「因為獎賞所以旅行帶去我」 (ご褒美に旅行に連れて行ってよ!)

9月中旬。大學に通い始めた芊芊が週末が近づいたある日、また、突然の思いつきが始まりました。大學にちゃんと通って、酒店の仕事も週3天こなし、がんばっているから、旅行に週末行こうと言い始めました。私はその前の週に土曜日の出勤があって、次の星期一(月曜日)は代休だから・・・と芊芊に話し始めたことがきっかけでした。 芊芊は星期五(金曜日)までは上班がありますが、星期六~星期一までの三日間は工作はありません。星期一の上課は午後からだから昼までに帰れば大丈夫とのこと。そこで2泊3日で出かけようというのです。以前の台湾中西部旅行のように出租車(レンタカーのこと)を借りて、また、台湾の方々をまわるのかなと思っていました。

しかし、芊芊の提案は意外。安く公車(バス)と台鐵で行くと言います。

すでに行き先も決めているようでしたが、私にはいつものように教えてくれません。まあ、いいか、いつものことだし。結局、芊芊の提案を受け入れ、星期六の朝に台北を発つことにしました。

 台湾では國道公車(高速長距離バス)は極めて一般的な交通手段です。日本でも、デフレ・不景気の今、格安の高速バスの人気は高いですが、台湾の価格は日本の比較にならないぐらい安くて、本数もすごく多いため、手軽にほぼ予約なしで利用することができます。下の画像は豪華客席(總統座椅と言うニックネーム)で50人乗りのバスに19人しか乗せない總統座椅が設備されている「阿羅哈客運」の車内。
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さて、星期六の朝、芊芊の機車に乗って台北車站へ。機車を停車して、私たちは台北車站にある国道客運台北總站に向かいました。今ある近代的な台北轉運站はまだ、当時はオープンしておらず、ちょっとローカル色の強いバスターミナルという感じでしたが、ここから、台湾の各地方へ行く公車がたくさん発着していました。國光客運は当時、台北車站の西側に桃園と基隆に行く公車が発着する東站と台中などそれ以外の方面に行く西站にあったのですが、それ以外の客運は国道客運台北總站から発着していました。2009年に完成した台北轉運站に機能が集中的に移され、当時の古い國光客運站西站も立て替えられてすっかりきれいになりました。この国道客運台北總站も2010年には完全に使用停止になり、その跡地には今、「台北雙子星」という56階と76階の台湾第三位の高さのツイン大樓が建設中で2014年にはオープンの見込みです。

 時あった国道客運台北總站。今はすべて近代的な台北轉運站に機能が移りました。
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 当時の國光客運の西站。桃園、基隆方面以外の國光客運はここから出ていました。看板が懐かしい。
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 今は近代的な雰囲気にちょっと装いを改め、臺北西站B棟になっています。國光客運はまだここがメイン。
台湾台北站 - Google マップ

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 東站はA棟になって劇的に変わりましたが、東站はB棟になったもののマイナーチェンジといった感じです。基本的なつくりは大きく変わっておらず、お化粧直しして、モニターなどを多様して利便性を上げた印象です。
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 当時の國光客運の東站。桃園機場へはここから乗りました。この雰囲気、懐かしい方も多いのでは?
東站

 以前の服務台。桃園機場への票をここで購入して、いかにもアナログな雰囲気がプンプンでした。
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 2010年1月に臺北西站A棟がオープン、すごく近代化しました。以前のちょっとうらぶれた雰囲気はまったくなく、中もすごくきれいになっています。桃園機場はここからが便利。B棟は以前のように國光客運だけですが、A棟は大有客運や三重客運など桃園、林口、基隆、金山など台北近郊へ行く公車の起点になっています。
台湾台北站 a- Google マップ

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臺北西站A棟 HP 

 2009年開業の近代的な台北轉運站。中はすごくきれいで、機能的。台北市民の足の基地になっています。
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 切符売り場もわかりやすく、各客運の勧誘・案内の服務小姐がいて質問すれば、丁寧に案内してくれます。
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 モニター表示がされて、わかりやすくなった月台(プラットホーム)。デザインもきれいに統一されています。
2階が国光客運、統聯客運の青、3階が統聯客運と豪泰客運の赤、4階が阿羅哈、和欣、尊龍、三重、新竹、豊原、巨業、葛瑪蘭の黄色になっていてます。宜蘭方面に公車を走らせている首都客運は市政府轉運站が発着場所になります。また國光客運も宜蘭方面に公車を出していますが、かなり細かく停車する路線バス的な色彩があり、比較的新しい公司の葛瑪蘭客運が参入してからは、直行に近く行けるこの
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京站時尚廣場 跟 有和欣正妹的台北轉運站

芊芊と私がここから向かったのは宜蘭縣の礁渓溫泉。宜蘭方面には前述したように首都客運も公車を出していますが、私たちが今回乗ったのは葛瑪蘭客運で、料金は105元。極めて安く、さらに雪山隧道ができてからは、とても台北から便利になって1時間とちょっとで礁渓には到着することができます。星期五の工作の疲れがあるので、芊芊の計画はまず、今日は台湾を代表する溫泉である礁渓でゆっくりして、放鬆(リラックスのこと)するという計画でした。
葛瑪蘭客運HP
首都客運HP

 当時の国道客運台北總站の案内板。2番から発車。新しい公司だった葛瑪蘭客運はまだ、マイナーでした。台中や高雄への長距離豪華座席バスで知られる阿羅哈客運(ALOHA)もこの頃から参入してきました。阿羅哈客運は私も何回も乗っていて、南部などへ行っていますから、また、ブログ内で紹介をしていきます。
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台北を出ると高速公路に入り、あっという間に世界で5番目に長いという雪山隧道を抜けて、あっという間に宜蘭縣北部の礁渓へ。本当に近くて、驚くほどです。わずか100元程度の交通費なので、台北に旅行で来られた方もちょっと足を伸してみるのにちょうどいいぐらいの距離かもしれません。

 安い!台湾の長距離バス(國道公車)は極めて安く、主要都市へ格安で行けます。高鐵(台湾新幹線)ができてからは、特に台中・台南・高雄などは安さを売りにしていて、台中なども150元ぐらいで行けます。
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 雪山隧道の開通は本当に宜蘭をはじめとする台湾東部への移動時間を大幅に短縮しました。
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雪山隧道

さて、礁渓に到着、溫泉飯店がズラリと並んでいて、まるで熱海や有馬の温泉街に来たような雰囲気で、完全に温泉観光の街となっています。駅前にも足湯があり、いろいろな温泉関係の施設も充実しているようです。

 溫泉マークが入っている礁渓站。台湾を代表する大溫泉観光地。日本人も駐在の方などが来てます。 
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 駅前にある足湯場。今は郷長のアーチ型の看板があるようですが、私たちが行った頃はありませんでした。
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 当時の足湯。まわりは機車出租店が多い。計程車が観光地で初乗りが高かったりするため、機車が便利。
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さて、駅前には機車出租(レンタバイク)がいっぱい。早速、芊芊は1台借りて、行動開始。
相変わらずのテキパキした行動でした。今回の小旅行はいったいどんな所へ行くことになるのでしょうか?

 ずらりと並ぶ飯店。礁渓だけで100軒以上はあるという話。どこも部屋で温泉が入れます。
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