サッカー日本代表の6大会連続のワールドカップ出場が決定しました。
真面目な監督と言われるハリルホジッチ監督の涙が苦しかった闘いの全てを物語っていました。

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 やはり今や日本代表の解説は松木さんと中山さん。解説というよりはサポーターのノリ。これに辛口のセルジオ越後さんが最強。見ていて聞いていて一体感があっていいですよね。


かつて、ワールドカップへの扉は重く、日本は何度もその扉を開けそうで開けない時代が続いていました。今は出場することが日本代表にとっては最低条件のような雰囲気がありますが、20世紀の最後、フランス大会に初めて出場するまでの道のりが苦難の連続であったことは少し年齢が高い人なら皆、知っていると思います。

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有名な「ドーハの悲劇」と「ジョホールバルの歓喜」。そのどちらのシーンも心に残るものでした。

日本サッカーの50年 第2話 1969-1993 迷走そして悲劇

 限りになくワールドカップ初出場に近づいた1993年。オフト監督の下、個性の強いラモス瑠偉選手や三浦知良選手などをキャプテンの柱谷哲二選手がまとめたチームでした。選手層がまだ薄く、日本は世界に近づいたものの、世界にはまだ早いとサッカーの神様が教えてくれた試合でした。
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「神様、あれはなんだったの?」 ラモスとW杯予選、終わりなき“ドーハの悲劇”

そして1997年。再びワールドカップ最終予選に臨んだ日本はホームでの韓国戦に終了間際の逆転で敗れるとズルズルとアウェイで格下と思われたカザフスタンにも終了間際の同点弾で引き分け、予選途中で加茂周監督が更迭されるという事態に。

日本サッカー史上唯一、W杯予選途中の解任劇 指揮官が語る「腹括った」瞬間

ワールドカップ未出場国が開催国になるという史上初めての汚名の危機が迫っていました。日本の誇りが失われかけた異国の地で再び、井原キャプテンを中心に窮地に追い込まれた日本代表の闘いが始まっていきます。

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そしてコーチから昇格した岡田武史新監督の初戦、アウェイでのウズベキスタンも終了間際まで0-1でリードされる展開でした。しかし、終了間際にあきらめなかった井原選手が放った超ロングシュートが呂比須選手に触ってコースが変わっての幸運な同点ゴール。そのシュートが僕はワールドカップへの道を開いた最も重要なゴールだったのではないでしょうか。決して鮮やかなシュートではありませんでした。しかし、「世界で闘いたい」というキャプテン井原選手の思いが詰まったこのゴールが日本代表のベストゴールとずっと今も思っています。



日本サッカーの50年 第3話 1993-1998 新世代の台頭

そして日本は何とか土俵際で残り、イランとの第3代表を決める舞台ジョホールバルへ。

「今円陣を組んで散った日本代表は私たちにとっては彼等ではありません。これは私たちそのものです」

「日本代表は堅くて重かったワールドカップの扉を開く鍵をやっと、やっと手に入れました」

ついに日本は延長戦の激闘の末、アジア第3代表を勝ち取り、フランスワールドカップへの扉を初めて開きました。

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 1997年、今から20年前。当時のニュースステーション。川平慈英さんやキャスターの久米宏さん・小宮悦子さんらの熱い声援が今でもあの日を思い出させます。一度も出場機会がなかったスピードスター岡野選手がこぼれ球をゴール!当時はゴールデンゴール方式であったことも野球でいうところの「サヨナラ勝ち」のような雰囲気がありました。予選の不振で更迭された加茂周監督の代わりに途中から監督を成り行きで務めた岡田監督の性根の座った「失うものは何もない」という強い気持ちが呼んだ初出場だったと思います。


その両方を経験した井原選手や中山選手、そしてワールドカップには無縁ですが、日本代表を引っ張った三浦知良選手の言葉や存在感は若い方々にはわからないかもしれませんが、僕らオジサン世代にとっては今でも記憶に残っています。

その後、イタリアのセリエAで活躍した中田英寿選手やスコットランドで愛された中村選手、オランダで日本人の評価を高めた小野選手など世界で活躍するいわゆる「黄金世代」が現れ、そしてワールドカップ出場常連国への道のりをつくってくれました。

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日本代表は2002年の日韓共催ワールドカップでトルシエジャパンが決勝トーナメントに初めて進出し、ベスト16に入ると、ドイツでのジーコジャパン、南アフリカではオシム監督の後を継いだ岡田監督が再び率いてベスト16、そいてブラジルワールドカップにもザッケローニ監督がその道を開き、ワールドカップ出場常連国への道を歩み始めました。

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岡田武史 | 名言集

日本サッカーの50年 第4話 1999-2010 強国へのはるかな道

 予選は世界で一番早くワールドカップ出場を決めた日本代表。しかし、ブラジルでは1勝も上げることが出来ずに予選で敗退しました。8年ごとに決勝トーナメントに進むというジンクスの下、ロシアでは初めてのベスト8以上の期待がかかります。
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世界に挑むことは簡単ではありません。今回のワールドカップ予選も苦難の連続でした。

第2次予選でシンガポールと引き分け、最終予選の初戦、ホームで理不尽な審判の笛もあって、UAEに敗れたときは激しい逆風が日本代表には吹いていました。代表監督であるハリルホジッチ監督の進退問題にも波及し、彼の目指す「縦への早い攻撃」という戦術と選手の感覚との相違、さらに本田選手、香川選手、岡崎選手らの長年日本代表を引っ張ってきた選手と若い選手との世代交代のずれなどの課題が山積みでした。

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そんな中で僕個人は最終予選の中で2つの試合が今回の予選突破への大きな鍵だったと思っています。

ひとつは第3戦、ホームで迎えたイラク戦。イラクはワールドカップに出場したこともある古豪で長い国内の混乱のため、力を落としてはいますが個人能力は高く、かつて「ドーハの悲劇」で日本がアディショナルタイムに同点ゴールを決められて初めての出場を逃した因縁の相手でもありました。この試合も1-1の同点でアディショナルタイムを迎えていました。ラストチャンスと思われたセットプレーからのクリアミスによるこぼれ球を「掃除屋」の山口蛍選手が足を振り抜いての渾身のゴール!

「ピッチで闘う選手たちに、どうか・・・・・送ってください」

「とってくれた! 日本がワールドカップ出場に希望をつなぐ見事な勝ち越しゴール!、これが日本代表です。厳しい苦しいアジアの闘いの中で結果を出してくれる、これらが誇る日本代表です」



そしてアウェイでのオーストラリア戦でも引き分け、今ひとつ調子が上がらない日本代表はホームで同じグループの強敵・サウジアラビア戦を迎えます。サウジアラビアはワールドカップに出場経験のある中東の雄、ホームでのこの試合が大きな山場と言われていました。ここでハリルホジッチ監督は大きな決断をします。日本代表の中心選手だった本田選手と香川選手、岡崎選手を先発からはずし、若手選手に切り替えて新たな躍動する力に賭けたのです。

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この試合を何とか2-1で勝利した日本はここから、若手選手や新たに代表に招集した新戦力へのスライドが結果を味方につけて始まっていきます。清武選手、大迫選手、原口選手などに加え、久保裕也選手や浅野選手などの若手、そして野洲高校のセクシーフットボールで一世を風靡しながらも個性的すぎてなかなか起用されなかった乾選手も代表に呼ぶとともにガンバ大阪で活躍する21才の若手・井手口選手をアウェイのイラク戦から招集しました。

前の記事でも書きましたが、最近の日本の「若い力」には素晴らしいものがあります。卓球の張本選手や平野選手、みまひなペア、将棋の藤井4段(森内永世名人九段にも勝利のニュースが入ってきました)、バドミントンの奥原選手、高校野球の清宮選手や伊藤選手などのU-18大会での活躍も期待が高まっています。僕は彼らの物怖じしない心の強さには本当に感心します。大舞台で力を発揮できる凄さは以前の日本人のイメージを完全に変えていますよね。

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ワールドカップ出場がかかる大一番・オーストラリア戦では浅野選手、井手口選手、乾選手らを先発、彼らも期待に応えて躍動。見事に2-0で勝利を収めました。

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 1-0で苦しかった時間に3人のDFを前にして放った井手口選手のスーパーゴール。浅野選手、そして後半起用された原口選手などとともに若手がハリルホジッチ監督の采配に見事応えました。
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もちろん、その人柄と冷静なキャプテンシーでチームを牽引する長谷部選手やディフェンスの要、吉田麻也選手、経験豊富なGK・川島選手、攻撃的なサイドバック・長友選手などのベテランとの融合が成功、僕が最も利いていると思う「お掃除屋さん」のボランチ山口蛍選手など目に見えない貢献度も高く、チーム全体の総合力が上がってきています。ここにベテランの本田選手や香川選手、岡崎選手もいますから、やっと世代交代を進めながら、チーム全体がうまく機能してきたということでしょう。



就任当初、マスコミから叩かれることも多く、逆風が絶えなかったハリルホジッチ監督の手腕がやっとここに来て発揮され、貫き通した信念が理解をされてきたということだと思います。

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(写真:JFA)


オーストラリア戦の乾選手や井手口選手、浅野選手の前線からボールを奪いに行く積極性は素晴らしく、さらに高校時代、高校生では止められないと言われた身体能力の高い大迫選手もFWの柱として機能、躍動感あるチームに生まれ変わってきています。オーストラリアも後半、ユリッチやケーヒルといった攻撃的な選手を投入したものの、守備も吉田選手を中心によく凌ぎました。

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ワールドカップ出場を決めた日本代表は今日、予選最終試合のアウェイ・サウジアラビア戦に向けて日本を出発しました。サウジもワールドカップ出場をかけて全力でやってくると思います。オーストラリアはタイ戦で有利というのが一般的な下馬評ですから、必死のサウジは強いでしょう。ワールドカップでの活躍を次は目標にして、最後までハリル・ジャパンの攻撃的なサッカーでモチベーションを落とすことなく、締めくくって欲しいと思っています。

 サウジに着いた日本代表の様子と一躍ヒーローになった浅野選手。彼は7人兄弟の決して裕福ではない家庭で育ちましたが、活躍が親孝行と言う彼の人柄がよくわかります。


【PHOTO】日本×オーストラリアの美女サポーターたち♥

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(写真:サッカーダイジェスト)

再び、簡単ではないワールドカップへの出場を決めた日本代表。
世界を驚かせるサッカーを見せて欲しいと心から願っています。

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(写真:Football Channel)

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