば優勝、しかし、1試合目は延長が規定によってないという極めて厳しい条件でした。

こんなたわいもない話をしながら、午後3時にプレーボール。試合が始まりました。僕も彼女もこの時、後世にも「伝説」と語り継がれるような試合になるとは思っても見ませんでした。気がつけばスタンドは7~8割ぐらいの入り。いつも閑散としている平日の昼下がりの川崎球場なのに・・・・・・。

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「ロッテの先発は小川か、近鉄キラーだし、変則でなかなか打ちにくいんだよね」

彼女は試合そのものには興味もあまりなく、天気が良かったこともあってプレーよりもちょっとしたピクニック気分。元より監督や選手の名前すらわかりません。そうこうしているうちに試合は進み、7回になってロッテが3-1でリード。

「ロッテ、なかなか強いじゃん」

「うん、近鉄もプレッシャーあるんだろうね」

「でも、これで近鉄負けだよね、優勝シーン見られないのはちょっと悔しいけど、これで帰れる!」

この時、僕らの左横の内野自由席(応援席)あたりは猛烈な近鉄ファンが多くいて、敗色が濃厚になってきた声を枯らして応援をしている状況でした。

「もう、うるさ過ぎ。おじさん、気合い入り過ぎだよ」

彼女は応援団やスタンドを見ている方が面白いようで、優勝がかかった試合の雰囲気が楽しいようでした。

「すごーい、あんな所で人がいっぱい見てる・・・・」

球場の外にあるビルの屋上などにも人が鈴なりで見ていて、どんどん人が入ってきて気がつけば超満員。内野自由席や外野席は立ち見の人がいっぱいいる状況。夕闇迫る川崎球場はだんだんと異様な雰囲気になっていました。

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試合は進み、球場のライトが灯されて8回表に。

「おお、近鉄ヒットだあ、粘るねー」

「だって、近鉄の選手は強い西武からの逆転優勝目指してここまで必死にやってるんだし」

そして加藤選手がファーボールを選び、一塁二塁に。今は亡き名将・仰木監督が代打の村上選手を告げ、そしてタイムリーヒット!

「おおおおおお、すご~い、同点だあ」

スタンドでは紙吹雪が舞い、近鉄を応援するファンが立ち上がり異様な盛り上がりになっています。

「嬉しんだね!今、打った選手、何度もガッツポースしてるよ、ちょっと感動」

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あくびしながらウトウトしていたこともあった彼女がいつの間にか試合に見入っていました。そして周りにいる近鉄ファンの熱烈な応援にあわせて手拍子を始めました。真摯にプレーするひたむきな姿は人を感動させる力があります。そんな力は決して野球を特段好きではない彼女の心をも動かし始めました。近鉄のチャンスは続き、満塁になったもののブライアント選手が三振に倒れ、結局同点のまま、最終回となりました。

「近鉄、勝たしてあげたくなってきたよ。選手たち、一生懸命で高校野球みたい」

「早く、帰りたかったんじゃないの?」

「うーん、今はちょっと試合が気になるかな、えへへ」

「だから言っただろ、いい試合になるって」

「でもロッテも偉いよね、勝っても別に得しない試合に全力じゃん。弱くないし」

近鉄は同点にもかかわらず、このシーズン、リリーフで大活躍の吉井選手をマウンドに送りました。8回裏を無難に抑えて試合は9回へ。

「これで引き分けだと近鉄は優勝できないんだよね?」

「うん、勝たなきゃいけないし、延長も第1試合はダブルヘッダーのためにないんだよ」

この苦しい局面であわやホームランかと思う当たりを巨人からやってきたベテラン淡口選手が放ち、近鉄は勝ち越しのチャンスを迎えました。しかし、ここでプロの意地を見せるロッテも落合選手の代わりに中日からやってきた若きリリーフエース牛島投手をマウンドに送ります。ふと、気がつくと彼女は両手をあわせてお祈りをしていました。特にファンでもない近鉄の選手のために。

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ここで近鉄・40才の若さで亡くなられた故・鈴木貴久選手がライト前にヒット。しかし、当たりが良すぎてホームインを目指したランナーの佐藤選手が三本間に挟まれてタッチアウト、近鉄の勝ち越しのチャンスはつぶれてツーアウトになり、一気にスタンドは意気消沈ムードに包まれました。

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「もう、なんでー。ロッテ最下位なのに真面目にやり過ぎ、近鉄かわいそう・・・・・」

にわか近鉄ファンに変身した彼女もがっかり。試合が始まった時には「早く帰りたい、早く終わって」と言っていた彼女もすっかり試合に気持ちが入ってきていました。そしてグランドでは仰木監督が代打を告げました。

「梨田選手か。彼は近鉄を支えた名捕手なんだけど、今シーズンで引退を表明しているんだよ」

「あーあ、もうさすがに終わりかなあ。高校野球と同じ思い出代打か・・・・・」

打席には梨田選手が入ったものの、いよいよ近鉄もここまでかという雰囲気も漂い始めました。しかし、奇跡を信じる近鉄ファンはこの9回ツーアウト、彼が倒れれば終わりというこの場面において必死の声援を送っています。再び、彼女は声を力強く出し、手を合わせました。

「うん、信じるしかないよね、ここは」

そして、梨田選手の強い気持ちが牛島投手を上回ったのでしょう。振られたバットから飛んだ打球はセンター前へ。二塁から必死に鈴木選手がホームへ走り、外野からも好返球が・・・・・・スタンドからは歓声とも悲鳴ともとれるような声が大きくあがり、皆、立ち上がっていました。

「セーフ、セーフだよね・・・・」

立ち上がった彼女も我を忘れて興奮しています。グランドでは近鉄の選手たちがまだ、勝ちが決まった訳でもないのに抱き合って喜ぶ姿が目に映りました。

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「すごい、すごいよね」

「うん」

一度はもうダメかと思った悪いムードをベテランの一振りが変えてくれました。引き分けでは終わってしまう近鉄の選手たちの執念が乗り移ったようなシーンでした。僕もここまで凄い試合になるとは思ってもみず、ただただ、選手のひたむきさ、そして逆転優勝を目指して必死に闘う近鉄の選手たちとプロとしての意地を見せて全力でそれに立ち向かうロッテの選手たちの姿に感動していました。

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しかし、1点リードの9回裏、守護神の吉井投手が微妙な判定を巡って冷静さを欠いてピンチを拡大、ここで仰木監督がリリープに送ったのは当時の若き近鉄のエース・阿波野投手でした。先発完投型の阿波野投手がリリーフに登場するのは極めて異例なこと。

「阿波野って、どういう人?」

「去年、近鉄に鳴り物入りで入ってきたピッチャーで、日本ハムの西崎投手と人気を二分する若いエースなんだよ。でもリリーフはやったことがないだろうし、この前投げたばかりで疲れもあるからどうかな」

「打たれる?」

「いや、仰木監督は今シーズンは阿波野投手を柱にして勝ってきたから、阿波野投手で打たれたらしょうがないと言う気持ちで送り出していると思うよ。技術や体力より信じる気持ちでマウンドに送ってるよ、きっと」

「そうか、彼で負けたら終わりっていうチームの気持ちなんだね」

「うん、最後は信頼や気持ちなのかな、どんな場合も」

阿波野投手リリーフ

ピンチで送り出された阿波野投手がもし、同点にされたらそこで近鉄の優勝は消えると言う状況。若い彼はチームの命運を託されてマウンドに向かって行きました。しかし、ヒットやデッドボールでツーアウトながら満塁、三塁ランナーがホームに帰ればそこで同点になり、延長は規定上から無いこともあって試合は引き分けかサヨナラ負けが確定するという絶対絶命の場面となってしまいました。

負けないで もう少し 最後まで走り抜けて 別氣餒 再加把勁直到最後 超越自我  
どんなに離れてても心はそばにいるわ 不管相離有多遠 你的心 近在咫尺  
追いかけて遥かな夢を 追逐著 遙不可及的夢想 

負けないで ほらそこにゴールは近づいてる 別認輸 你看那 已離目標不遠了 
どんなに離れてても心はそばにいるわ 不管相離有多遠 你的心 近在咫尺 
感じてね 見つめる瞳 請感覺這雙凝視眼眸

 やはり若くしてこの世を去った坂井泉水さんがVocalだったZARDの1993年の大ヒット「負けないで」。1980年代から1994年にかけてはスマホもインターネットもなかったけど、人のつながりがアナログ的にあるバーチャルではない生の魅力のある時代でした。


「お願い、負けないで、勝って・・・・・・」

ファーボールもエラーも許されないという中で阿波野投手が渾身の力で腕を振って投げたボールにバットは空を切って三振。その瞬間、ほとんんどの近鉄ファンが立ち上がり、紙吹雪が舞いました。

阿波野投手
第1試合終了

 第1試合終了後は異様な盛り上がりにスタンド全体がなりました。
応援1
応援2

「すごい、すごいよ、本当に・・・・・・」

「第1試合が終わったけど、帰る?」

僕は彼女にちょっぴり意地悪な質問をしてみました。

「バカじゃないの?こんなすごい試合が続くのに帰るわけがないじゃない!!」

1988年の10月19日。今から約30年近く前、この長い1日の本当のクライマックスはここからでした。

近鉄女子

 今も語り継がれる伝説の7時間33分。僕はこの時、紛れもなくこの試合を川崎球場で見ていました。第1試合でもう引き分け終了かなと思っていたものの9回ツーアウトからの勝ち越し、そして勝利。この後、テレビ朝日はドラマを中止し、CMも一切流さず、ニュースステーションの中で第2試合を生中継し続けました。第2試合後半の視聴率はTV史に残る関西地区46%、関東地区30%。パ・リーグの公式戦ではダントツの歴代第一位。ファンが決して多かったとは言えない両チームのこの試合はひいきのチームを見るということではなく、試合そのものの魅力とそこで繰り広げられる筋書きのないドラマに多くの人が心を奪われて食いいるようにTVを見ていたと伝えられています。


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Take Me Out to the Ball Game(我的意思)

いやあ、この週末は日本プロ野球の優勝で盛り上がりました。

一時はダブル同日優勝?の期待もあったのですが、福岡ソフトバンクホークスが一足先に16日・土曜日にパ・リーグ最速記録で優勝、ここ8年間で5度の優勝という強さを見せました。

 女性ファンが多いことで知られるホークス。タカガールサイトもあり、ピンクのアイテムでカープ女子に対抗!女子高生デーやレディースデーなどを設けて多くの女性向けイベントも実施しています。ファンクラブも女性が4割以上というのは福岡ソフトバンクホークスと東北楽天イーグルスの45%が最高。これに続くのが北海道日本ハムファイターズの44%、広島東洋カープの42%。今や完全にパ・リーグ主導といった感じですよね。
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(写真:タカガールHP)

福岡ソフトバンクホークスに遅れること2日、ホームでの胴上げはならなかったものの、敵地甲子園を真っ赤に染めた広島東洋カープが2年連続のセ・リーグ制覇を果たしました。日本一熱いと言われるカープファンの熱気が今年も伝わってきました。

 甲子園を真っ赤に染めたカープ応援団。女優のうえむらちかさんは大のカープファンとして有名ですね。東京通信なども出していて、著作「カープごはん」もあります。
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(写真:文春オンライン)

広島東洋カープは僕が思うに「本当のフランチャイズをもつ球団」でファイターズは元々、後楽園時代から東京に本拠地をおいていましたし、ホークスは西鉄➜太平洋➜クラウンと福岡にあったライオンズが埼玉に去ったため、南大阪を拠点としていた南海ホークスが福岡に移転して発生した球団です。

 クラッシクデーイベントなどで埼玉西武ライオンズは西鉄ライオンズのユニホームは着ても太平洋クラブやクラウンライター時代のユニホームは着用しないですよね。ライオンズの末期時代という感じでに黄金時代のあった西鉄と比べ、福岡に球団を存続させることで精一杯だったような印象があります。当時の本拠地・平和台球場も末期は閑古鳥でした。
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 南海ホークスが本拠地とした大阪球場は難波の駅から本当に近くて、若い頃に何度か行きました。とても狭い球場でいかにも難波のおじさんという雰囲気のファンが南海ホークスの歌とか閑散としたスタンドで歌ってました。僕が知っている南海ホークスはもう末期で黄金期も終わり、弱小でした。亡くなられたドカベン・香川選手やオジサンの星・門田博光選手ががんばってましたね。夏のナイターは人も少ないし、難波をふらついた後のデートで利用してました(笑)。
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従って福岡ソフトバンクホークスのように複雑な経緯で身売りとフランチャイズ変更を重ねた事情とは異なり、市民球団として原爆が投下された5年後の広島に設立されたカープは本当に長い年月広島市民が苦しい時も支え、資金難のときは寄付を集め、広島県民の「絆」の象徴として存在してきました。

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資金に難がある地方球団という色彩が強い面もありましたが、豊富な資金で有名選手をトレードで獲得する某球団とは違って、あまり有名ではないけど原石のような選手や地元の選手をじっくりと育てあげていくという球団姿勢は僕も大好きです。

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さらに身近で少し弱い時代が続いたカープは「判官贔屓」的なカープ女子で一躍流行語にもなった女性ファンが急増し、「支えてあげたくなる」といった人気も出た時代背景もあると思います。スポーツは「する」➜「見る」➜「支える」という階層構造がありますが、カープの場合は明らかに「支える」といった心地よさでしょう。

カープガール写真集

 にわかカープ女子も増産されて、今や3年ほど前から時代の流れに乗ってます。写真集や特集はご存知の通りの状況。2014年頃からツアーが開催され始め、優勝の2016年・2017年はピークに。
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(カープ女子写真集:カープガール)

 多くの熱いファンに支えられるカープ。応援団も一本化されていて唯一無二の市民球団だけあって、アナログ的なつながりの魅力があるのでしょう。人と人という絆の原点を感じさせてくれます。

今のマツダスタジアムは行ったことがないのですが、日本最高レベルの雰囲気があるスタジアムとも聞いています。MLBのボールパークのような趣きがあるという評判ですよね。個人的には僕はドーム球場は嫌いで、甲子園や神宮球場のような開放的な雰囲気が好きなので、マツダスタジアムもぜひ、足を運んでみたいものです。

ただ、かつての広島市民球場やなくなってしまった大阪球場(南海ホークスの本拠地)、西宮球場(阪急バッファローズの本拠地)、川崎球場(大洋ホエールズやロッテオリオンズの本拠地)、藤井寺球場(近鉄バッファローズの本拠地)なども僕は行って野球観戦していて、結構、昭和の雰囲気のあったスタジアムの雰囲気も捨てがたいんですよね。


西京極、日生、かつてのナゴヤ球場(中日球場)、神戸グリーンスタジアムなども僕は行っていて、まだ、主な球場で行ってないのは福岡(かつての平和台ヤフオクドーム)と仙台のkoboパーク宮城球場ぐらいでしょうか。さすがにかつて南千住にあった東京スタジアムは時代が古すぎて行っていませんが(笑)。

 いろいろなタイプのシートもあり、エントランスも楽しめるつくりになっていると評判のマツダスタジアム。ドームではないところもいいですよね。やはり、野球はエアコンの風ではなく、夜風に吹かれてのナイターが気持ちいいです。
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今や日本プロ野球は完全に地方の時代。特にセリーグはかつて無類の強さを誇った首都圏の読売ジャイアンツや埼玉西武ライオンズはこのところ優勝から遠ざかっています。ジャイアンツに至っては今季、球団ワースト記録の13連敗、東京ヤクルトスワローズも8連敗、そしてAクラスの常連だった中日ドラゴンズはここ数年、下位に低迷という状態。かつてはBクラスが定位置だった広島東洋カープや横浜DeNAベイスターズと完全に立場が入れ替わってしまいました。

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パ・リーグに至ってもここ10年は福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムファイタースが数多く制しており、さらに東北楽天イーグルスも優勝していますから、首都圏や関西圏のチームが優勝したのは2008年の埼玉西武ライオンズのみ。2010年に千葉ロッテマリーンズが日本シリーズに出て日本一になっていますが、これは3位からクライマックスシリーズを勝ち上がっての下克上でしたから、実質ソフトバンクと日本ハムの二強時代が続いていると言ってよいでしょう。

 おハムガールズから進化したファイターズ・ガール。日本ハムはプロ野球球団のなかった北海道に進出して大成功。今や完全に地域に根ざしてファン層が広がってますね。
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大学の頃、「日本民俗学概論」という授業をとっていたのですが、かなり著名な教授が講義をしており興味深い内容でした。その教授が言うには「いい意味での野蛮な力があるのは名古屋と広島。日本で最も開放的でおおらかなのは札幌と福岡で、意外とこの都市の文化的な背景は似ているんですよ」と教えていただいたことが僕はとても印象に残っていて、この4都市が21世紀の日本のいろいろな意味での中心になる可能性があるとも言っていました。低迷する中日ドラゴンズはともかく、広島・札幌・福岡はプロ野球文化については確かに当たっていますね。

かつてはTV中継が多い巨人戦を見て、プロ野球と言えばジャイアンツファンが中心の時代がありましたが、サッカーのJリーグがスタートした1990年代半ば頃からインターネットが普及(ちょうどWindows95が登場)しだして、今は完全にネットやCSで見る、球場に足を運んでLIVEで見るというスタンスになっています。プロ野球のジャイアンツ一極集中時代やセ・リーグ優勢時代はとうの昔に終わっていますよね。

 チームは弱いものの、チアでは人気の千葉ロッテ・マリーンズとオリックス・バッファローズ。今やイベントやパフォーマンスの新しい風は圧倒的にパ・リーグ。特にオリ姫(Bs Girls)の皆さんはダントツの人気でチアのショー目当ての人も多いという評判。
オリックス&マーリンズ

 2017年のNPB11球団のチア。広島東洋カープだけ、ホームランガールという形でチアはいません。
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 広島東洋カープの2017年ホームランガールの皆さん。
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僕は多くのスポーツが趣味で自分自身も多くの種目をプレーしますが、観戦も機会があればLIVEで・・・といつも思っており、アメリカ滞在時もよくMLBやNFL、NBAを見に行きました。

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MLBでは改装される前のブロンクスにあったヤンキー・スタジアム、ラガーディア空港を発着する飛行機が真上を通るメッツのシェイ・スタジアム(今はなくなっちゃいました)はもう本当に数多く行きましたし、シアトル・マリナーズのセーフコ・フィールドやほとんど昼間しか試合をしなシカゴ・カブスのリグレー・フイールド、LAのドジャー・スタジアムなども複数回訪れていて、アメリカ各地に出張や旅行で行くと必ずと言ってよいほど野球観戦に行っていました。

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試合開始前の"the National Anthem~国歌斉唱"や7回にみんなで歌う"Take Me Out to the Ball Game"はいつも感動的で、心に今でも焼き付いていますし、各ボール・パークでのいろいろな趣向(ヤンキー・スタジアムが一番かな)も楽しくて忘れられないものばかりです。

 一度は見たかったSuper Ball。開催地に行くタイミングとチケット入手が困難で夢に終わってしまいました。2016年のLady Gagaのthe National Anthem Performs。カッコイイ! 本物をLIVEで見たら感動するだろうなあ。


 2016年シーズンはカゴ・カブスに伝わる Curse of the Billy Goat(ビリー・ゴート~山羊の呪い) が解けた?と言われた71年ぶりのWS進出。更にはWSでは1勝3敗の状況から3連勝して、激戦の末クリーブランド・インディアンズを破って108年ぶりのワールドチャンピオンに!これによってクリーブランド・インディアンズが68年間という最も優勝から遠ざかっているチームとなりました(ただし、未だにワールドチャンピオンになっていない球団は8球団あります)。


一番よく行ったヤンキー・スタジアムでは誕生日や結婚記念日の人がオーロラビジョンに映し出されたり、ピーナッツを投げて売ってくれたりなどいろいろな小イベントが枚挙に暇がなく、例えばカップルがキスしたりする様子などが映し出されて大喝采!・・・・素敵なシーンが野球以外にも数多くありました。今でも、或ることが球団スタッフの目に止まって当時プレゼントしていただいたヤンキースのヘルメットを持っているぐらいですよ(笑)。

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このブログでも台湾・中華職棒の啦啦隊の記事をよくアップしていますが、台湾で一番縁があった芊芊とは本当によく観戦に行きました。台湾各地にある球場はほぼ行っていて、入場料金も安く、いつも気軽に行けるという雰囲気がすごく良くて、マイクを使った応援と啦啦隊の盛り上がりは本当に楽しかったですね。また、行きたいなあ(笑)。

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さて、日本プロ野球もいよいよクライマックスシリーズへの進出を目指しての2~3位争い(まあ、セ・リーグは巨人とDeNAの3位争い、パ・リーグは西武と楽天の2位争い)が佳境に入って、日本シリーズに続いていきます。

 さて次はクライマックスシリーズ。王者のカープホークスを倒す球団はあるのでしょうか?
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アメリカのMLBもワールドシリーズに向けての最終局面へ。興味は、まだ球団創立以来、一度もワールドチャンピオンに輝いていない現在地区1位のヒューストン・アストロズとワシントン・ナショナルズ(モントリオール・エクスポズ時代からワールドシリーズにも出たことがありません)がこのまま決勝までプレーオフを勝ち上がり、対決できるのかどうか?

そして台湾の中華職業棒球も上半期を制したLamigo桃猿がリーグ記録を超える年間72勝をあげて下半期も絶好調。年間2位と争うことになりそうですが、1勝を獲得するLamigo桃猿が圧倒的に有利な台湾シリーズになりそうです。

 交流試合に続き、ホークスカープの闘いは日本シリーズでも実現するでしょうか?クライマックスシリーズは一体どんな展開になるか、楽しみですね。
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夏から秋へ。ますます、多くのスポーツイベントから目が離せない一年の総決算の時期になりますね。今年はどんな感動を見せてくれるのか、心躍る日々が続きます。

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