蓉兒になかなか逢えないものの、2回に1回ぐらいは粘り強く彼女に逢うことができました。実は、私の幹部がなかなか蓉兒に逢えなかったため、いくつかの方法を私に教えてくれました。

まずは「預點」と「換枱(卡枱、換小姐とも言います)」を組み合わせる方法です。最初、私は空枱から読んだ女の子は幹部と約束した時間2時間の間、ズーッとつけとかなければいけないと思っていました。日本の常識として普通、風俗っぽいような店では一度指名した子を途中で嫌だからと換えることはまずできません。ただ、日式のクラブでは話をしながら気が合わなかったり、好みのタイプではない場合はママにそっと耳打ちすれば、ママがうまく女の子を呼んで交換し、他の子をテーブルにつけてくれます。

しかし、日式クラブの交換は空枱から小姐を選ぶのと似ているところがあり、今日つきあってもらう女の子を決める前の段階という感じです。酒店の場合は空枱から選ぶとものの10分で秀舞が始まり、実質的な服務がスタートするため、服務が始まったらもう気が合わなくても変えられないと思っていました。それとやはり日本人ですから「NO」とはっきり言うことが苦手で、自分で選んだわけですし、多少態度が悪かったり、性格が悪い子でもその女の子に悪いという気持ちになって、はっきり言えないこともありました。だから「今日ははずれだなあ」と感じてもあきらめていました。

これが大きな誤りでした。実は女の子はいつのタイミングでも交換できたり、自分につくのをやめさせて包廂から出すことができるのです。当然、相手は空枱に戻って、また、たくさんの包廂を回らなければいけなくなるので、仏頂面になることが多いのですが、酒店では実は普通のことです。この女の子を変えることを「換枱」とか「卡枱」と言います。やはり酒店独特の用語です。

それと指名することを「點」と言います。幹部や女の子を包廂に安排する(中国語で手配すると言う意味でよく使います)役割の行政というスタッフに「我要點蓉兒(私は蓉兒を指名したい)」と言えばいいです。ただし、指名した女の子が上枱している時は当然、他の先客に先着順が大原則の酒店では優先権があります。

例えば自分のついている女の子が他の包廂にいる懇意な客が點すると行政がそのことを伝えに包廂に入ってきます。その時に「這個小姐被
點的。你要加點嗎?(この子は指名されました。あなたも指名返ししますか?)」と確認に来ます。その時に先客が「加點」すれば指名料金が加わり、自分の横にいる女の子を他の包廂にいる指名客に持って行かれないのです。逆に指名料金を払うまでもないと思えば「不要加點(指名返ししません)」と言えば、女の子は立ち上がり、他の包廂にいる指名客のところに連れていかれるという仕組みです。これらの用語は酒店において基本的かつ重要な用語でうまく「點」のシステムを使いこなすのがコツと言えます。

ただ
「點」した場合は基本的に途中で女の子を「換枱」できません。これは酒店によって異なるのですが1時間は最低包廂にいさせないといけないとか2時間はいさせないといけないとかのルールがあります。私が今、一番良く行く酒店は「點」の場合は最低1時間がノルマで、もし途中で用事ができたり、どうしてもその子が嫌になった場合は下枱させられますが、ルールに従い、女の子がいなくても1時間ないしは2時間の料金を払わないといけないことになっています。

蓉兒のような人気のある子は「點」しても先客が「加點」することがほとんどで、実は指名してもなかなかうまく自分の包廂に来させることができません。なかなか先客が離さないのです。そこで次の手段は「預點」という方法です。これは本来、先客が会計を済ませ、女の子が下枱した場合はまず、空枱に加わらせて、自分より早く包廂に入って女の子がまだついていない客に見せなければいけません。とにかく先着順が酒店では極めて重要なのです。

しかし、「預點」という方法は、下枱した瞬間に空枱に加わらせずに先着の客には見せずに「點」した客のところに連れてくるのです。すなわち、指名を予約しておくということです。ただし、これは自分の空枱を見る優先順位が1位ならば、指名料金をとられませんが、女の子をまだつけていない先客がいる場合は、その客が自分の指名した女の子を見る機会を奪うことになるため、指名料金が発生します。

また、「預點」は他の包廂で上枱している子だけでなく、まだ出勤していない子にも有効な手段です。その子が上班(仕事を開始すること)した瞬間に先客をとばしていきなり最初から空枱なしで直接、包廂に来させることができます。ただ、人気の子はこの「預點」も重なるため、やはりここでも少しでも早く「預點」した客が女の子の指名優先権があります。しかし「預點」が4つぐらい入っている人気の子もいて、もし自分の
「預點」が4番目となると本当に最短で3時間(指名した場合の拘束最短時間が1時間のため)以上経たないと自分の包廂には姿を表しません。実際にそのような人気の子は1時間の最低ノルマの時間で女の子が離されることはないため、まず2番目に「預點」が入っているぐらいでないとほぼ絶望的な状況と言えます。

私の最初の幹部はこの
「點」という指名料金が1000元でした。ですから当時は美麗殿に行くとまず、まちがいなく上枱していた
蓉兒をまずは「點」していましたが、100%先客に「加點」されましたから、「
預點」して包廂で行政が時折連れてくる空枱を見ながら待つ方法をとっていました。空枱の中に良さそうな子がいる場合はその子を自分の横に座らせ、気があわなければすぐに「換枱」していました。空枱から選んだ子が良い場合もあって、その時は蓉兒が私の包廂に来た段階で蓉兒と「換枱」するということも多かったです。

しかし、そうなると料金の問題が発生しました。最初の頃は2時間5000元というセット料金で私の会計をしていた幹部がそのセット料金がきかなくなるため、次のような料金提案をしてきました。
① とにかく最初の1時間は絶対に3000元で、女の子の合計時間が1時間以下は不可。
② 合計時間が1時間を超えた場合は女の子が10分ついたら400元、20分だったら800元、30分だったら1000元、40分だったら1400元、500分だったら1800元、2時間で2000元。
③ 點した場合は1000元。

彼女はこのように提案してきました。当時、幹部は彼女しか知らなかった私は愛嬌があって、中国語がよくわからなくても一生懸命ジェスチャーで多くのことを教えてくれた蓉兒がお気に入りでした。だからこの条件を飲むしかありませんでした。会計は呼んだ女の子の合計時間で決まることになりました。これらの幹部とのやりとりの中で2時間セットなどは実際には柔軟に対処できるということも知り得ました。ですから、実は11月頃から2時間を超えても実質女の子が私についた時間計算で支払いをするようになったのです。

例えば、空枱の最初の子を20分つき、あまり性格があわなかったので「換枱」し、次の子を新たな空枱から選び、50分ついた頃に預點」した蓉兒が登場、そこでまた「換枱」して蓉兒を1時間ついて終了とすると、女の子についていた時間が合計2時間10分で3000元+2000元+400元+點料金1000元=6400元というような会計システムでした。蓉兒は呼びたいけど料金が高くなってしまうため、サラリーマンの私は指名の蓉兒を1時間の最低時間しか呼ぶことができなかったのです。

そして、また問題が発生しました。このように蓉兒を待つ間に悦悦という入ったばかりの18才の素直な子を偶然発見したのです。彼女は少しおとなしい感じの子でしたが、気持ちがやさしく、活発でチャキチャキしていた蓉兒とは対照的な子でした。やはり、中国語がまだまだだった私に優しく接してくれ、いろいろな台湾のことをていねいに教えてくれる子でした。ただ、美麗殿にやってきて月日が浅い夜学に通うPT(パ-トタイム)の子であり、蓉兒とちがっておとなしいため、それほど人気が大きくはなかったので呼びやすい子でした。

悦悦はいつも夜学の高中が終わった後に11時からやって来る子で、接待が終わった私にとって時間帯がすごく良かったこともありました。10時半頃に美麗殿に行き、出勤前の悦悦を「預點」しておいても競争相手がなく、空枱をまったく見なければ、出勤した途端に指名料金なしで呼ぶことができたのです。そして10時から上枱中の蓉兒を「預點」しておくという方法が多くなりました。だいたい悦悦を1時間、蓉兒が来たら入れ替えて1時間というパターンだったのですが、悦悦もとても良い子で2人一緒に包廂にいさせたくなったのです。

11月の終わり、私は幹部に複数の女の子を呼ぶことができるか訊ねたところ、彼女は「當然可以!(当然できますよ!)」と言いました。思った以上に酒店は自由度が高く、1対1で呼ぶことしかできないと思っていた私は実は何人でも自由に女の子を呼べることがこの段階でやっとわかったのです。

そして12月のはじめ、ボーナスが出たこともあって、私は悦悦と蓉兒を初めて2人包廂に同時にいさせることにしました。そこでも意外な展開が発生しました。悦悦と蓉兒とが18才と19才ということもあって、とても気が合ってしまったのです。その時、彼女たちはこれからもいつも一緒に呼んでと言い出しました。私がそれはとても料金が高くなってしまうから特別な時じゃないと難しいと話しました。

酒店に勤め始めてそろそろ半年になろうとしていた蓉兒が「いくらXXさんは払っているの?」と聞くので上述の料金体系をメモに書きながら説明しました。するとその時、蓉兒が言ったのです。

「你被騙、你會找我們更便宜!」(あなたは騙されているよ。もっと私たちを安く呼ぶことができる!)

この一言で私は今までよくわからなかった幹部という存在が酒店でどのような役割をしているかを知ることになりました。

 画像は可愛かった悦悦と蓉兒です。メイドのコスプレをしているのが蓉兒、左の青っぽい服を来ているのが悦悦です。当時、私の幹部が記念に包廂で撮影したものです。今はもう辞めて、2人も今大学4年生ぐらいになっているはずです。 この写真は特別なものです。ガウスぼかしをかけていますが、プライベート版にはぼかしなしの写真をアップしています。

蓉兒と悦悦moza

 このブログは元々、台妹と良い心の交流をもちたいと思っている、あるBBSでご賛同いただいた方々に情報提供する目的で始めましたので、画像等も一定期間をすぎたらほとんどをプライベートモードにしております。プライベートモードは私が友達認証した方が入れますが、コメントなどをお書きいただいたり、メールなどを通じて交流などを深め、ご信頼した方を対象にさせていただいております。酒店と同じような形で一見の方はすぐに認証はできませんので、何度かやりとりをさせていただいてからになります。ご理解のほど、お願いいたします。 

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