中式KTVと一般に言われる大陸のドメスティックKTVは本当に様々な形態があります。高いところは普通に2時間ほど飲んで2000元はかかります。逆に場末感も漂うローカルなKTVは500元もあればOKというところもあります。いろいろと本当のことがわかりにくい大陸の中式KTVについて、今回はまず、高級店(高端私人会所)についての基本事項編。ただ、一例であってすべてではありません。

次回は続きの高級店の包廂(包房)編、さらに低中級店(まあ、僕がいくのはこちらですね)をゆっくりと順々にご紹介したいと思います。あまりにも複雑で中国人でもその仕組はよくわかっていません。正直なところ、超不明瞭な世界です。

小姐7

まず、桑拿系私人会所とは異なり、ネオンはしっかり、外の入口附近には普通ちょっとしたカウンターのような台(結婚披露宴の司会者が使う台のような感じ)を出して、案内係がいます。客服を使わなくても入れますが、客服を使うと割引や特典があったりすることもあって、明朗さは増しますね。

 こちらはブログを御覧頂いた方にちょっとしたく客服情報の例。ただし、中国語必須、それと仕組みがよくわからない人は利用してはいけません。必ず、客服は紹介で行くか、何度かやり取りしてからの利用が基本です。

上海各大ktv包厢预定

基本的によほどの人でない限り、たやすく店は発見できます。ただ、大陸のインターネット規制はなかなかきついのでKTVとかで検索しても出てくるのは量販KTV(普通のカラオケ店)が多く、まずおおまかな日本的検索では画像や情報は落ちていないと思った方がいいです。しかし、具体的な店名や中国語の専門用語を知っていればあっという間に多くの情報がヒットしますから、まずは店とその仕掛けを具体的に知っていないとダメですね。それとgoogleは大陸では使えないので、百度(Baidu)で検索することです。ただし、簡字体で入力しないといけませんよ。

顶级私人会所(上海にある高級系KTVの店舗情報)

 先日、ちょっと出かけて撮ってきました。まあ、誰もが知っているような有名店ですね。
上海の夜

 こちらは大陸全土にチェーンをもつ有名なグループ。
KTV店

店にもよりますが、入れば豪華絢爛、多くの小姐が並んで迎えてくれるような展開が多いです。店は多くは都心にあって、次回ご紹介するような場末的なKTVとは雰囲気そのものがまったく異なります。僕は当然、素朴でしつけがなっていないような小姐が多い「ドメスティック場末派」ですから、まあ、接待とか以外では超不経済なこともあって自ら足を運ぶことはないです。実は正確に言うと大陸では小姐はDJ公主とは職務内容が異なっています。DJはKTV包房(包间)公主とも言われ、単に公主とかDJと言ったりもします。

KTV DJ1

KTV DJ2

KTV DJ3

KTV DJ4

まあ、服装はそれほどドレスコードがあるわけではないのですが、さすがにある程度は考えて行かれたほうがいいとは思います。初めて来た人はまず、その雰囲気に圧倒されてしまいますね。包廂(房间、包间とも言いますが、つまりKTV個室のこと)に行く前からどんな展開になるのか、心が踊る人多数です。まあ、虚飾の世界の極みです。

しかしながら、心踊ってばかりではいけません。とにかく重要なのは価格です。来店の際に客服利用であれば事前に問題なく、相談できますが、いきなり入店の場合は服务員あるいは担当のママによく確認をしておかないといけません。店によって千差万別、調子に乗って飲んでると後からびっくりするような金額になります。従って、とにかく一番最初に確認すべきことは料金の確認とシステムの理解です。旅行者の方がすぐにわかるほど簡単ではありません。台湾の酒店以上にいろいろな経費がかかります。絶対に行き慣れた人と行くのが最初は肝心です、何とかなるという気分で行くと大火傷をしますよ。それとどこの店もだいたい最低消費の金額があります。

KTV DJ7

まず、中式KTVの日式KTVの違いは僕が思うのには、以下のような点です。大きな違いがあります。さらに高級店と低中級店ではまったく、趣きが異なりますから、そこも理解しておかなくてはいけません。

日式は一人でも行ける店が多数ですが、中式は基本、房间の大きさによって価格が異なり、頭割りしますから、少なくとも4人以上ぐらいの大人数で行かないと極めて不経済です。一人で行ったことがないのでわかりませんが、多分、一人でも大丈夫と思われますが、まず、そのような客はいないと思われます。当然、大きな房间は高いです。この点はどんな大きさでも関係がない台湾の酒店KTVとは事情が異なります。

包廂(房间)の価格は店によって異なりますが、一番小さな迷你包4人1500元ぐらいもありますが、普通は小包8人だと2500元ぐらいから、中包の10人~20人ぐらい入る大きさとなると3500元から高いと4000元ぐらいはします。もっと大きな大包30人用とかもあります。一番大きな总统包は40~50人ぐらいでしょうか。相当豪華な表演が多く、驚くような仕掛けがある場合もあります。ガラスや鏡の多用がほとんどで、鏡貼りを使って包廂やDJ公主の人数を多く見せたりするのは常套手段です。

KTV包廂

上海ktv明细价格表、夜场 商务会所 夜总会最新消费必备

KTV包廂2

酒は飲み放題のような時折、日式であるようなシステムはまず、ありません。包廂(房间)の代金までの酒は支払いに加わることが少ないのですが、基本的にこの価格を越したらすべて追加になります。ビール以外の酒は基本的にかなり高く、まあ、基本は追加になります。ちょっとしたつまみやオードブルはもちろん、有料で高いです。ただ、最近は客服を使うとセット価格(すべてコミコミ)で安ければ一人500元~1000元とかもあります。

それと時間も公主が上钟(接客していることをこう言います)している間は钟费がだいたい10分単位(一人20元~50元ぐらい)とかでかかります。すべて端数は切り上げにあるのが普通ですが、店によって時間の扱いがかなり異なるので注意が必要です。また、時計はないのが普通、あってもわざと時間を狂わせていることが多く、客に時間の感覚を失わせるようにしています。

房間1

 ある店の酒とソフトドリンク価格表です。単位は人民元。現在のレートで約16倍ぐらいで円換算。
酒価格表1
酒価格表2
ソフトドリンク価格表3

細々とした経費がかかる場合が多いです。これも店によってすごく違いますが、包廂(房间)の価格以外にも酒を持て来る服務員などにも小费を払うことが多く、公主は300~400元ぐらいが小费の最低価格、さらに各服务員にも100元を払うのがマナーでしょうか。公主は日式と異なり、この小费のみが収入です。

自分の担当に包廂が決まっていて、まずは夜7時に出勤したらそこを掃除しなければいけません。そして客人の迎えをして、指名(点)を待つというのが流れです。従って、小费を稼ぐためにいろいろな状況が発生しますが、高級店ではあまり、大胆になることは多くはありません。ただ、ノリによります。日式の小姐の場合はある程度、基本給があり、それに加えて歩合制という形で保証がありますが、中式は衣装代金も押金として公主が支払わなければいけないことが多く、住居なども保証されません。完全に競争の世界です。

KTV DJ!

DJ公主

まあ、これぐらいが入門編。いよいよDJ公主を座らせて、いよいよ虚飾の世界の幕が開きます。

KTV DJ6

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