始めて制服店(台湾クラブ)に行ってからも、接待で日式のクラブやスナック、ラウンジでの接待が続いていました。そして、9月に入ったあの酒店にまた行こうと思ってはいたものの、なかなか行く機会がありませんでした。だいたい接待が終わるのは11時頃までかかることが多く、12時や1時近くまでかかることもありました。

当時、私はこれらの酒店も日式のスナックやクラブと同じように12時、遅くとも深夜の1時頃には終わってしまうだろうから2時間のセット制だと思っていた私は接待後に行ってもすぐに閉店になってしまうと思っていました。それが行こうとは思っていたもののなかなか行けなかった理由でした。

10月の
次の日が休みである金曜日のある夜、私はたまたま10時頃に接待が早めに終了しました。よし電話してみようと思い、私を9月に酒店に連れて行った女性に電話しました。彼女はすぐに電話に出たのですが、何と林森北路から少し距離のある農安街にいるというのです。

あの界隈は雙城街という欧米人を手に対象としたバタくさいBARが多いという印象があって、そんなところにも台湾人が利用する台式酒店があるとは予想ができませんでした。どちらかというとカウンターが主な小さめのBARが多くあった記憶がありました、彼女があるホテルの前にタクシーで来なさいという簡訊(メール)をくれ、そこには住所も記されていました。

よくわからないまま、とにかく行ってみるかと思い、その携帯に来た簡訊の住所をタクシーの運転手に見せて、彼女の指示通り、あるホテルの前に向かいました。

タクシーを降りるとホテルの入口の所に彼女が立っていました。

「你好!」と私はます彼女にあいさつしました。すると彼女は「謝謝、你打電話給我再一次(ありがとう、また電話してくれて)」と言いました。彼女が、また、この前と同じ酒店に連れて行ってくれるとばかり思っていた私は彼女がどのような役割をしているのか、さっぱりわかりませんでした。ポン引きの一種なのかなと思ったりしていました。

彼女が1度目と同じように「哥哥、一起去把!(お兄さん、行きましょう)」と言い、そのホテルの隣にある「群星會」(すぐに美麗殿という店名に変わりました)という看板が出ている大きな鋼鉄の扉が頑丈にしまっている建物に私を連れていきました。鋼鉄の扉は大きく、バーナーで焼き切れないぐらいの厚さがあって、やはり、扉の前には黒服の無表情の男が門番のように立っています。

1回目の時はエレベーターに乗って大樓の上に上がりましたが、今度はどうやら1階に直接入口があるようでした。彼女が黒服に早口の中国語で何か言うと、男はその重々しい扉を開くと、そこには・・・・。

1回目に行ったクラブよりも広くてきらびやかなイルミネーションが輝く、複雑なつくりの大廳がありました。やはり、扉の向こうには華麗な世界がありました。しかし、今度は禮服を着た女性がおらず、幹部が私を連れてどんどん奥の方へ歩いていきます。やはり、包廂がたくさんあって、その一室に通されました。

2度目ということもあって少し余裕があった私はまあ、システムは同じだろうと考え、台北にはこのような類の酒店が何店舗かあって、林森北路から離れたところにもあるんだなというちょっとした新たな興奮もありました。

今晩はどのような女の子達が来て、どういう展開になるのか、少し楽しみにもなってきました。

最初に行った店とほぼ同様のリズムで物事が進み、いよいよ黒服の男に連れられて女の子がズラーッと並びました。驚いたのはその女の子たちが、皆、ちょっと前に日本のテレビでマイナーな人気があったミニスカポリスのような制服を着ていたことです。しかし、女の子の数が少なく5人程度しかいません。それにあまり好みの感じの子もいませんでした。しかし、選ばなければいけないのかなと迷っていた矢先、私を案内してきた女性が「後面有嗎?(まだ、あとがあるの?)」と黒服の男に聞いたのです。男は「有」と答えました。すると、最初に包廂に入ってきた子たちが退場し、新たな子が5人ぐらい入ってきました。

ミニスカ2

そうか、最初の子たちから好みの子がいない場合は無理して選ばず、その次のグループを待てばいいんだということに気がつきました。でもなかなか次のグループにも好みの子がおらず、煮え切らない態度になっていた私に案内人の女性が「慢慢選擇小姐比較好。因為今天星期五、所以客人比較多、目前小姐上枱很多的。如果她們下枱的話、新的小姐進來的(ゆっくり女の子を選べばいいですよ。今日は金曜日だからお客も多くて、今は、お客さんについている女の子が多いから。もし、女の子が接客が終わって包廂から出てくれば、新しい子がやってくるよ)」と言いました。

当時の私は少しずつ中国語力が上がってきておりましたが「上枱」「下枱」という言葉の意味がわからず本当のところは多分、そのようなことを言っているんだなという感じでした。

「上枱(シャンタイ)」というのは女の子たちが包廂で接客中のことを言います。そして接客を終えて包廂から出ることを「下枱(シャアタイ)」と言います。酒店では大変良く使われる独自の言葉ですから必須の言葉とも言えます。

実は2度目の今回は、仕組みを少し理解しようという気持ちもあったため、ボールペンと紙を用意していました。だから彼女と筆談を交え、わからない言葉は書留めて後で意味や使い方を調べようとも思っていたため、この「上枱」
「下枱」という言葉と漢字を記録していたのです。

こうして少しずつ、余裕が出てきた私は台式酒店の仕組みが少しずつ、わかってきました。

 中国語がたくさん出てきます。発音をカタカナでふっても良いのですが、中国語は四声という発音アクセントで意味がまったく変わるため次のHPを利用して、実際の発音をピンインで確かめ、実際に聞かれてみてください。
中国語(北京語)ピンイン変換

 画像は当時の場所にある現在の酒店の大廳の様子です。ただ、この酒店は店名や形態がコロコロ変わっており、現在は異なった店名になっていますからもう当時の名前では存在しません。ですから正確に言うとこの画像のクラブは当時とは経営形態が異なっています。

 なお、ブログの記事に関係ある画像を貼っていきますが、絶対に撮影は禁止ですので、ご注意ください。これらの写真は酒店のスタッフや幹部が撮影し、私に提供してくれている特別なものばかりです。また、画像の無断使用や流用については絶対に禁止です。ご理解をよろしくお願いします。  

大都会1

 このブログは元々、台妹と良い心の交流をもちたいと思っている、あるBBSでご賛同いただいた方々に情報提供する目的で始めましたので、画像等も一定期間をすぎたらほとんどをプライベートモードにしております。プライベートモードは私が友達認証した方が入れますが、コメントなどをお書きいただいたり、メールなどを通じて交流などを深め、ご信頼した方を対象にさせていただいております。酒店と同じような形で一見の方はすぐに認証はできませんので、何度かやりとりをさせていただいてからになります。ご理解のほど、お願いいたします。 

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