震洲は芊芊に話しかけました。

「怎麼今天你來到個包廂?你認識他嗎?」
(どうして今日はこの包廂にいるの?彼を知っていた?)

「不是、我不認識他的。今天當我來到酒店的時候、我遇到他在休息室了。最初我覺得他是新的行政人員。一般,客人不在休息室。到今天我没有陪日本人客人。很多小姐談論日本人客人是不好、因為就日本人不會説中文、所以很無聊的。而且我聽過日本人摸摸很多、要求強迫S也很多。可是他是不一様。他知道酒店的方式、愛玩的。更他是溫柔,有趣。他不是奇怪、新妹也放心了。其實我討厭外国人。 他們不尊重我們。若用錢都可能。我的工作是照顧客人、所以我常常耐心。但不管他是外国人、他會體諒我們。今天我們很自由、很開心呀!」

(いいえ、私は彼を知らなかったよ。今日、私が酒店に着いた時、私は偶然、彼と休憩室で行き会ったんだ。最初は新しいスタッフの人かなと思った。だって普通、客人は休憩室にいないでしょ。それと今日まで私は日本人についたことは一度もないんだ。とてもたくさんの子たちが日本人の客人は良くないって噂している。なぜなら日本人は中国語ができないし、とてもつまらないからね。その上、日本人はすごくさわってくるし、Sをさせろという要求もしつこいことが多いと聞いていたから。でも、彼はちがったよ。彼は酒店のシステムもとてもよく知っていたし、遊び好きなのに加えてやさしくて面白いんだ。変な人じゃないから、新しい子たちも安心できてる。実は私は外国人が厭なの。彼らは私たちのことを尊重しないし、お金を出せば何でもできると思っている。私の仕事は客人の世話をすることだから、とても我慢しているんだ。だけど、彼は外国人にもかかわらず、私たちに思いやりをもって接してくれるから、今日は私たちはとても自由だし、ハッピーだよ!)


私は特に彼女たちに気を遣っていたわけでもなく、ご機嫌をうかがっていることもまったくありませんでした。ただ、酒店に足を運ぶようになって、様々なことに遭遇していましたし、あこぎな客によって弄ばれて、堪え忍ぶ女の子たちの姿を知っていますから、遊びは気持ちよく、粋に楽しみたいと思っていただけでした。それに気持ちを大切にする台妹の子たちは、その方が良い接し方や服務が返ってくることも多く、ドライに金で割り切って遊ぶ日本の風俗のような感覚は良い結果が生まれないことを何となく感じていました。それと酒店の子たちが日本人客の悪口をいつも言っていて「つきたくない」とよく話していることも知っていましたから、台湾のルールにのっとって酒店での夜遊びをする日本人もちゃんといるんだということを示したい気持ちもいつももっていました。

日式の場合は女の子もママさんたちからよく鍛えられていて、日本人がシステマチックな遊びを好むこと、一定の金額に対しては一定の要求をもって遊んでいることをよく理解していますから、まず、日本人が日式クラブに行っても大きな失敗や女の子による差はありません。それと日式クラブの場合は日本語を片言なりできる子が多いですから、コミュニケーションの点においても行き違いのようなことが少なく、トラブル発生の確率は極めて低いので安心感も高いです。また、サウナや一部のマッサージ、ポンの手配する外送小姐などはある意味、即物的なサービスに特化していますから、金で割り切って遊ぶにはシンプルでわかりやすいと言えます。

しかし、台湾のドメスチックな酒店は一言で言えば、とてもわかりにくい世界ですから、そこに落とし穴もあって、慣れていないとトラブルも待ちかまえています。台湾人でも遊び慣れていないとトラブルがあるぐらいですから、外国人である私たちは「推して知るべし」です。

ですから、支払いに関しても「金でケリをつける」みたいなことは絶対にせず、いつもこだわりをもっていて、適正な価格できっちりと遊ぶことにしていますし、女の子との気持ちの距離を縮めていくことを遊びの主眼にしています。

そのようなポリシーをもって酒店に行っているうちに自然と女の子たちとの関わり方というか、公私混同の世界というか、そんな感覚を持ち得ていったのだと思います。だから初めて日本人に接した芊芊もとても気持ちを開き、新しい子たちも楽しい時間をすごし、また、提供してくれたのでしょう。

震洲が私に向かって言いました。

「芊芊是很有名的PT公關。都幹部認識她。很多幹部找她、想介紹自己的客人。她有很多的魅力。不錯了。如果毎天她有上班的話、應該他變成紅牌。很多客人找她。她常常不在空枱。若他在空枱、當然被挑選快快。芊芊是真的搶手。她好像非常喜歡XX先生。今天你有幸運的!」

(チェンチェンはとっても有名なPTの公關だよ。すべての幹部は彼女のことを知っているし、とても多くの幹部が彼女を捜して、自分の客人に紹介したがっている。彼女はとてもたくさんの魅力があるし、まちがいない子だ。もし、彼女が毎日、勤めれば、多分、すぐにでも紅牌(酒店のナンバーのグループ)になるだろうね。彼女が空枱にいることはまずないし、もしいたらあっという間に選ばれてしまうよ。チェンチェンは本当に人気がある子だからね。彼女はXXさんをとても気に入ったようだね。今日はラッキーだったな!)

震洲の言う通りでした。3人の今日入ったばかりの大学生もとても可愛いし、性格もいい子たちでしたが、芊芊はその子たちをすべての点で上回っていました。自由奔放なのびやかな性格、素朴さ素直さ、気遣いできるきめ細やかさややさしさ、そして、極めて可愛い顔と抜群のスタイル。さらに跳舞や唱歌もうまくて、ノリもよく、まわりの子たちと協調しながら包み込んでいくような雰囲気づくりの巧みさはきっと天性のものなのでしょう。後日、芊芊は「私は高中の時に、先生たちにすごく可愛がってもらっていた」とか「学年の同学年の子たちから数え切れないぐらい告白された」と話してくれたことがありましたが、決して自信過剰や嫌味ではなく、十分に納得できる話でした。

それと制服店で人気がある子には実は極めて大切な要素があると私は思っています。それは表現するとなかなか難しいのですが、強いて言うならば「爽やかなエッチさ」というか「明るく楽しい軽やかなエッチさ」というような感覚です。

以前、私は酒店の申し子とも言える「珊珊」という台湾大学出身の正職の子の魅力をブログで紹介しましたが、彼女の場合は「艶やかさ」とか「妖艶さ」といった表現がぴったりで、男の下半身に直接訴えかけるような魅力があります。きっと「抱きたくなる女」という魅力では抜けた存在です。どんな客人も自分の恋人のような感覚で接することができる彼女は一種の天才ですが、芊芊の場合は珊珊とはタイプがまったくちがって、手をつないで一緒に夜市をまわったり、自然に抱きついてきたりするような楽しさや可愛らしさがあるタイプです。一緒に遊びに行ったら楽しいだろうなというのが芊芊の魅力でした。

私は珊珊のような子にも魅力を感じますが、子犬のようなじゃれついてくるような子が楽しいこともあってどちらかというと好む傾向があります。一緒に遊んでいて飽きない子、長時間一緒にいても楽しく、気持ちよく過ごせる子がきっと一番好きなタイプで、芊芊はその要素をすべて持ち合わせていました。

従って、芊芊と永遠に別れる12月24日まで、私は彼女とその数奇な運命を共にすることになっていったのです。


 画像は幻想的な包廂で知られる制服店の公關の子が更衣室で私服から制服に着替えていく過程の様子です。Facebook 経由で親しい子から紹介されたPT妹ですが、この子は一般の客人がつくことは極めて難しいです。私がいつも幹部や行政の紹介でPT妹の子を選んでしまうのも、写真を見もらうとその気持ちがご理解いただけるかもしれません。酒店のキモは100人以上いる公關の中から宝石のような輝きのある子を見つけ出すことにあって、そのためには人間関係がないとよほどの幸運が限り、一握りの宝石のような子たちと出逢うことはまず、できないと言っても過言ではありません。

 なお、ブログの記事に関係ある画像を貼っていきますが、絶対に撮影は禁止ですので、ご注意ください。これらの写真は酒店のスタッフや幹部が撮影し、私に提供してくれている特別なものばかりです。また、画像の無断使用や流用については絶対に禁止です。ご理解をよろしくお願いします。

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 このブログは元々、台妹と良い心の交流をもちたいと思っている、あるBBSでご賛同いただいた方々に情報提供する目的で始めましたので、画像等も一定期間をすぎたらほとんどをプライベートモードにしております。プライベートモードは私が友達認証した方が入れますが、コメントなどをお書きいただいたり、メールなどを通じて交流などを深め、ご信頼した方を対象にさせていただいております。酒店と同じような形で一見の方はすぐに認証はできませんので、何度かやりとりをさせていただいてからになります。ご理解のほど、お願いいたします。 

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