日本に帰って2年9ヶ月。日本の夜世界をも少しずつ彷徨い始めていましたが、7月頃に知り合った子がいます。その子はちょっと気が強そうでしたが、明るく楽しい子で数多く接するようになりました。すごくいい子で私はその子のことが屈託なくて大好きでした。「私は腹黒いよ」と時々、冗談で言ってはいたのですが、それは本当に冗談にしか聞こえず、私は彼女を心から信頼してかなりの回数を指名していました。彼女が知りたがるいろいろな情報も教え、ていねいに接していました。彼女も喜んでくれていました。

しかし、その彼女は12月に同じ趣味のエステなどの話で気があったのでしょう、あっという間に同じ店の忘年会で仲のよくなった子にいろいろな話を聞いたようです。私はあらぬ嫌疑もかけられ、そして、彼女はあっという間に豹変しました。店も彼女によって出入り禁止にされていました。そのために他の多くの懇意にしていた数多くの子たちと簡単には会えなくなりました。

態度が180度変わり、彼女をとても信じていた私はとても虚しい気持ちになり、彼女との時間は何だったのだろうかと思いました。ちょうど2年前の台北、聖誕節に可愛がって信頼していた晴晴に睡眠薬を入れられて眠らされ、有り金を全部盗られたように。今度も日本人のその子は私の心から信頼とか誠意というものを失わせてしまいました。ああ、やはりこの世界はこれが当たり前なのかと。

『孔叢子』という刑論にある孔子の言葉「古之聴訟者、悪其意、不悪其人」を思い出しました。

これは中国の昔の裁判所では訴訟を取り裁くとき、罪人の心情は憎んだが人そのものは憎まなかったという意味なのですが、「罪を憎んで、人を憎まず」という言葉でよく知られています。彼女には彼女の心のうつろいがきっとあったのでしょう。だから、私は彼女自身は今でも嫌いではないし、そうなった心情の変化の方を残念に思っているのが、本当のところです。

信用

とても多くの時
むしろ誤解されることがあってもいい。
誤解を解きに行きたくなりませんか?

信じることと信じないこと
それはあなたの心で揺れること。

だけど私をわかってくれている人なら
その誤解を解くことはきっと必要ない。
いつか、わかってくれる。


あの台北の聖誕節、晴晴に有り金と信用卡(クレジットカード)をすべ盗まれ、錦州街の麥當勞で空港に行くバス代もなく、泊まるホテル代もなく、残ったパスポートと小機(携帯電話)を握りしめ、その小機でかけた電話の先は最も信頼する紅牌の子でした。その彼女のとった行動はいつまでも決して忘れることはできません。そんな私のところにスッピンで颯爽と現れ、ポンと1万元を渡して、いつか返してくれればいいからと言って去っていきました。

後日、私は台北の友人に彼女に会ってもらい、その時のお金を返しているのですが、彼女が1万元を渡した後すぐに私宛てにLINEで送って来た言葉は「我绝对不背叛」(私は絶対に裏切らない)でした。その言葉を聞いて、私はあの時、信用卡の使用権限だけを止めて、警察に晴晴のことを届けませんでした。実は何度も多くの駆けつけてくれた子はすぐに警察に被害届を出した方がいいとアドバイスしてくれたのですが、私はやめました。それはきっと救ってくれた子のその言葉があったからです。そして晴晴も以前、私に幸せな時間をくれたことにまちがいはなく、心から憎むことができなかったからです。そうならざるを得なかった彼女の心を理解しようと努めることにしたのです。

 紅牌の彼女。彼女から送られるLINEの言葉にあの時、私は救われました。
ペイジュン

夜の世界ですから、いろいろな騙し騙されがあります。その駆け引きが夜遊びの真髄という人もいます。

あの夜、私が途方にくれていた麥當勞には同じ酒店の子たちや幹部が次々と来てくれ、私を励ましてくれたり、漢堡(ハンバーガー)を山ほど買ってきてくれたり、本当に私は多くの人たちの温かさを感じ、夜の世界においても信頼や誠意の大切さを感じました。遊び仲間のXXXさんが夜に幹部がとってくれたホテルに来てくれて、お金を立て替えてくれるという好意もあり、その日、私は紅牌の子に逢いに行ったのですが、彼女の言葉の前に大の大人である私は涙が止まりませんでした。

 紅牌の彼女が好んだのは汚れのない白と紅色。いつまでも私の心に生きる彼女が好んだパンプス。
くつ1

それと同じようなことがこの日本でもありました。今回はお金ではなく、信用を盗られてしまいました。

私にとっては夜世界においてこのような心が引き裂かれるようなことは2回目のことで、実際には彼女の心がどう変わっていったかはわかりません。彼女とそれ以降はまったく、かかわる方法がなくなってしまったからです。いきなりのことでした。しかし、同じ店の多数の子たちが、そんなボロボロの私を助けてくれました。温かい心、誠実なLINEでの返信、そして、私を気持ちよく助けてくれた幹部のように日本でも私のリスクを補うような協力を気持ちよくしてくれる人も現れました。

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その中で裏切られた彼女よりも逢った回数が圧倒的に少ない、ある女性がいるのですが、奇しくも彼女はあのときの紅牌の子と同じことをLINEで送ってきてくれました。何気ない言葉のやりとり。簡単には会えなくなった彼女たちの気持ちが数行の文字から伝わってきました。

「わたしはお世話になった人を切ったりはしません^_^  約束します(^_^)」

「わたしは人を裏切ることはしませんよ^ - ^お世話になった人なら特に^ ^」

「大丈夫ですよ^_^ わたしはXXさんのこと、信じてますよ^ - ^」

「気にしちゃダメですよ^_^」

「味方がたくさんいます^ - ^」

紅牌の子と似ていて同じ店で多くの子から信頼を受けている子でした。涙が出ました。逢った回数は少ないのですが、彼女はそのことを伝えるとこう返信してきました。彼女がいなかったら、以前の台北でのこともあって、自分は崩壊していたかもしれません。それほど嬉しかった。

「数多くは会ってないけど、、とXXさんはよく言うけど回数ではないと思います^ ^」

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夜の世界での信用や信頼なんて「砂上の楼閣」かもしれません。

白天以上にもろく、あっという間に崩れ落ちてしまうものかもしれません。そこに生きる子たちも最初はいろいろな事情でお金が必要になって入ったのでしょうが、場数をふみ、いろいろな子たちに入れ知恵され、修羅場をくぐって当然、その心も変わってくるのでしょう。初めて出会った時と心は変わり、より自分にとって夜の世界で生きるために都合が良い選択をするようになるのが当たり前かもしれません。だんだんと化粧が濃くなり、笑顔も虚飾に満ちたものになり、仮面はどんどん厚くなっていくのでしょう。

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真実の顔は何なのか?

私たち夜世界を彷徨う者は、騙し騙されのこの世界の中で丁寧に輝く星のかけらを見つけ出さなくてはいけません。それは簡単なことではありません。宝石のようなかけらと思っていても磨いていくうちにイミテーションであることがわかったり、屑のかけらであることがわかったりすることは数多くあります。

ただ、紛れもなく、数は少なく、見つけるのは難しいのですが、美しい輝きをもつ星のかけらも絶対にあります。いや、あるというよりは信じています。

もう一度信じてみよう、彼女たちを。
甘いかもしれない。単純かもしれない。でも、人の良心や誠意を信じて生きていきたい、どんな世界でも。
人を騙すより、騙されることは悲しいけどまだ、その方がいい。

たったわずかな出会いだったのに僕を信頼し気持ちを支えてくれた人がいた
誠実であることはきっと何よりも大切。何気ない言葉のやりとり
でも、人の気持ちがそこには示現される。僕はその信頼に応えていかねばならない

今の気持ちです。支えてくれたたくさんの子たち、本当にありがとう。心から感謝してるよ。少しずつ元気になります! 

きっと 近すぎて 遠すぎて
少しずつ見えなくなった
だけど今 素直になれる気がする

生まれる前のこと 想い出しそうになる
こうして巡り合ったこと
偶然じゃないかもね
運命の導き 信じてみたくなる

あななたちを感じていたい
誰よりも大切だってわかった 

今度はもっと素直になれるよ 
 
worship

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