仕事で杜の都・仙台を訪れました。東日本大震災から約2年。街は復興を遂げ始めていました。
私は家族の実家が阪神・淡路大震災で全壊、その被災の後の苦しさや辛さをあの時、身をもって実感しました。平凡な日々がある日、突然失われる悲しみ。そして再び立ち直るまでの困難な日々。仙台を訪れてた時、台湾中部でも3月27日にM6の地震が起きました。20名の死傷者が出る大きな地震でした。
さっそく台北からすぐにLINEが着信、多くの台湾の朋友が地震があり、台北でも揺れを感じたことを伝えてくれました。私の知り合いの台湾人で大きな被害にあった方は今のところいないのですが、亡くなられた方、ケガをされた方のことを考えると胸が痛みます。
日本と台湾は同じ環太平洋のプレートの境目に位置するため、常に地震と向き合っていかなくてはいけません。1999年9月21日には台中を震源とする大地震が起き、多くの被害を与えました。震災という大きなアクシデントに対して私たちは共に国家を越えて人道的な立場からも助け合っていかねばならないと思っています。
東日本大震災が起きた時、私は台湾にいたのですが、台湾人の皆さんの動きは本当に早くて、支援の声や物資、義援金が次々と届きました。交流協会とも相談しながら台湾でビジネスをする日系企業としての対応や御礼、送られた物資や義援金などの扱いや感謝を伝える新聞広告について相談したのがつい最近のように思い出されます。近くの学校が集めた支援金をすぐに届けに来てくれたり、仕事関係の方々からビジネス度外視の援助をたくさんいただいたりしました。
当時の台湾の大学生たちによる手作りメッセージ。決してうまいとは言えないけど心のこもった歌声。あの時の台湾人の皆さの気持ちを私は台湾に在住していた日本人として決して忘れることはありません。
台湾人の方々の日本語での震災時の応援メッセージ。台湾在住の日本語教師の方が製作されました。木訥な言葉が心を打ち、今でも見ていると涙が出てきます。一生懸命つたない日本語で温かい言葉をくれる台湾人の皆さん。素晴らしい動画です。素敵な台湾のおじさんやおばさん、僕も台湾にいた時にいっぱい思いやりをもらいました。本当にありがとう。
3月初旬のWBCは台湾への感謝の気持ちを伝える多くの日本人が出現し、心温まる出来事でした。
感謝の気持ちを伝える。
簡単なことかもしれませんが、月日が経てば忘れてしまいがちになることをきちんと示してくれた日本人の方々がたくさんいたことを台湾に深く関わった日本人としてとても嬉しく思いました。みんな忘れていなかった。
これから先、台湾が苦しい時、困難な時があれば、私たちも恩返しをすることをいつまでも忘れてはならないと今回のM6の台湾中部地震で再認識しました。仙台をはじめ、多くの震災にあった東北の街も少しずつ、元気を取り戻してきています。あの時の台湾の支援は復興に大きな役割を果たしたにちがいありません。さらに下を向いていた私たち日本人を励まし、元気付けてくれました。両国の間には深い歴史があり、その中で培われた絆があると私は信じています。
素敵な日本人がいっぱいいます。行動力のある若者も。笑顔が皆いいですね。
You Tubeには多くの台湾への感謝の動画がアップされています。人が人を支え、助け合っていくこと。そして、気持ちを伝え合っていくことの大切さ。その多くの気持ちを伝えていくために作られた動画の中でも特に素晴らしいものをリンクしておきます。F4の唱うバラード「第一時間」「流星星」と周杰倫の「蒲公英的約定」「七里香」、王心凌の「 那年夏天寧靜的海」の美しいメロディ、心に響く言葉、そして日本と台湾の心に染みる美しい風景。私たちはこの美しいアジアの風景を子供たちに伝え、共に失わないようにしていきたいものです。
私たちも日頃の生活の中で辛いことや厭になることはたくさんあります。でも時はいよいよ4月。また、新たなスタートとなる季節がやってきました。人の良心を信じ、「結構世の中、捨てたもんじゃないな」なんて思いながら、新たな自分自身のカレンダーを進めて行きたいかな。
「相信希望、相信愛」 東日本大震災の台湾での支援キャンペーンの合い言葉でした。
桜が本当にきれい。私たちも美しい、人として大切な心は失わないようにしていきたいですね。
上の動画のバックで流れる周杰倫の「蒲公英的約定」。
周杰倫の「七里香」。台湾で活躍する日本人女優・田中千絵さんが出演。何度か公的パーティーの席でお会いしましたが、中国語がうまく、しっかりした女優さんですね。「海角七號」で彼女の人気は沸騰しましたが、台日の架け橋となって活躍中です。彼女の魅力が詰まった日本と台湾の2つの国のエッセンスが詰まった動画です。
震災時、すぐにチャリティ支援が始まり、そこで心を込めて目を潤わせがら「永遠相信」を歌い上げる翁倩玉(ジュディ・オング)さん。日本と台湾で愛され、活躍する彼女だからこそ気持ちが入るのでしょう。この時、この番組を見ていた私は彼女の表情と歌声に心がとても動き、涙汲んだのを憶えています。
「永遠相信」
私たちの心の引き出しにいつもしまっておきたい、そんな言葉です。
失去星光 還有溫暖的眼光
走在風中雨中都將心中燭火點亮
抱著希望 等待就少點感傷
給你溫暖雙手 給我可靠肩膀
彷彿不覺得寒夜太無助太漫長
今夜可以擁抱 可以傾訴 忘卻徬徨
不是那樣 我只是不肯絕望
希望是迷霧中還能眺望未來的窗
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私は家族の実家が阪神・淡路大震災で全壊、その被災の後の苦しさや辛さをあの時、身をもって実感しました。平凡な日々がある日、突然失われる悲しみ。そして再び立ち直るまでの困難な日々。仙台を訪れてた時、台湾中部でも3月27日にM6の地震が起きました。20名の死傷者が出る大きな地震でした。
さっそく台北からすぐにLINEが着信、多くの台湾の朋友が地震があり、台北でも揺れを感じたことを伝えてくれました。私の知り合いの台湾人で大きな被害にあった方は今のところいないのですが、亡くなられた方、ケガをされた方のことを考えると胸が痛みます。
日本と台湾は同じ環太平洋のプレートの境目に位置するため、常に地震と向き合っていかなくてはいけません。1999年9月21日には台中を震源とする大地震が起き、多くの被害を与えました。震災という大きなアクシデントに対して私たちは共に国家を越えて人道的な立場からも助け合っていかねばならないと思っています。
「憶えていますか?私たちの永遠の痛みである九二一大地震(1998年9月21日に台湾中部で発生した大地震)を当時日本の友人は台湾に対し、政府方と民間を合わせ500万US$を越える義援金を寄せてくれました。日本の救援隊もすぐさま台湾に駆けつけただけでなく、その人員も全ての国の中で最多でした。・・・日本が苦しんでいる今、台湾人は、あなたに手を差し伸べたいのです・・・日本人に、孤独ではないということを伝えたいのです・・・」
当時の台湾の大学生たちによる手作りメッセージ。決してうまいとは言えないけど心のこもった歌声。あの時の台湾人の皆さの気持ちを私は台湾に在住していた日本人として決して忘れることはありません。
台湾人の方々の日本語での震災時の応援メッセージ。台湾在住の日本語教師の方が製作されました。木訥な言葉が心を打ち、今でも見ていると涙が出てきます。一生懸命つたない日本語で温かい言葉をくれる台湾人の皆さん。素晴らしい動画です。素敵な台湾のおじさんやおばさん、僕も台湾にいた時にいっぱい思いやりをもらいました。本当にありがとう。
3月初旬のWBCは台湾への感謝の気持ちを伝える多くの日本人が出現し、心温まる出来事でした。
感謝の気持ちを伝える。
簡単なことかもしれませんが、月日が経てば忘れてしまいがちになることをきちんと示してくれた日本人の方々がたくさんいたことを台湾に深く関わった日本人としてとても嬉しく思いました。みんな忘れていなかった。
これから先、台湾が苦しい時、困難な時があれば、私たちも恩返しをすることをいつまでも忘れてはならないと今回のM6の台湾中部地震で再認識しました。仙台をはじめ、多くの震災にあった東北の街も少しずつ、元気を取り戻してきています。あの時の台湾の支援は復興に大きな役割を果たしたにちがいありません。さらに下を向いていた私たち日本人を励まし、元気付けてくれました。両国の間には深い歴史があり、その中で培われた絆があると私は信じています。
素敵な日本人がいっぱいいます。行動力のある若者も。笑顔が皆いいですね。
You Tubeには多くの台湾への感謝の動画がアップされています。人が人を支え、助け合っていくこと。そして、気持ちを伝え合っていくことの大切さ。その多くの気持ちを伝えていくために作られた動画の中でも特に素晴らしいものをリンクしておきます。F4の唱うバラード「第一時間」「流星星」と周杰倫の「蒲公英的約定」「七里香」、王心凌の「 那年夏天寧靜的海」の美しいメロディ、心に響く言葉、そして日本と台湾の心に染みる美しい風景。私たちはこの美しいアジアの風景を子供たちに伝え、共に失わないようにしていきたいものです。
私たちも日頃の生活の中で辛いことや厭になることはたくさんあります。でも時はいよいよ4月。また、新たなスタートとなる季節がやってきました。人の良心を信じ、「結構世の中、捨てたもんじゃないな」なんて思いながら、新たな自分自身のカレンダーを進めて行きたいかな。
「相信希望、相信愛」 東日本大震災の台湾での支援キャンペーンの合い言葉でした。
桜が本当にきれい。私たちも美しい、人として大切な心は失わないようにしていきたいですね。
一起長大的約定 那樣清晰 打過勾的我相信
說好要一起旅行 是妳如今 唯一堅持的任性
一起長大的約定 那樣真心 與妳聊不完的曾經
而我已經分不清 妳是友情 還是錯過的愛情
上の動画のバックで流れる周杰倫の「蒲公英的約定」。
周杰倫の「七里香」。台湾で活躍する日本人女優・田中千絵さんが出演。何度か公的パーティーの席でお会いしましたが、中国語がうまく、しっかりした女優さんですね。「海角七號」で彼女の人気は沸騰しましたが、台日の架け橋となって活躍中です。彼女の魅力が詰まった日本と台湾の2つの国のエッセンスが詰まった動画です。
震災時、すぐにチャリティ支援が始まり、そこで心を込めて目を潤わせがら「永遠相信」を歌い上げる翁倩玉(ジュディ・オング)さん。日本と台湾で愛され、活躍する彼女だからこそ気持ちが入るのでしょう。この時、この番組を見ていた私は彼女の表情と歌声に心がとても動き、涙汲んだのを憶えています。
「永遠相信」
私たちの心の引き出しにいつもしまっておきたい、そんな言葉です。
沒有月亮 我們可以看星光
永遠相信遠方 永遠相信夢想
永遠相信遠方 永遠相信夢想
失去星光 還有溫暖的眼光
走在風中雨中都將心中燭火點亮
抱著希望 等待就少點感傷
給你溫暖雙手 給我可靠肩膀
彷彿不覺得寒夜太無助太漫長
今夜可以擁抱 可以傾訴 忘卻徬徨
我淚流下 當你說我很堅強
永遠相信遠方 永遠相信夢想
永遠相信遠方 永遠相信夢想
不是那樣 我只是不肯絕望
希望是迷霧中還能眺望未來的窗
因為最怕茫茫然隨風飄盪
心酸釀成美酒 苦澀因愛芬芳
心酸釀成美酒 苦澀因愛芬芳
忍痛不肯放手緊握住夢想的翅膀
回頭風裡有歌 歌裡有淚 淚中有陽光
回頭風裡有歌 歌裡有淚 淚中有陽光
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