「Take on me ! 」 (私を連れてって!)

宜蘭酒廠でまずは酒銀行を訪れた私たちですが、芊芊は紅老酒を預けたことでいかにもルンルンという感じで私に向かっていきなり英語で言うと私の手を握りました。

手をつなぐ

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私たちは宜蘭酒廠の中へ。まだ、平日の午前中ということもあり、人影はまばらでした。

「 宜蘭酒廠應該是全台灣最古老的酒廠了。這裡現存最古老的建築可是建於1926年喔」

( 宜蘭酒廠は多分、台湾中で最も古い醸造所。ここで最も古い建物は1926年のものなんだよ」

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私たちはまず「甲子蘭酒文物館」と看板が出ている建物へ向かいました。入口にはたくさんの甕が壁に並んでいて壮観、わかりやすく醸造の歴史や方法が展示されています。中に入ると1階はよくあるお土産物のコーナーですが、2階はいわゆる展示室になっていて、台湾におけるお酒の歴史やここ、宜蘭でどう紅露酒が中心となって酒産業が発展してきたかわかります。1階は結構混雑していましたが、2階は人もまばら。おかげで私には可愛い台湾娘の名ガイドがいますから、ゆっくりと芊芊の解説を聞きながら理解を深めることができました。

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 1樓はお土産品を売るブースが並んでいます。どこでも台湾は商売熱心ですよね。
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 2樓の展示室への階段。いきなり人が少なくなり、空きます。
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 2樓にある酒文物展示區の様子
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「這裡除了甲子蘭酒文物館之外、還有一個台灣紅麴館。台灣紅麴館由酒廠內一座在1927年建造的鋼樑紅磚紅露酒調和室改裝而成。以前是紅露酒貯存、調製、調合的廠房」

(ここには甲子蘭酒文物館の外にね、まだもう一棟、台湾紅麹館っていうのがあるんだ。台湾紅麹館は醸造所の中の一部分なんだけど、1927年に作られたんだけど赤い鉄鋼を組んで昔の紅露酒調合所を改装したもの。以前は紅露酒を調合したり、保存する醸造所だったんだよ)

※麴という文字は中文表記、麹という文字は日文表記で意図的に区別して記述しています。

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きれいに正面や中は改装されていますが、建物そのものは確かに古く、日治時代からの歴史を感じることができます。横側や裏側に回ると当時の面影を偲ぶことができます。

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中はちょっと照明の明るさが落としてあり、かなりお洒落な雰囲気になっています。建物は古いのですが、内部のデザインは現代的なレトロというアンバランス感があって悪くはありません。むき出しの鉄鋼もニューヨークのソーホーあたりの感じに似せて作ってあって、センスがあります。

 鉄骨が剥き出しになっていて、テックな工場や倉庫のイメージでデザインされています。
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 紅麹のいろいろな製造過程や性質の様子がまとめられていて、展示もされています。
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甲子蘭酒文物館の横には台湾らしく、紅麴小吃街というちょっとした小吃を食べられるスペースや各種のお酒を売っているお土産物コーナーもあります。

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「你知道紅麴香腸嗎?一條25元、好吃的」 (ねえ、紅麹ソーセージって知ってる?1本25元、うまいよ)

「香腸、在台灣是經常出現於餐桌上、便當盒中。在夜市、觀光區都可以看的到、可謂是具代表性質的台灣美食之ㄧ」

(台湾式ソーセージは台湾では必ずと言っていいほど食卓や弁当にあるよね。夜市や観光地ではいつも売ってるのを見ることができるし。代表的な台湾の美味しい食べ物なんだから)

芊芊、さすがに日本人の僕でも香腸は食べたことがあるし、知っているから。心の中でそう思いましたが、この何でも台湾のことを私に手取り足取り教えたがる娘の顔を見ると初めて食べるような顔をするしか、ありません。芊芊が言うには紅麹香腸はここ宜蘭酒廠では名物のようで人気が一番あるとのこと。香腸は台湾ではすごく夜市などで売っていて一般的な小吃ですが、何でも「紅麹」で味付けするのが、宜蘭酒廠らしいとも言えますね。

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私と芊芊はそれぞれ1本ずつ買って、早速、熱い香腸をいたきました。

「台灣常見的香腸口味有、原味香腸、黑胡椒香腸、五香香腸、蒜味香腸、紅麴香腸、杏包菇香腸・・・」

(台湾にはよくあるソーセージがあってね、黒コショウや五香、ニンニク、紅麹、エリンギなんかかな)

夜市で私もよく食べるのですが、紅麹の場合は、紹興酒の味というか、酒の香りがする濃厚な味でとても美味しくいただけました。元々、私は香腸は大好物ということもあるのですが。

甲子蘭酒文物館の1階にはさらに2種類の名物冰淇淋があって、「甲子蘭酒文物・紅露桂圓米糕冰」と「紅麴冰棒」として、やはりよく売れています。台湾ならではのすぐにプロジェクトされるご当地アイスですね。これを紅麹香腸を食べた後に芊芊に言われて、やはりこれを食べなきゃということで早速購入してみました。1支15元。まあ、安いですね。

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微妙な味の冰棒(アイスキャンディーのこと)を食べながら、私と芊芊は宜蘭酒廠の中を散策することにしました。日本統治時代からの古い建造物である禮堂などや醸造に関する様々な施設があって趣きがなかなかあります。二人で何気なくフラフラしているといろいろな気付きもあって、芊芊自身も私に解説することで自分の含蓄を深めているような節もありました。彼女自身、勉強や知識を深めることや自分の知的好奇心を満足させることにはすごく熱心でしたから、そういう意味でも彼女と訪れる様々な台湾の場所は私にとっても彼女にとっても意味のあるものでした。

 日本統治時代から現存する禮堂(いわゆる集会所とかホールの類いです)
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 ずらりと並ぶ醸造用、保存用のタンク
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台湾には様々な歴史があります。

私たちが普段、何気なく飲んだり、お土産で来訪者の方々に渡しているお酒も少しちがった目線で見てみると新たな発見や台湾の文化的な背景の理解へとつながることも多いものです。

私はこのおしゃべりで、ちょっと生意気な台中娘に心の中でいつも感謝していました。

「Take on me!」 

それは実は私の方こそ、芊芊に言うべき言葉だったのかもしれません。

  a-ha :Take on me とてもお洒落なプロモショーンビデオですね。


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