「真情非凡行館的晚餐、目前只限定供應給房客!」
(真情非凡行館の夕ご飯はね、今、泊まっているお客さんたちだけに出してるんだよ)
「一客850元聽起來不便宜、是當日現撈的高檔漁獲」
(一人850元で安くはないって聞くけど、その日にとれたての高級な魚を出してくれるんだ!)
芊芊が言うように1食850元というのは決して安くはありません。飲み物をとると1000元は超してしまうので、結構な値段なのですが、興奮気味に話す芊芊の顔を見ていたら、私も楽しみになってきました。
「吳大哥送紅酒了!」 (ご主人の吳さんが私たちにワインをプレゼントしてくれたよ!)
餐廳に着いて、私たちの桌にはセーラーの人形がかかえるように持っている赤ワインがありました。こじんまりとはしていますが、餐廳はやはり地中海風の装演がなされており、小さいのですがオシャレな感じになっています。
海岸側から見た夜の餐廳
私は紅酒の禮物のこともあり、ご主人である吳先生にお礼を言おうと彼を少し探したところ、彼も私たちを見つけて、わざわざ挨拶をしに来てくれました。特に私が日本人として初めての宿泊者ということもあって、芊芊ともども、とてもよくしていただいたのを憶えています。
「毎天我去大溪漁港買魚、馬上回廚房處理海鮮、最後所有活跳跳海鮮變成桌上佳餚」
(毎日、僕は大溪漁港に魚を買いに行くんですよ。そして、すぐに厨房に戻って海鮮を調理するんです。最後には活き活きした海鮮がごちそうになるんです)
多くの電視(TV)にも出演しているお世話になった真情非凡行館の主である吳大哥(大哥は兄貴といった感じの親しみをこめて呼ぶ敬称です。先生というより大哥といった感じでした)。やさしいオジサンという感じの温和な方です。画像はTV番組「生活接力棒」に主演された時のものです。
吳先生はとても穏やかでやさしそうな顔をして私たちに語りかけてくださいました。そして、芊芊がその補いの説明を私に話し始めました。
「曾於一時落沒的烏石港口、在宜蘭縣政府為闢建大型遠洋漁港與海上旅遊據點之下、再度積極建設港口使它回復它原來榮景。在民國八十八年設立了假日觀光魚市「烏石漁港直銷中心」。宜蘭烏石港和大溪漁港有很多魚貨、很有名的、你不知道嗎?」
(かつて一時的に没落した烏石港は、宜蘭県政府が大規模の遠洋漁港と海上旅行の拠点を建ててね、積極的に港を建設してもとの繁栄を取り戻したんだよ。民國88年(1999年)に休日用の観光魚市場「烏石漁港直販センター」を設立したんだ。宜蘭の烏石港と大溪漁港は魚がいっぱいとれるんで、超有名なんだよ。知らないの?)
この小娘はまた、生意気なことを。台湾に来てまだそんなに年数が経っていない日本人がそんないろいろなことを知ってるわけないだろ、芊芊。しかし、いつもながらの得意満面のお姉さん顔で言われると、まあ、許してあげよう。一生懸命説明してくれる芊芊は可愛げもあって、私は決して嫌いではなかったですしね。こういうときの芊芊は鼻高々というか、高中時代にリーダーとしてしきってたことを思い出すのか、すごくうれしそうに「立て板に水」という感じで話をするのも特徴でした。
烏石港にある魚貨直銷中心。日本で言うところの伊豆などにあるお魚センターみたいなものです。
この魚貨直銷中心は1999年に設立されましたが、2013年にリメイクされ、一層近代的になりました。これは現在の真新しい魚貨直銷中心。私たちが行った時に比べ、とてもきれいになりました。
こちらは烏石港からさらに北に上がった頭城・大溪漁港。魚市が有名で安く新鮮な魚貨が入手でき、珍しい魚も多いと言われています。ここでいつも真情非凡行館の主である吳大哥は新鮮な魚などの海鮮を直接購入しています。もし、台湾に駐在されている方は一度、訪れるといいと思います。私は何度か行っていますが、台湾の北部には富貴漁港という有名な魚市がありますが、印象としては大溪漁港の方が相当珍しい海鮮が多くあり、見るだけでもなかなか感動します。
先ほどの説明のように、この真情非凡行館の主である吳先生は、直接、魚介類や蝦・蟹などを漁港から買い付け、自らが創作料理として客人に提供しています。それがこの晩餐のうまさ、新鮮さの秘密なのでしょう。真情非凡行館には菜單(メニュー)はなく、その日に入手した食材でおまかせ、日替わりで料理するということでした。芊芊が言うには多分に日式料理(日本料理)風で日本人の私の口にはすごくあうはずと言っていました。
実際に料理が運ばれてくると、まさしく芊芊が言った通りでした。出てくる料理は海鮮のオンパレード。刺身、茶碗蒸し、たくさんの蝦や貝・・・・。そして鍋も。あまりのうまさに言葉を忘れるほどで、芊芊と日式風の海鮮を食べまくりという感じになりました。特徴は中華料理に多い油を使った料理がほとんどなく、素材のうまさを引き出すというか、刺身や焼いた料理が多いこと。日本人の私にとってはこたえられない味でした。
「吃飽了」 (ごちそうさま)
芊芊はスリムなのですが、結構大食いで気持ちよく食べる子で、いつもほとんど残すことはありませんでした。私も本当に大満足。いつもくやしいのですが、芊芊が私を連れて行くところで、「はずれ」という気分になったことは私は彼女と永遠に別れるまで一度もありませんでした。
「在房間放鬆吧!」 (部屋でゆっくりするよ!)
私と芊芊はおいしい料理を作ってくれた吳大哥にお礼を言って房間に戻ることにしました。そして、あの気持ちの良い房間で芊芊と海風を受けながら、ジャグジーに入れると思うとちょっとうれしくなりました。だって、あまりにもロケーションがいいですからね。
きっと、本当に気分がいいんだろうな・・・・。
いつものように芊芊はエヘヘというような独特の笑容(笑顔のこと)を見せて、私の手をとりました。
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(真情非凡行館の夕ご飯はね、今、泊まっているお客さんたちだけに出してるんだよ)
「一客850元聽起來不便宜、是當日現撈的高檔漁獲」
(一人850元で安くはないって聞くけど、その日にとれたての高級な魚を出してくれるんだ!)
芊芊が言うように1食850元というのは決して安くはありません。飲み物をとると1000元は超してしまうので、結構な値段なのですが、興奮気味に話す芊芊の顔を見ていたら、私も楽しみになってきました。
「吳大哥送紅酒了!」 (ご主人の吳さんが私たちにワインをプレゼントしてくれたよ!)
餐廳に着いて、私たちの桌にはセーラーの人形がかかえるように持っている赤ワインがありました。こじんまりとはしていますが、餐廳はやはり地中海風の装演がなされており、小さいのですがオシャレな感じになっています。
海岸側から見た夜の餐廳
私は紅酒の禮物のこともあり、ご主人である吳先生にお礼を言おうと彼を少し探したところ、彼も私たちを見つけて、わざわざ挨拶をしに来てくれました。特に私が日本人として初めての宿泊者ということもあって、芊芊ともども、とてもよくしていただいたのを憶えています。
「毎天我去大溪漁港買魚、馬上回廚房處理海鮮、最後所有活跳跳海鮮變成桌上佳餚」
(毎日、僕は大溪漁港に魚を買いに行くんですよ。そして、すぐに厨房に戻って海鮮を調理するんです。最後には活き活きした海鮮がごちそうになるんです)
多くの電視(TV)にも出演しているお世話になった真情非凡行館の主である吳大哥(大哥は兄貴といった感じの親しみをこめて呼ぶ敬称です。先生というより大哥といった感じでした)。やさしいオジサンという感じの温和な方です。画像はTV番組「生活接力棒」に主演された時のものです。
吳先生はとても穏やかでやさしそうな顔をして私たちに語りかけてくださいました。そして、芊芊がその補いの説明を私に話し始めました。
「曾於一時落沒的烏石港口、在宜蘭縣政府為闢建大型遠洋漁港與海上旅遊據點之下、再度積極建設港口使它回復它原來榮景。在民國八十八年設立了假日觀光魚市「烏石漁港直銷中心」。宜蘭烏石港和大溪漁港有很多魚貨、很有名的、你不知道嗎?」
(かつて一時的に没落した烏石港は、宜蘭県政府が大規模の遠洋漁港と海上旅行の拠点を建ててね、積極的に港を建設してもとの繁栄を取り戻したんだよ。民國88年(1999年)に休日用の観光魚市場「烏石漁港直販センター」を設立したんだ。宜蘭の烏石港と大溪漁港は魚がいっぱいとれるんで、超有名なんだよ。知らないの?)
この小娘はまた、生意気なことを。台湾に来てまだそんなに年数が経っていない日本人がそんないろいろなことを知ってるわけないだろ、芊芊。しかし、いつもながらの得意満面のお姉さん顔で言われると、まあ、許してあげよう。一生懸命説明してくれる芊芊は可愛げもあって、私は決して嫌いではなかったですしね。こういうときの芊芊は鼻高々というか、高中時代にリーダーとしてしきってたことを思い出すのか、すごくうれしそうに「立て板に水」という感じで話をするのも特徴でした。
烏石港にある魚貨直銷中心。日本で言うところの伊豆などにあるお魚センターみたいなものです。
この魚貨直銷中心は1999年に設立されましたが、2013年にリメイクされ、一層近代的になりました。これは現在の真新しい魚貨直銷中心。私たちが行った時に比べ、とてもきれいになりました。
こちらは烏石港からさらに北に上がった頭城・大溪漁港。魚市が有名で安く新鮮な魚貨が入手でき、珍しい魚も多いと言われています。ここでいつも真情非凡行館の主である吳大哥は新鮮な魚などの海鮮を直接購入しています。もし、台湾に駐在されている方は一度、訪れるといいと思います。私は何度か行っていますが、台湾の北部には富貴漁港という有名な魚市がありますが、印象としては大溪漁港の方が相当珍しい海鮮が多くあり、見るだけでもなかなか感動します。
先ほどの説明のように、この真情非凡行館の主である吳先生は、直接、魚介類や蝦・蟹などを漁港から買い付け、自らが創作料理として客人に提供しています。それがこの晩餐のうまさ、新鮮さの秘密なのでしょう。真情非凡行館には菜單(メニュー)はなく、その日に入手した食材でおまかせ、日替わりで料理するということでした。芊芊が言うには多分に日式料理(日本料理)風で日本人の私の口にはすごくあうはずと言っていました。
実際に料理が運ばれてくると、まさしく芊芊が言った通りでした。出てくる料理は海鮮のオンパレード。刺身、茶碗蒸し、たくさんの蝦や貝・・・・。そして鍋も。あまりのうまさに言葉を忘れるほどで、芊芊と日式風の海鮮を食べまくりという感じになりました。特徴は中華料理に多い油を使った料理がほとんどなく、素材のうまさを引き出すというか、刺身や焼いた料理が多いこと。日本人の私にとってはこたえられない味でした。
「吃飽了」 (ごちそうさま)
芊芊はスリムなのですが、結構大食いで気持ちよく食べる子で、いつもほとんど残すことはありませんでした。私も本当に大満足。いつもくやしいのですが、芊芊が私を連れて行くところで、「はずれ」という気分になったことは私は彼女と永遠に別れるまで一度もありませんでした。
「在房間放鬆吧!」 (部屋でゆっくりするよ!)
私と芊芊はおいしい料理を作ってくれた吳大哥にお礼を言って房間に戻ることにしました。そして、あの気持ちの良い房間で芊芊と海風を受けながら、ジャグジーに入れると思うとちょっとうれしくなりました。だって、あまりにもロケーションがいいですからね。
きっと、本当に気分がいいんだろうな・・・・。
いつものように芊芊はエヘヘというような独特の笑容(笑顔のこと)を見せて、私の手をとりました。
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