5月になり、長らく2月から変更していなかったブログトップを変えてみました。人生には突然土砂降りの雨のような辛い変化が起きることがあります。この2月から4月にかけての私がそうでした。酒店に生きる小姐もそのようなことは当然あります。かつて芊芊と行動をともにしていた頃、そのような情況に数多く遭遇しました。でも、時として「傘」となる人が現れることがあります。それは偶然だったり、幸運だったりすることが多いのですが。

ブログトップの下には見えにくいのですが、「雨天、這個季節我想著你」という言葉が小さく記されています。5月中旬が終わると台湾は日本より一足早い梅雨に入ります。そして、台湾はいよいよマンゴーの季節となり、暑い夏を迎える準備を始めます。

 私が懇意にしていた小姐・雙雙が「禮物」とともによく唄い上げていた楊丞琳の大ヒット曲です。美しいバラードなので、ぜひ、聴いてみてください。


ところでブログでよく使う「情況」とは日本語の「状況」のことです。「意思」は日本語の「意志」なのでよく中文で書くと誤字ではないかと思われますが、誤字ではありません。それと「介紹」や「件事」は日本語とは漢字の語順が逆になります。これもよく誤字のように思われますが、中文表記で書けるところはブログを書いていますので、お知りおきくださいね。

さて、最近の酒店の様子です。時代の流れもあってかなりシステムがどこも近代化しています。各包廂の管理にPCをもちいる酒店がどんどん増えてきていて大規模な集團はほとんどが、公關小姐の節(時間の基本単位。多くの酒店は1節10分)の管理を小姐がもつIC卡(カード) で行うようになってきています。包廂の入口にホワイトボードがありますが、以前は、そこに書き込まれている小姐の名前を行政がチェックしているだけでした。しかし、今はリーダーに卡を通すと包廂に入った時間や出た時間が自動的に記録されるようになってきており、これにより「時短」という酒店の悪しき伝統や小姐の給料精算のごまかしが減ってきています。

さらにK(ケイタミンという毒品のスラング)も相変わらず包廂でやっている馬鹿な客もいないではないのですが、かつて一部の公司がK店と言われ、揶揄されたようなことはなくなってきています。すなわち、組織的に客に場所を提供するということが表面的には見えなくなっています。コンプライアンスの流れが台湾にも急速に押し寄せてきており、以前に比べ、酒店の情況も透明化しつつあります。 

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日本人に対応できる酒店もかなり長春路あたりに増えてきており、価格はやや高め(だいたい2時間5000元ぐらいが日本人観光客の平均的な価格のようです)に提示されるようですが、まったく仕組みがわかりにくかった以前とは異なり、いわゆる「酒店ブラックボックス」問題も解消されてきているのが現状です。しかし、詳しい仕組みを知らないと「カモネギ」であることは間違いなく、可愛い小姐に出会うことも極めて難しい(基本的に1回~2回では無理です)のは変わりません。物珍しさもあって、酒店に行き、経験することだけで満足してしまう日本人はとても多く、通って深い領域に踏み込んでいける日本人はごく僅かしかいません。さらに酒店でうまく遊ぶには中国語がある程度できること、自分で交渉できることは基本的に必須なので、コミュニケーション能力が問われます。彷徨わないと道は開かれません。

下の画像のように包廂で空枱をズラーッと並べられると、直接の顔見せというのは昔の遊郭が残る飛田新地のような所にでも行かない限りは日本ではありえないシステムなので、それだけで満足してしまうことがあります。日本は基本、写真指名の世界で実物は見せず、パネマジの世界がありますから、顔とスタイルを見て指名できるのは、心からいいシステムだと思います。最初、私が酒店に行った頃もいつも小姐が包廂に入ってくるとドキドキ感があって、ズラーッと並ぶ小姐が次々と包廂に来るのに妙に興奮したのを憶えています。次にはどんな子が来るんだろうなんてワクワクしたものです。

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 包廂に向かう空枱の列。ここは日本人客が多いとされる長春路交差点近くにある禮服店です。
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 可愛い子や人気のある子はまず、空枱にいることはありません。他の包廂にいるのをこのように幹部がうまく取ってきて単独で客人に紹介されます。この画像では後ろ姿が點枱(指名)されて他の包廂から連れてこられた公關小姐、腕を組んでいるのが幹部です。幹部や行政と懇意にならないとまず、このようなことは無理です。幹部に良い子を探させることができるというまでには、相当の信頼関係をお互いにつくらないといけないでしょう。なぜならば、私たちは包廂の外を見ること、他の包廂にどんな子がいるかを知ることができないからです。それとシステムを熟知していないと點(指名)競争で加點や大框・小框を組会わせて使うことができません。価格や時間も調整確認しないといけません。酒店は小姐の服務ではなく時間の権利を買うというのが基本だからです。従って、換枱(女の子を途中で換えること)も適切なタイミングでうまくできないと言われる日本人には簡単ではありません。
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それと小姐を横に座らせてからの遊びの展開はこのブログでも何度も紹介しましたが、小姐の心をうまく開かないといけません。酒店の子は玉石混淆、服務は千差万別ですから、良い服務を引き出すことはとても酒店では重要な要素です。金を払ってるから、こちらはデーンと座って気持ちよくさせるべきだという考えはまちがっているとは思いませんが、ここは台湾・外国です。文化が違う日本人と台湾人が楽しい時間を過ごすためには、こちらも距離を縮めていく努力をしないといけません。慣れないとベルトコンベアのようなきちんとした計画的なシステムが好きな日本人には違和感を感じることも少なくはありません。

 酒店に行くならせめて簡単な玩遊戯ぐらいを少しは憶えていくと良いと思います。画像はある禮服店。
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最近、日本人が制服店などにも増えてきているのですが、コミュ障害に陥っている日本人は少なくないと聞きました。知り合いの複数の小姐と今も連絡をとっているのですが、日本人客が増えてきたものの、「無聊」(つまらないという意味の中国語。よく使いますので憶えておくといいです)とよく連絡がきます。

酒店は風俗店ではありません。ましてや置屋でもありません。タイのバンコク・タニヤは私もかつてはよく行くきしたが、タイの子といろいろとふざけて盛り上がり、気があったら、夜の街へ出て散策しながら一緒にホテルで泊まるという感じがありました。しかし、今はすぐに女の子を一通り眺めて、気に入った子を一夜の相手として選び、すぐに連れ出してしまうという傾向が強まっています。私はバンコク滞在の頃、ファランと遊び方がちょっと似ていて、ソイカなどでもGOGOの子たちと一緒に盛り上がるという感じで彷徨ってましたので、少しばかり今のタニヤなどの傾向が残念には思います。バンコクでは日本人観光客が多いナナプラザにもあんまり行かず、スティサンやシーナカリンといったあんまり日本人がいない場所によく行っていました。ソイカでもよく行ったのはカクタスというGOGOで、ここは本当に日本人がバカラなんかとちがっていませんでした。私のブログを読んでいただいている方にバンコクで駐在されている方がいらっしゃるのですが、その方はこの感覚がわかると思います。

 よく行ったバンコク・ソイカのカクタスクラブ。とてもこぢんまりしていて、とてもマイナーです。
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 懐かしいシーナカリンのフローレンスのコヨーテ。気軽に女の子と話せて日本人が少なく、よく行きました。




まあ、夜遊びの仕方は人それぞれなので、そのような方々に意見したりする傲慢な気持ちはまったくないのですが、私は自分の路線として、せっかくだから現地の言葉でコミュニケーションを少しでもとって、地元のおいしい食べ物でも食べて街を彷徨って盛り上がりたいな、なんて思ってます。

私が台北にいた頃はそうでもなかったのですが、ここ数年、日系クラブでも似たような傾向があって、ゆっくり店で小姐とすごすというよりは開店直前の7時半頃の女の子がまだ連れ出される前の時間に来店する日本人旅行者がすごく増えたと懇意にしている日系クラブ「P」のママさんが言っていました。この店は階段を下りると右手に小姐が座っているソファがあるちょっとしたスペースがあって、この前で連れ出す女の子の物色を来た瞬間に始める日本人も増えたとも話していました。

酒店がそんな感じにならなければいいなとは思ってますが、きっと、酒店は遊び方を知らない者には本当の奥深い世界を見せないと私は思っていますので、最後の重い扉を開くのはきっと簡単ではないように思います。このブログを最初から読んでいただいている台湾在住の方にはこの感覚が何となく、わかっていただけるかな、なんて思ってます。

 では、短期間だけ公開のGWサービス画像。盛り上がる制服店の包廂です。客人も小姐も涼しい格好で一緒に跳舞、唱歌が基本。飲めや唄えやで小姐を抱抱(パオパオ)して陽気に盛り上がるのがコツ。自分をさらけ出すのが苦手な人は制服店は楽しめない場合が多く、小姐も「無聊的!」と言い出して、すぐに手工して早く帰そうとしますよ。台湾は亜熱帯ですから、高雄など南へ行けば行くほど開放的になります。一番は私の印象だと台南の酒店ですかね。
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 以前に一度紹介したのですが、ある幹部が撮影した制服店の小姐のノリノリの跳舞。一緒に盛り上がるぐらいの勢いがないと楽しめません。秘密の鍵はよろしくです。




日本人にも少し敷居が低くなってきた酒店。しかし、包廂の中ではまだまだ遊びの偏差値は高くはないかもしれません。

粋に楽しくいい時間をすごす。

台湾社会のある意味、酒店は断面ですから、私たちも台湾へのリスペクトの気持ちを忘れず、有意義な夜の国際交流をしていきたいものです。そうすれば、親日的な台湾はあなたに天国への扉を少しずつ開いてくれるにちがいありません。

では、ノリノリになる羅百吉のいつもながらのセクシー台妹多数登場のMVをちょっと気後れしてる方に送ります。

 2013年末のヒット曲、寶貝とのコラボ、「跳電」。韓国のPSYと雰囲気が似ています。


  2010年の大ヒット。多くのバージョンがありますが、唄いやすさもあって今でも酒店の跳舞の定番。これぐらいは口ずさめるといいですね。ほとんどの小姐はこの曲は知っています。英語が多く「Party Girl」と連呼するサビが唄いやすいので中国語ができなくても何とかいけますね。


続いて、これぐらいは・・・という酒店の代表的な跳舞KTV。あまりにも有名なオールドヒットです。中国語ができないならば、とにかくKTVで跳舞を女の子たちにしてもらえれば、盛り上がりますよ。

 酒店の跳舞と言えば定番中の定番、やはり羅百吉が作曲した芭比の「使勁搖」(スジンヨウと発音します)。7~8年ぐらい前の曲なのですが、女の子2人組がデュエットできるので、よく唄われますね。以前、私が最初に酒店で懇意にした幹部・震洲と出会った夜に寶貝と可人という台中から来た2人の女生の子たちが唄った歌です。
紅桃姊姊、黑桃妹妹

 こちらはもう一方の酒店跳舞の定番、謝金燕。2013年に大ヒットした「姐姐」。

 これぐらいは台湾の制服店に行くなら絶対に知っておいてください。2010年のメガヒット「嗶嗶嗶」。手袋して踊ると当時は大ウケでした。今でも十分に通用します。

 最後は男性が唄う大ヒット定番。2010年に大ヒットした潘玮柏 の「UUU」。唄いやすく、今でもよくかかります。英語が多いのと中国語が出来なくてもUUUと唄えば何とか、格好がつきますね。


次回からは休息一些の時間が一些ではなく太長になってしまったので、芊芊との宜蘭旅行からの時系列編の続きから、その他の多くの小姐とのつながりやかかわりを中心にして再び書き綴っていこうと思います。

 便服店の小姐。酒店の頂点と言われる便服店には紛れもなく豪華で華麗な世界があります。そこに生きる小姐たちも虚飾の城とはわかっていながら、その役割を演じきっています。私たちも精一杯見栄をはって、格好つけていきたいものですね。制服店の底抜けの楽しさと便服店のホスピタリティの心地よさ。酒店には本当にいろいろな顔があります。日本人である私たちには、きっといつまでもその奥底にある本質には決してたどりつけない世界なんだろうと包廂の前を通り過ぎながら、よく思っていました。
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  なお、ブログの記事に関係ある画像を貼っていきますが、絶対に転載は禁止ですので、ご注意ください。これらの写真は本人やその友人、または幹部、經紀人、私が撮影している特別なものばかりです。従って、私との人間関係のつながりで判断してアップしているものです。画像の無断使用や流用については絶対に禁止です。ご理解をよろしくお願いします。また、 写真をスマホなどに入れて見せたり、プリントアウトして探したりすることは絶対にやめてください。 多くのブログを楽しみに読まれている方々がいます。臨場感ある画像がアップできなくなることは酒店の魅力を紹介するエッセンスに欠けることになることをご理解ください。  
 
 このブログは元々、台妹と良い心の交流をもちたいと思っている、あるBBSでご賛同いただいた方々に情報提供する目的で始めましたので、画像等も一定期間をすぎたらほとんどをプライベートモードにしております。プライベートモードは私が友達認証した方が入れますが、コメントなどをお書きいただいたり、メールなどを通じて交流などを深め、ご信頼した方を対象にさせていただいております。酒店と同じような形で一見の方はすぐに認証はできませんので、何度かやりとりをさせていただいてからになります。ご理解のほど、お願いいたします。 

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