秘密の按摩店のブログをアップしたところ、何人かの複数の方からメールでお問い合わせがありました。もちろん対処させていただいたのですが、私がブログでご紹介している世界は基本的に中国語必須のことが多く、なかなか簡単にアクセスできるというわけではありません。しかし、現地邦人社会に生きていた私としては ブログを読まれた観光や短期商用でおいでになった方が聞きかじった情報で危ない行動をされることを避けていただき、正しい知識をもって夜をすごしていただきたいという気持ちがあり紹介しています。また、当たり前ですが、日本人として恥ずかしいような行動や非難される行動は避けて欲しいとも思っています。ぜひ、奥深い世界があることを知り、そこに到達するために中国語と台湾社会を学ばれてより広い世界を見ようと謙虚に台湾に接してしていただければ、それにこしたことはありません。
さて2011年11月から社會秩序維護法が一部改正され、台湾では基本的に性的なビジネスに対する処罰が厳しくなりました。社会秩序の安定も当然ねらいとしてはあり、台湾に流入する大陸妹や越南妹の売買春などにかかわる事件や援助交際の増加などを抑制することが一番の目的と言われています。また、以前は客人の罰はありませんでしたが、今は厳しく処罰されるようになりました。
従って、台湾では表向き日本のような風俗店はまったくありません。もし、買春目的だけのようなことで台湾に来られるならば、今、この国はそのような安易な外国人に対して厳しく向かい合います。きっと風俗的な楽しみを求められるならば、絶対に日本の方がバリエーションもあり、価格もリーズナブルだと思います。
また、このところ街に絶つ鶏頭(ポンのこと)の逮捕や取り締まりが厳しくなっており、使っている子はほとんどが大陸妹のため、法改正以後、利用した場合には客人もリスクを負うことを、仙人跳(ツツモタセ)やボッタなどを含めた危険が伴う可能性があることを理解しておくべきです。
今起罰娼嫖 色情業慌 半套店法官未必罰
3.直轄市、縣(市)政府得因地制宜,制定自治條例,規劃得從事性交易之區域及其管理;另本次修正條文施行前已依自治條例管理之性交易場所,得於原地址,依原自治條例繼續營運。(條正條文第91條之1)
按摩店、舒壓館、SPA美容會館、護膚店などの名称で多くのマッサージ店が乱立している台湾ですが、性的な服務がある店で突然の臨檢があった場合は多分、厳しい状況になると思っています。それは酒店とは臨檢の目的が大きく異なっていていると思われるからです。
<酒店の臨檢>
目的は未成年(16歳、17歳の未成年少女)が不法就労していないかどうか、不法滞在の外国人が不法就労や不法滞在していないか、そして毒品(麻薬やドラッグ)をしている小姐や客人がいないかが主な目的です。大規模な酒店の場合は200人近い公關がおり、さらに入口には監視カメラもあって、警察の臨檢が包廂に到達するまで、かなりの時間がかかります。少なくとも10分から15分はかかり、さらに大規模な酒店公司は有力な議員や警察官僚と結びついていると言われますから、臨檢が来るのもあらかじめわかっていると言われています。そのため、もし脱衣していたとしても、元の格好に戻ることは容易であり、性的服務や脱衣陪酒が摘発されることはまずないと言われています。もし、あるとしたら計算された見せしめ、トカゲのしっぽ切りです。それほどまでに酒店公司は台湾社会の中で巨大な娯楽産業であり、「本音と建て前」の世界です。
台北であった大規模な摘発は未成年少女を組織的に經紀人と組んで大量に使っていた長安東路にあった「鴻海」という酒店が「幼齒店」(若い未成年の子がいる店のスラング)として著名になり大量の客を集め、放置できなくなった当局が2010年7月末に摘発しているのが、近年では最後です。私の本拠地としている愛滋病蔓延の噂を立てられた酒店はこの3月、ひとつの包廂にいた小姐の脱衣陪酒の公然猥褻という軽微な処罰で終らせてしまい、客人はお咎めなし、酒店も店名を換えて普通に翌日から営業しています。
臺破獲未成年少女陪酒賣淫案 人數為近年之最(圖)
雇用少女陪酒 幼齒店被抄
<按摩店・摸摸茶の臨檢>
酒店と最も異なるのは包廂の中で性的服務が明らかに行われること。それと小規模な店がほとんどで、臨檢を受けた場合はあっという間に警察官が包廂に到着することです。警察との結びつきもなく、入口の警備もないため、防備体勢は酒店とは比べものになりません。また、酒店のように會員制ではないので内部捜査も事前にしやすいといわれていて、人の紹介を介しないと入れない酒店とは異なります。酒店の場合は「酒を飲む」という大きな建て前があって、ボディサービスを基本的には前提としていません。そのため、もし、摘発されるとしたら酒店の場合は酒を飲んで小姐も客人も玩遊戯などで羽目を外して脱衣したというかたちの包廂ごとの対応になります。
しかし、按摩の場合は按摩というボディサービスが基本ですから、そこにも大きなちがいがあります。そのため、実は臨檢で摘発されるのは圧倒的にこのカテゴリーの店です。酒店の場合は臨檢は煩雑ですが、実は本当に檢査、見回り、注意だけのことが多いです。 組織的に未成年少女を雇用しているなどがなければ、違法なことをしている個人や包廂の摘発で終ってしまいます。酒店全体が壊滅的な摘発を受けることはありません。しかし、按摩店などの場合は店全体の摘発になりますから、そこが大きく異なります。従って、性的服務がある按摩店や小規模な摸摸茶は自己責任で遊ぶことが必要で、リスクがあります。私が按摩店や三温暖に行っても按摩以外は基本的にしないのは、この理由によります。
以前のブログでは酒店の臨檢の様子の画像をアップしました。大廳に小姐が集められている画像でしたが、按摩店や舒壓館の摘発は次のような感じです。
最後の動画にあるように水電を絶つのは台湾の常套手段で、違法な疑いがあるとすぐにやられてしまいます。従って、小規模な按摩店は、よく情報を知って入るようにしないといつも危険が隣り合わせです。現地にいる駐在員などはこのあたりの情報をしっかりもっていることが多く、危険度を体感的にわかっていますから大丈夫と思いますが、旅行で来られる方が掲示板などの情報を見て行動されるのはあくまで自己責任だと思います。情報は情報にしかすぎないのですから、このような世界では経験と人間関係に勝るものはありません。
従って、表向きではない按摩店や個人工作室、茶荘などは幹部や經紀を介することは必須です。看板も出しておらず、信頼できる客人しか案内されない仕組みになっていますから、日本人では到達は容易ではありません。関係者との信頼やコネの世界です。少なくとも中国語がある程度でき、台湾社会の慣例を知っていて、自分で打開していくことができないと難しいと思われます。
それよりも台妹と話をし、つながりをもっていけば、自然と世界は広がります。
誠実な姿勢と真摯な態度がそこには必要ですが、日本のように夜の世界に生きる人々は擦れていないように私は感じています。多分、交渉やつながりこそが厳しくなった社会を補うものです。そのために台湾を愛し、心から良い出逢いを求める気持ちが必要なのではないでしょうか。
まずは台湾を見つめ、台湾社会の考え方や価値観を謙虚に学ぶこと。それが最も大切だと思います。
きっと台湾に対する深い理解と気持ちがない表面的な 人はすぐに見抜かれてしまいます。それはそれでいいのかもしれませんが、このブログをお読みいただいている方々には台妹との心のつながりを求めていって欲しいと思います。中国語ができないからとかであきらめるのではなく、たまたま出逢った彼女たちとのつながりを心から大切にしていけば、絶対に新たな世界や価値観が広がり、新たな自分を発見できると私は信じています。私はまったく中国語ができす台湾に仕事で渡り、そこで過ごした4年間に起きた様々な彼女たちとのかかわりでそのことを心から実感しました。
それが台湾、台妹です。
さて2011年11月から社會秩序維護法が一部改正され、台湾では基本的に性的なビジネスに対する処罰が厳しくなりました。社会秩序の安定も当然ねらいとしてはあり、台湾に流入する大陸妹や越南妹の売買春などにかかわる事件や援助交際の増加などを抑制することが一番の目的と言われています。また、以前は客人の罰はありませんでしたが、今は厳しく処罰されるようになりました。
従って、台湾では表向き日本のような風俗店はまったくありません。もし、買春目的だけのようなことで台湾に来られるならば、今、この国はそのような安易な外国人に対して厳しく向かい合います。きっと風俗的な楽しみを求められるならば、絶対に日本の方がバリエーションもあり、価格もリーズナブルだと思います。
また、このところ街に絶つ鶏頭(ポンのこと)の逮捕や取り締まりが厳しくなっており、使っている子はほとんどが大陸妹のため、法改正以後、利用した場合には客人もリスクを負うことを、仙人跳(ツツモタセ)やボッタなどを含めた危険が伴う可能性があることを理解しておくべきです。
今起罰娼嫖 色情業慌 半套店法官未必罰
行政院版《社會秩序維護法》部分條文修正草案要點:
1.從事性交易或在公共場所意圖性交易而拉客者,處新臺幣3萬元以下罰鍰,且交易雙方均予處罰;但符合第91條之1第1項至第3項之自治條例規定者,不適用之。(修正條文第80條)
2.媒合性交易,處3日以下拘留或新臺幣3萬元以下罰鍰;但媒合符合前條第1款但書規定之性交易者,不適用之。(修正條文第81條)。
按摩店、舒壓館、SPA美容會館、護膚店などの名称で多くのマッサージ店が乱立している台湾ですが、性的な服務がある店で突然の臨檢があった場合は多分、厳しい状況になると思っています。それは酒店とは臨檢の目的が大きく異なっていていると思われるからです。
<酒店の臨檢>
目的は未成年(16歳、17歳の未成年少女)が不法就労していないかどうか、不法滞在の外国人が不法就労や不法滞在していないか、そして毒品(麻薬やドラッグ)をしている小姐や客人がいないかが主な目的です。大規模な酒店の場合は200人近い公關がおり、さらに入口には監視カメラもあって、警察の臨檢が包廂に到達するまで、かなりの時間がかかります。少なくとも10分から15分はかかり、さらに大規模な酒店公司は有力な議員や警察官僚と結びついていると言われますから、臨檢が来るのもあらかじめわかっていると言われています。そのため、もし脱衣していたとしても、元の格好に戻ることは容易であり、性的服務や脱衣陪酒が摘発されることはまずないと言われています。もし、あるとしたら計算された見せしめ、トカゲのしっぽ切りです。それほどまでに酒店公司は台湾社会の中で巨大な娯楽産業であり、「本音と建て前」の世界です。
台北であった大規模な摘発は未成年少女を組織的に經紀人と組んで大量に使っていた長安東路にあった「鴻海」という酒店が「幼齒店」(若い未成年の子がいる店のスラング)として著名になり大量の客を集め、放置できなくなった当局が2010年7月末に摘発しているのが、近年では最後です。私の本拠地としている愛滋病蔓延の噂を立てられた酒店はこの3月、ひとつの包廂にいた小姐の脱衣陪酒の公然猥褻という軽微な処罰で終らせてしまい、客人はお咎めなし、酒店も店名を換えて普通に翌日から営業しています。
臺破獲未成年少女陪酒賣淫案 人數為近年之最(圖)
雇用少女陪酒 幼齒店被抄
<按摩店・摸摸茶の臨檢>
酒店と最も異なるのは包廂の中で性的服務が明らかに行われること。それと小規模な店がほとんどで、臨檢を受けた場合はあっという間に警察官が包廂に到着することです。警察との結びつきもなく、入口の警備もないため、防備体勢は酒店とは比べものになりません。また、酒店のように會員制ではないので内部捜査も事前にしやすいといわれていて、人の紹介を介しないと入れない酒店とは異なります。酒店の場合は「酒を飲む」という大きな建て前があって、ボディサービスを基本的には前提としていません。そのため、もし、摘発されるとしたら酒店の場合は酒を飲んで小姐も客人も玩遊戯などで羽目を外して脱衣したというかたちの包廂ごとの対応になります。
しかし、按摩の場合は按摩というボディサービスが基本ですから、そこにも大きなちがいがあります。そのため、実は臨檢で摘発されるのは圧倒的にこのカテゴリーの店です。酒店の場合は臨檢は煩雑ですが、実は本当に檢査、見回り、注意だけのことが多いです。 組織的に未成年少女を雇用しているなどがなければ、違法なことをしている個人や包廂の摘発で終ってしまいます。酒店全体が壊滅的な摘発を受けることはありません。しかし、按摩店などの場合は店全体の摘発になりますから、そこが大きく異なります。従って、性的服務がある按摩店や小規模な摸摸茶は自己責任で遊ぶことが必要で、リスクがあります。私が按摩店や三温暖に行っても按摩以外は基本的にしないのは、この理由によります。
以前のブログでは酒店の臨檢の様子の画像をアップしました。大廳に小姐が集められている画像でしたが、按摩店や舒壓館の摘発は次のような感じです。
最後の動画にあるように水電を絶つのは台湾の常套手段で、違法な疑いがあるとすぐにやられてしまいます。従って、小規模な按摩店は、よく情報を知って入るようにしないといつも危険が隣り合わせです。現地にいる駐在員などはこのあたりの情報をしっかりもっていることが多く、危険度を体感的にわかっていますから大丈夫と思いますが、旅行で来られる方が掲示板などの情報を見て行動されるのはあくまで自己責任だと思います。情報は情報にしかすぎないのですから、このような世界では経験と人間関係に勝るものはありません。
従って、表向きではない按摩店や個人工作室、茶荘などは幹部や經紀を介することは必須です。看板も出しておらず、信頼できる客人しか案内されない仕組みになっていますから、日本人では到達は容易ではありません。関係者との信頼やコネの世界です。少なくとも中国語がある程度でき、台湾社会の慣例を知っていて、自分で打開していくことができないと難しいと思われます。
それよりも台妹と話をし、つながりをもっていけば、自然と世界は広がります。
誠実な姿勢と真摯な態度がそこには必要ですが、日本のように夜の世界に生きる人々は擦れていないように私は感じています。多分、交渉やつながりこそが厳しくなった社会を補うものです。そのために台湾を愛し、心から良い出逢いを求める気持ちが必要なのではないでしょうか。
まずは台湾を見つめ、台湾社会の考え方や価値観を謙虚に学ぶこと。それが最も大切だと思います。
きっと台湾に対する深い理解と気持ちがない表面的な 人はすぐに見抜かれてしまいます。それはそれでいいのかもしれませんが、このブログをお読みいただいている方々には台妹との心のつながりを求めていって欲しいと思います。中国語ができないからとかであきらめるのではなく、たまたま出逢った彼女たちとのつながりを心から大切にしていけば、絶対に新たな世界や価値観が広がり、新たな自分を発見できると私は信じています。私はまったく中国語ができす台湾に仕事で渡り、そこで過ごした4年間に起きた様々な彼女たちとのかかわりでそのことを心から実感しました。
それが台湾、台妹です。