夜になって英仕山荘にやっと戻ってきました。まずは玉米とかを清水地熱で食べたものの、お腹が減った私たちは早速、晩餐。この英仕山荘の一番の売りである水力旋轉餐廳に早速、向かいました。

 

入口に立つ円柱形の建物が水力旋轉餐廳。正面から入っていくと階段があり、三樓が餐廳になっています。裏手は２樓部分にテラスがあり、ここから客房に行けるようにもなっていますし、バルコニーもあるので、夜景や星空を見ながらカフェなどをゆっくり飲むことができます。

　入口から三樓へと上がる階段。入口部分の一樓は広い大廳（ロビー）のようになっています。


　水力旋轉餐廳の裏側の様子。二樓部分からバルコニーテラスへ出られます。


「 在餐廳內吃飯、看著外面的風景持續變化。轉一圈大概要20分鐘左右。完全不用電力而用水力來帶動的、浮在水上的巧妙設計。有點像坐在空中飛船裡」

（このレストランでご飯を食べてる間、外に見える風景が順々に変化するの。だいたい一週するのに２０分ぐらいらしいよ。電力をまったく使っていなくて水力で動くの。水の上に浮いているようなとてもよくできた設計になっていて、飛行船に座っているような気分をちょっと味わうことができるんだ）

芊芊がまた、予習したことをていねいに教えてくれました。餐廳はとてもきれいで、真ん中に動力部分と思われる軸をかねて中枢部分が集まっているようなつくりになっています。水力を使っていて、もう少しフワフワした感じがあるのかなと思いましたが、それほど感じることはなく、回転の動きもとてもゆっくりですから、気分が悪くなったり、酔ったりすることはないと思います。





　この台湾人のおばさんとお孫さん（？）の行動を撮影したホームビデオ的な動画が最もよく、この水力旋轉餐廳の構造や様子がよくわかります。特徴的な建物なので、少し様子を見られるといいですよ。


料理は田舎にしてはちょっと高め。だいたい３００元前後ですが、格段に高いというわけではなく、２人で飲み物を飲んで結構食べても１０００元ぐらいで収まります。





さて、肝心の回転しながら見えるまわりの景色なのですが、夜になると真っ暗で特段、景色がいいとか、夜景がきれいということはありません。今日泊まる客房の灯りが見える程度です。昼には広がる河原や川を見ることができますし、まわりの山々の景色も悪くはないので、どちらかというと明るいうちに下午茶で利用した方がいいかもしれません。

太平山英仕山荘～環境編（夜のこの民宿全体の様子がよくわかる台湾人の方のブログ）



しかし、夜はかなり周辺が暗いこともあって、ちょっとしたナイトクラブのような雰囲気もあり、人も多くはなく、芊芊とゆっくりとすごすのには悪くありませんでした。静かに啤酒やカクテルを飲みながら宜蘭の山間に佇むのも、時には都会の喧噪を離れ、いいものです。今日はもう午後に梵梵野溪溫泉にも入ったし、客房でゆっくりとシャワーを浴びて眠るだけ。この民宿はかなりの数の客房があって、意外と広く、独立棟になっているために静かにすごせるという利点もありました。



私たちは水力旋轉餐廳で、ちょっぴり、ぜいたくなゆっくり流れる時間をすごした後、今夜の房間にゆっくりと歩み始めました。明日はきっと、また、芊芊のことだから、新たな忙しい展開があるだろうという予感を抱きながら。



今回の記事はいかがでしたか？
よろしければ、最後に下のバナー２ｐｕｓｈのご協力をお願いいたします。
　

　ポイントをためて現金に換えよう！お得なサイト・ハピタス＆げん玉の登録はここから