本気のベルギーはやはり強かった。

ピッチ上の全選手は最後まで走りきり、ベルギーを追い詰めはしましたが、最後は振り切られました。

 「赤い悪魔」のニックネームをもつベルギー代表。力強さと華麗さ、そして真っ向勝負の攻撃型チームはスペクタクルなサッカーを展開します。悪魔の底力はやはり簡単に打ち破れるものではありませんでした。
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2点はリードしたものの追い詰めてくる「赤い悪魔」の前に日本代表は後半アディショナルタイムのスーパーカウンターで鮮やかにシャドリ選手にゴールネットを揺らされて、ロシアワールドカップ日本代表の闘いは終わりました。

 最後に懸命に脚を伸ばしてスライディングに行く昌子選手。ゲーム後はグランドを何度も突っ伏してたたき、涙を流していた姿が印象的でした。唯一のJリーグに所属する国内選手でFWルカク選手やベルギー2列目のシャドーをよく体を寄せて決定的な場面をつくられないようにひたむきに守っていました。米子北高校時代は無名。しかし、控えから努力を重ねてレギュラーの座を確保した彼の「あと一歩」は世界の壁の前に届きませんでした。
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僕の予想通り、壮絶な打ち合いの試合になり、結果的にスコアは2-3。優勝候補のスター軍団・ベルギーを慌てさせる試合内容は世界のメディアを驚かせました。

日本が初出場を決めたフランス大会から数えて21試合の中で、個人的には最も素晴らしい試合でした。

一次リーグ突破をするための「負けを受け入れての時間稼ぎ」に世界のメディアから批判を浴びた西野監督とそれを遂行した選手たちの「上がるべくして上がってきたんだ」という意地とプライドが見て取れた試合でした。

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序盤から激しいプレスと豊富な運動量でスペインをゴール前では自由にさせず、前半は0-0。しかし徐々に押し込まれる場面も増えてきて「後半はやられるかな」という印象をもちながらのハーフタイムでした。

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しかしながら結果は意外。

後半の早い時間に柴崎選手からの鮮やかなスルーパスを受け、右サイドを抜けた原口選手のファインゴールで1点を先取。

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さらにたたみかけるように乾選手のワールド級のスーパーゴールが生まれて2-0としたときは「もしかしたら」という期待も頭にもたげてきました。

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ただ、僕の中に少し嫌な予感があったのも事実。サッカーをやっている者ならわかりますが、早い時間の「2-0」というスコアは心理的に微妙な影響を与えることが結構あります。

「これでいけるかな」という気持ちが芽生えてくることが多く、やや守りに入ってしまって失点したり、「もっと取れる」という感じも出てきて勝ちの確率が一気に高くなる3-0を目指し、前掛かりになったところをカウンターでやられたりすることが結構あります。1点返されると一気に「追いつかれたら形勢逆転」というリズムになってきて、「こんなはずではなかった」という気持ちも加わり、押し込まれる場面も増えてきてしまうからです。

昨日のゲームで僕が勝敗を分けたと思った分岐点はベルギーのややラッキーな1点目でした。

GK川島選手の位置取りもやや中途半端でシュートか折返しかの迷いがありました。ループぎみの長い距離のヴェルトンゲン選手からヘッディングされたボールがゴールに吸い込まれて1点差に迫られたとき、今までストレスをためていたベルギー攻撃陣が「これでまた、いける」という気持ちに完全になってしまいました。僕が思うにはあれはシュートではなく、折り返しがそのまま不運にもゴールへというパターン。あのような形の失点は流れを変えることがよくあります。

そしてベルギーは2枚のカードを切って、俊足のシャドリ選手と長身190cmのファエイニ選手を投入。

ボールの支配率の高かったベルギーはゴール前で凌ぐ日本DFから再三CKを得ていましたが、日本が課題のセットプレーからの空中戦(ファエイニ選手)とプレスとマークのきつい日本に対して裏をとり速く攻撃を仕掛ける作戦(シャドリ選手)にでました。その采配がズバリ的中して、同点に。そこからは一進一退。ゴールマウスをこじ開けようと両チームともしのぎ合う最高のゲームになりました。

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「日本の8強への道を開こうとする強い意志」と「ベルギーのこんなところで負けられないという激しい気迫」がぶつかり合う、手に汗握る展開。両者譲らず、延長、PKまでもつれるかもという雰囲気も漂っていました。スタジアムでこの試合を見つめていた観客も「筋書きがないドラマ」を見ている心境だったと思います。

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昨日の日本代表は見ていても気持ちが入っていて、プレスに行く速さや人数、スペースを埋める呼吸んど素晴らしい出来でした。シュートに入る選手にも最後までしっかり体を寄せ、いい形でベルギーにシュートを打たせないDFは見ていて心が熱くなりました。

さらにこの日の日本代表は攻撃全般や組み立を見てもパスミスや簡単にボールを奪われる場面は少なく、よくボールを動かして前線への速い展開が両サイドを中心に機能していました。それが実を結び原口選手や乾選手の素晴らしい得点につなげられたのはチーム全体の躍動感のある動きがあったからこそ。特に乾選手のベルギーDF5人を前にして放ったミドルシュートは無回転の矢のようなシュートでまさにワールドクラス。名手のGKクルトワ選手でも止めきれない素晴らしいシュートでした。ベルギーを慌てさせ、彼らを本気中の本気にさせた一撃でした。

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ベルギーも全力で「絶対に負けるわけにはいかない」という気持ちで、すべてを出しつくしていました。ワールドカップで2点差を逆転したのは48年ぶりとのこと。

「2点先取されて逆転勝ち」は48年ぶりだった 「赤い悪魔」ベルギーは死闘の末、ベスト8へ

大迫選手へのゴール前でのファウルでもらった本田選手のフリーキックは枠内へ。ベルギーGKクルトワ選手のファインセーブでCKを得た日本。時間はアディショナルタイムで、このCKでコロンビア戦の再現をと思ったのは僕だけではないはず。しかし、無情にもあっさりとGKがボールをつかみ、ここからベルギーの流れるような展開に。デ・ブルイネ選手はスピードある直線的なドリブルで一気にボールを運び、一気にゴール前へ。

最後のスーパーカウンターは誰もが延長を覚悟した瞬間の鮮やかな得点で、特にエースのFWルカク選手が「自分が決める」というエゴを捨てて、DFの吉田選手をひきつけておとりになりスルーしたプレーが絶妙。そこに長距離を全力で走り込んで来た途中交代の俊足・シャドリ選手が・・・・・・。必死にCKの攻撃に参加していた昌子選手が追いかけてスライディングするものの、届かず。悲鳴と歓声、ため息、落胆、歓喜、すべての感情がスタジアムを交錯しました。

この間、わずか9秒たらず。ベルギーを褒めるしかないスーパーカウンターでした。

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ベルギーの切った2枚のカードは抜群の切れ味で日本を仕留め、それに対して日本は中盤を抑えにかかる山口選手と前線でタメを作れてFKに決定力のある本田選手が途中交代。宇佐美選手や武藤選手は守備に難点がややあり、岡崎選手は怪我という状況では打つ手も限られていました。

ベルギーとの差は日本との総合力の差でもあったと思います。その差が現れた試合でもあったと思います。

ただ、FIFAランクで50位以上の差がある日本に対して、「よくやった」という声は次々と国内から届けられ、海外メディアも数日前のポーランド戦のバッシングから一変、称賛へ。日本代表のサッカーは確かに世界を驚かせることができました。中国では「アジアの誇り」と伝えていました。

アジア人として誇り、中国人として絶望・・・中国のメディア関係者、続々と日本代表の戦いを絶賛

 試合後に涙を流す原口選手や乾選手の姿が印象的でした。特に乾選手の涙は心に残りました。日本をここまで勝ち上がらせてきた立役者であったことは間違いありません。30歳の男性が甲子園球児のように人前で涙を見せることはいかに悔しかったか。その無念だったかが伝わるとともに「すべての力を出し尽くしたものの、試合的にはわずかの差ではあるけど世界のトップレベルとはまだ大きな差があった」という心情が伝わってくるものでした。
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しかしながら、またしても8強の重い扉は開きかけたものの、やはり開けることはできませんでした。

「何が足りないのだろう」試合後に西野監督がつぶやきました。

「届きそうで届かない」ということは人生の中でよくあります。その差を埋めることがいかに難しいか、我々はよく知っています。

その「何か」の答えを見つけつために、日本サッカーはさらに進化していかねばなりません。

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【2分でわかるロシアW杯】つかみかけた夢 日本、初の8強を逃す 日本×ベルギー


今日で決勝ラウンドの1回戦は終了して8強が揃います。

予想通り、調子を上げてきたブラジルは次に激闘を制したベルギーと対戦。どちらが勝つか、まったく予想がつきません。点を取られても取る、真っ向勝負のベルギーは意外と王国ブラジルの硬軟取り混ぜた独特のリズムの前に姿を消すかもしれません。フレキシブルなサッカーをするブラジルに、直球勝負のベルギー。興味は尽きません。

 僕が思うには事実上の決勝戦、ブラジルVSベルギー緊迫した勝負になることは間違いなし。
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クロアチアはやはり圧倒的に攻めても「経験」のなさがデンマーク戦でやや露呈しました。ともにGKが好セーブを見せる白熱のゲームでしたが、何とか勝ちきり地元ロシアとの対戦。予想通り、敗れるときは脆かったスペインはドイツ、アルゼンチンとともに悲哀が漂う終わり方でした。地元ロシアは8万人の大観衆の後押しがあるだけにクロアチアも苦労するでしょう。しかしながら、最後は地力に勝るクロアチアが勝ち切ると見ています。

 初戦デンマークに苦戦したクロアチア。地元ロシアとの東欧対決を制することができるか?
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今日は調子を上げてきたコロンビアと「負けないサッカー」をする伝統国スエーデンが勝ち上がるように思います。ただ、こちらのブロックは「死のブロック」側と違ってスペクタクルな展開はあまりなく、どちらもPKで決着がつきそうな気がします。予想はスエーデンVSスイスは1-1でPK、コロンビアvSイングランドは2-2でPK。

 安定した力をもつスエーデン。北欧では最強でしょう。強い身体能力を武器に力強いサッカーします。しかしながら、やや単調で武骨なサッカーのスエーデンを細かく動くスイスがつけこめるでしょうか?スエーデンが勝てば24年ぶり、スイスが勝てば64年ぶりの8強。
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 調子を上げてきたコロンビア。ブラジル、ウルグアイに次いで8強入りなるか?
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準々決勝の結果予想は?

ウルグアイ(ただし、カバーニ選手しだい)ブラジルまたはベルギークロアチアスエーデンの勝ち上がり見ます。ブラジルVSベルギーの予想は難しすぎます(笑)。



ただ、ベルギーが勝った方が南米・西欧・東欧・北欧とベスト4が揃い、どこが優勝しても久しぶりまたは初優勝ですから見所が大きいかなと思っています。個人的には半世紀以上ぶりに思い入れのあるウルグアイに優勝を・・・・という願いがありますね。

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いよいよ残り少なくなったワールドカップロシア大会。

敗れはしたものの、1998年以来、最も世界に近づいた日本代表に拍手を送り、この経験を生かしてカタール2022への挑戦に向かって新たに進んでいってほしいものです。

スタッフを含め、日本代表の皆さん、少しばかりの間、良い夢を見させてくれて心から感謝します。

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 ロシアの皆さん、日本代表を応援してくれてありがとうございました!
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何とか最後の決勝トーナメントの1回戦2試合前にブログアップ、間に合いました(笑)。


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