いろいろなことが1月にはあったのですが、少しずつ気持ちが穏やかになってきました。台湾の話題から少し離れて日本の子たちの内容だったのですが、多くのブログを読んでいただいている方から、拍手をこの2話の記事にすごくいただき、驚いています。

それと私が励まされた子たちには共通のことがあることに気がつきました。それは人のことを悪くは言わないということ。それと人は人、私は私という感じがあること。人に流されずに自分をしっかりもっているということでしょうか。当たり前と言えば当たり前なのですが。 

心の眼

私が台湾で最も行動をともにした芊芊、そして振り回されてはいたけど、最も包廂に呼んだ戀戀、最も信頼して初めて涙を見せた紅牌の子。すべて、周りの子に影響されないような強さがありました。今回の日本の子も同じでした。それとその子たちに共通しているのはすべて学生時代は学校のリーダーで先生たちにも信頼されていた子だったこと。芊芊は台中の高中では先生たちにも可愛がられ、いろいろな表彰もたくさん受けている子でしたし、戀戀は生粋のお嬢様で嘘偽りのない竹を割ったような性格で仲の良い女友達にいつも囲まれていました。誰かに愛された経験がある子は多分、人をも愛することができるのでしょう。可愛がられたことっていうのは心の財産ですから。

ブログで何度も紹介した私を盗難事件の時に助けてくれた紅牌の子もそうでした。極めて沈着冷静、頭の良い子で、とても機転が利きました。彼女は酒店の子で唯一、僕の妻と会っている子で、帰国の際にいろいろな手続きを手伝ってもらった(彼女は台湾人なので、一緒にやってもらうとすごくいろいろなことが効率良かった)のですが、ある日に中華電信で私の印鑑が必要だったことがありました。たまたま帰国準備に来台していた妻に士林夜市まで持ってきてもらったことがありました。妻から印鑑を受け取るときさすがにバツが悪いので、紅牌の彼女にはどこかに行っててもらおうと思っていたのですが、彼女が「不要擔心(心配しないで)」と笑って言うのです。彼女は私にこう言いました。

「我是你的公司秘書、所以我介紹自己」

(私はあなたの会社の秘書だから、自己紹介もするからね)

びっくりしました。そしてさらに続けました。

「我想見面你的太太。可以嗎?雖然私是酒店小姐、今天真的我是秘書」

(私は奥さんに会ってみたいんだよ、いいかな?私は酒店小姐だけど、今日は本当にあなたの秘書だから)

私はとても迷いましたが、彼女なら何とかするかなとも思いました。妻にも印象を訊いてみたくなりました。

「請告訴我日文、我練習的」

(私に日本語を教えて、練習するから)

私は彼女に簡単な自己紹介の日本語を教えました。そうこうするうちに劍澤に妻が到着し、待ち合わせのMRTの改札出口にやってきました。さすがに私も心からドキドキしたのですが、私が妻に彼女を紹介する前に彼女はにっこりと微笑んで深々と妻に礼をするときれいな澱みのない日本語でこう言いました。

「私はご主人の会社の新しい秘書で○○○と言います。いつもお世話になっています」

びっくりしました。妻が来る直前の20分ほど日本語を教えていた時に彼女は熱心にピンインみたいなアルファベットで日本語の読みを書いて暗記していましたが、付け焼き刃とは思えず、それはとても自然な言葉で、まったく少し日本語ができる台湾人の秘書そのものでした。

 その日の彼女。MRTの中で撮影したものです。思い出深いですね。
秘書

秘書2

妻もまったく、彼女を私の会社の新しい秘書と思ったのでしょう。

「いつもこちらこそお世話になっています。今日はお手伝いいただいてすみません」

そう言うと、私には「すごく可愛い人だね、私よりも一緒に手伝ってもらって嬉しいでしょ?」と笑いながら言いました。私は何も返答することができませんでしたが。

すぐに妻は計程車に乗車して印鑑を彼女に渡して去っていきましたが、あまりの彼女の鮮やかさに私はびっくりしたのを憶えています。彼女は妻が乗る計程車のドアをさっとあけ、深々と去る車に礼をしていて、誰が見ても秘書そのものでした。

「我是秘書的」 (私は秘書だからね)

とニコニコ笑いながら言うと私に印鑑を渡し、微笑みかけました。彼女はとても機転がきくというか、瞬間的な判断はいつも素晴らしくて、それも私が安心して彼女を心から信頼できた大きな要素でした。

20090422111247


今回、私を支えてくれた子も似たような雰囲気を感じていました。夜の世界に生きているにもかかわらず、昼はしっかりとある仕事をしていて、人に流されず、しっかりとした足取りで歩んでいるように感じました。そこで僕は彼女に素朴に訊ねてみました。彼女とはこのところ、LINEでやりとりすることが多いのですが、いつも誠実に応えてくれます。彼女にも了承してもらって、このところ、僕が彼女としていたやりとりを少しだけ載せておきます。

「たいしたことではないんだけど」
「XXさん、どうしてそんなに誠実なんですか?」
「とても不思議で」

「普通に生きてるだけですよ^_^」
「わたしは結構運が良くて困ってもだれかが助けてくれることが多いのです^o^」
「だから普段から真面目にしてるといいことがあるな、と思います」

「中学とかから、そんな感じだったんですか」
「学級委員みたいで」
 
「小中高は学級委員やってましたよ^ - ^」
「委員会の委員長などもやったりとか」
「真面目でした^ ^」
「わたしは人に悪口を言われることが嫌いなのでどこへいってもいい顔をしてしまいます」
「なんでもいってくれて大丈夫ですよ^ - ^」
「生徒会とかもやったことあります^ - ^」

「今の昼の仕事、通勤が大変なんだけど、変わらないんですか?」
 
「今のところの人たちが良くしてくれたので、、」
「最初はいじめられてましたが、、」
「だんだん仲良くしてくれたので」
「お世話になったので」
「辞めるの申し訳なくて(;_;)」

「先生方にも好かれていたでしょう?」
「学生時代はもてたんじゃないですか」
「今ももちろん、もててますが」
「男の子はクラスのまとめ役みたいな子が好きですから」
「きっとそうだと思います」

「学生のときはもてました^_^」
「先生にも評判良かったです」
「結構クラスの人気男子にももてたんですが」
「なにより端っこの方にいる子とか」
「いじめられてるような男子に好かれてました」
「いじめられてるところを助けたりしたので(´・_・`)」
「勘違いしてしまったみたいで(´・_・`)」
「過去の栄光です(´・_・`)」

「それとブログの反応がなぜか、すごくて」
 
「本当ですか^ ^」
「嬉しいです^ ^」
 
「びっくりです」
「拍手とかすごく多くて」
「メッセージや感想が次々来ます」

「なんだか嬉しいですね^ - ^」

「 さっきも来ました」

もぐ様

ブログ拝見させていただいております。
年明け早々、日本にて大変残念なことがあったようですが、お気を落とされませんようお願いいたします。
昼の世界でも夜の世界でも表裏のある人はおり、また信頼できる人もいると思います。
ブログを拝見して、私自身、騙されることはあっても、騙さない人でありたいと、つくづく思いました。

「ありがたいです」
「XXさんはどこの誰ともわかりませんが、きっと多くの方が共感していると思いますよ」
「XXさん、XXさんらしくあるから、XXさんなんです」
「きっと、あなたやYYさんのことは、みんな大好きなんですよ。まったく、どこの誰かかわかりませんが」
 
「そう言っていただくとうれしいです」

「僕は人を悪くは言わないように心がけてますし、嘘や偽り、やらせのようなことはしないです」

「夜の世界で働くとゆうことで」
「自分になんか、もやもやがあったので」
「なんだか褒められて嬉しいです」
 
「どんな仕事でも必ず、人の役にたってますよ」
「それが日向か、日陰かのちがい」
「だから、XXさんは心の中で、そう思っていればいいと思います」

「それとすべてを受け入れ、裏切られても許せるのが愛情です」
「XXさんは裏切らないと言いましたが」
「例え、僕はXXさんに裏切られるようなことが万が一あったとしても」
「XXさんは許してしまうと思いますよ。真面目に」
「裏切られた彼女にはなかなか、そういう気持ちにはなれませんでしたが」
 
「絶対に裏切らないですよ^ - ^」
 
「やはり、愛情がなかったのかもしれません」
 
「死んでも裏切りません(´・_・`)」

「いえいえ、そう思ってますが、例えばの話しです」
「ただ、彼女には手ひどい目にあいましたが、なぜか、未練はなく」
「もう逢いたいとも思いません」
「だから、彼女の外面的な可愛さや明るさ、に惹かれていただけなんでしょうね」

「XXさんは、人の気持ちを先回りして話すような感じがあって」
「頭のいい人、敵をつくらない人だという印象があるものですから」
「処世術に長けているというより、気持ちを考えて会話されるタイプなので」
「そういう方とこのような世界でお会いできるとは思ってもみませんでした」
「XXさんは攻撃的に人に接することが極めて少ないように思います」

「そんなことないですよ^ - ^」
「普通です^ ^」
「人に嫌われないようには生きてます(´・_・`)」

「XXさんのこと書いたブログすごくて」
「拍手が80以上で、今までの430以上の話の中で第2位でした」
「だから、あなたの行動や言動は僕が励まされたように多くの人の心を打ったんです」
「あなたにとっては当たり前でも、それがさらっとできる人は少ないですよ」
 
「なんだかこちらまで励まされますよ(´・_・`)」
「ありがとうございます^ ^」

夜の世界には本当にいろいろな事情の子がいて、彼女がなぜ、夜世界に入ったのか、それには当然事情があります。しかし、アバズレや嘘つきの子も決して少なくない中、彼女は誠実にお客様を大切にしてがんばっています。彼女は実はすごく人気が高くて、私も簡単には会えません。彼女から元気をもらっている人はすごく多くて、もっと可愛い子やスタイルの良い子はいるかもしれません(ごめんなさい、XXさん)。僕は最近彼女と会うのが恥ずかしくて、なかなか抱けないのですが、彼女も「色気がなくてごめんなさい」とすぐに言います。でもそれは違っていて、きっと心や気持ちを抱くのは簡単ではないからと思っています。結局、行き着くところは人柄や性格なのでしょう。やはり、それに勝るものはないにちがいありません。また、そう信じたいと思っています。

人は意外と自己の利益のためにあっさりと裏切ったり、嘘をついたりできるのかもしれません。
だからこそ誠実であり続けること。人を思いやれること。
そんな簡単なことが、最も難しかったりします。

沒那麼簡單。うん、そんなに簡単じゃない。



沒那麼簡單 就能找到 聊得來的伴
尤其是在 看過了那麼多的背叛
總是不安 只好強悍
誰謀殺了我的浪漫

沒那麼簡單 就能去愛 別的全不看
變得實際 也許好也許壞各一半
不愛孤單 一久也習慣
不用擔心 誰也不用被誰管

感覺快樂就忙東忙西
感覺累了就放空自己
別人說的話 隨便聽一聽 自己作決定
不想擁有太多情緒
一杯紅酒配電影
在周末晚上 關上了手機 舒服窩在沙發裡

相愛沒有那麼容易 每個人有他的脾氣
過了愛作夢的年紀 轟轟烈烈不如平靜
幸福沒有那麼容易 才會特別讓人著迷
什麼都不懂的年紀
曾經最掏心 所以最開心 曾經

想念最傷心 但卻最動心的記憶

最も傷ついた思い出 だけど最も心が動いた記憶

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