物語としては出来すぎている。しかし、これは事実なのだ。

かつてシムソンズという映画が2006年にありましたが、あれは北海道の田舎町・常呂町の女子高生たちがオリンピックに出るまでの物語。それを地で行くどころか、越えてしまったのが今回の平昌オリンピックでのロコ・ソラーレ北見(日本代表)のハラハラ・ドキドキのメダル獲得劇でした。

英国の大手新聞社 "The Gurdians" は3位決定戦が行われた2月2め4日のLive web siteで次のように試合途中に報じています。

”they seem very happy with life, these Japanese curlers.
 If smiling was a winter Olympic sport, they’d be top of the podium.”


「この日本のカーラーたち、彼女たちはとても日々が幸せそうに見える。もし笑顔という競技がオリンピックにあったならば、彼女たちは表彰台のトップだろう」

 世界から絶賛された彼女たちのプレースタイル。アメリカのNBCは「彼女たちが笑顔を絶やさないのは笑顔が幸運をもたらすと信じているからだ」と伝え、ドイツのTVは「日本選手はいつも微笑みながらプレーしていて、本当にこのスポーツが好きなんだと伝わった。日本戦を観るのはいつも楽しかった」とコメント。何か、毎日あったカーリングの試合を見ているうちに知らない間に身近な女の子たちが楽しそうにプレーしているような錯覚に陥ってしまうロコ・ソラーレ北見の魔力は凄いです。
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平昌オリンピックが閉幕してから2週間。最多のメダルを獲得した冬季オリンピックの熱もそろそろ冷めてきた頃でしょうか。大陸では次回の北京に向けてのスキー場開発が進められており、僕の仕事仲間でもこの事業にかかわっている方々が結構います。

少しオリンピックに湧いた時期が落ち着いた頃ということもあり、ブログを綴ってみたいと思います。

66年ぶりの連続金メダルを獲得した羽生結弦選手、姉妹で5個のメダルを獲得した高木姉妹、努力と真摯な姿勢でついに金メダルを獲得した小平奈緒選手、怪我による恐怖を乗り越えて2大会連続の銀メダルをつかんだ平野歩夢選手などをはじめ、メダルを獲得はできなかったものの、全力でがんばる日本人選手や世界各国の選手の姿は記憶に残るものでした。

 カーリング女子3位決定戦とほぼ同時刻に行われた女子スピードスケートの新種目マススタート。初代の女王には見事に高木菜那選手が優勝、2個目の金メダルに輝きました。しかしながら、TV視聴率では圧倒的にカーリング女子3位決定戦が上回り、カーリング中継が専門性の高いNHKだったこともありますが、やはり注目度のちがいがあったのかもしれません。
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 他国で僕が最も凄かったと思うのはチェコのレデツカ選手。スーパー大回転では何と26番スタートという不利な条件の中、ソチの金メダリストを上回っての金メダル。さらにはスノーボードでも金メダルという異種の2競技で金メダルという大偉業。世界も驚きました。



そんな中で、メダルの色は「銅」でしたが、多分、最も日本人の心の琴線に触れたと思われるのは「ロコ・ソラーレ北見」の5人娘(本橋選手は既婚なので、少し失礼な表現かもしらえませんが、お許しください)でしょう。3位決定戦のTVの瞬間最高視聴率は42%にも達し、僕も大陸でネット中継でLIVEを見ていましたから、実際にはもっと多くの人が見ていたのではないでしょうか。

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「ロコ・ソラーレ北見」のメダル獲得には、日本人が最も心を動かされるような要素が多々ありました。しかし、どちらかというとマイナースポーツで、行われる地域も限定される「カーリング」という競技独特の要素もあると僕は思っています。

 
<カーリング競技と日本代表のもつ要素>

◯競技開催期間が長く、大会序盤から最終日近くまで、11試合もあったこと。さらに世界ランキングはあるものの、力が拮抗しており(実際上位ランクのカナダやスイスは予選敗退)、番狂わせや波乱も比較的多いこと。

◯1試合の試合時間が約2時間半程度であり、さらに1エンドで4選手が8投するため、野球やサッカーの試合のようにチャンスとピンチが入れ替わる瞬間が多く、なかなか先が読めないこと。

◯チェスや将棋、ビリヤードのように心理戦や駆け引き、頭脳戦という要素が非常に強いスポーツで、さらには氷の情況や気温、メンタルなどの要素が絡む割合が高く、不確実性の部分や偶然性の部分も結構あること。例えて言うならばスポーツではないけど「麻雀」に近いかも。

◯スピード感がなく、ゆったりとしたリズムで進むため、基本的なルールがわかればTVでは見やすい競技であり、また、「次にどこへ投げるか?」という予想を素人判断で考える面白さがあること。僕が思うに実際には見た目簡単そうですごく難しい競技(自分はやったことがないので想像)と言えるスポーツで、高年齢まで続けることができる生涯スポーツの代表格でもあり、老若男女楽しめそうな要素があること。

◯多くの大会で当然ながら、日程的なこともあり、決勝や3位決定戦が大会最終日近くのクライマックス近くに設定されていること。これは女子フィギュアスケートシングルとつくりが似ています。強いチームでも全勝や完勝は難しく、苦しみながら予選を突破しなければいけないので、星取り表を見ながら競技が進むこともあり、一発勝負ではない面白さもあること。

◯日本から優秀な選手を集めてつくる日本代表ではなく、強いチームがそのまま日本代表になるというカーリング競技における「コミュニケーション」の重視の日本代表選考のため、特に「コミュニケーション」がキモのひとつで、競技者がマイクをつけて会話がTVにOAされるという特殊性もあり、今回は小さな同じ街で育った選手たちで作った「ロコ・ソラーレ北見」の生の会話(そだねーがブレイクしましたね)などのやりとりの面白さが発揮されたこと。

◯試合途中でハーフタイムがあり、そこで各選手が栄養補給と作戦会議をするため、その様子もTVで中継され(日本代表女子はもぐもぐタイムとかおやつタイムでブレイクしましたね)、リアルな様子が伝わり、興味深いこと。

◯冬のスポーツでは数少ない「露出系」競技であること。ヘルメットやゴーグルで顔を露出することが多くはない冬季競技で最初から最後まで顔を出して、さらには会話までマイクでひろうという異例の競技なので、選手の表情や言葉、きっちりメイクして臨む女子選手などが興味深いこと。

◯上記の理由もあり、女子選手には英国(スコットランド)の美貌スキップ・ミュアヘッド選手をはじめ、美人選手が多く、ビジュアル的にもなかなか見ていて目の保養になることが多いこと。スイスチームやカナダチーム、スエーデンチームなども美女が点在し、なかなか他の競技とはちょっと異なった雰囲気があります。

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まあ、このようにカーリング競技には他のスポーツとは異なる側面が多くあることは確か。ただ、、これが広がるかどうかというと環境や物理的な条件が大きな壁でしょうか。一番の問題は競技施設が少なく、やる場所が限られるということと物品の高さでしょうか。石はスコットランド製で1個約10万円ですから、セットで約160万円、氷面をこするブラシは約2万円(モップの先のこする素材もルールで決まっている)、シューズ(片足が滑り、片足が滑らない)も約5万円と用具に非常に予算が必要なことです。

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従って、行政的な支援や協会の支援が欠かせないスポーツの代表格で、学校の授業に取り入れるなど、地域をあげて取り組んでいる北見市常呂町のような環境がないとなかなか全国に広がるというのは難しいように思います。用具を手軽な料金でレンタルできるような施設があること(言うなればボーリング場のような設備投資と用具の準備)が必要で、このあたりはどこでもちょっとしたスペースと手軽な用具があればできるブレイク中の卓球とは雲泥の差がありますね。

さて、話題を「ロコ・ソラーレ北見」に戻します。

彼女たちのメダル獲得は「多くの苦難や挫折を乗り越え、その真摯に努力する姿に神様が微笑んだ」という表現がぴったりでしょう。北見市常呂町で34年前にカナダとの交流でこの競技を知った小栗さんという方(すでに永眠されています。カーリングの父と呼ばれる方ですね)が、樽ビールのアルミケースやヤカンなどに水を入れて凍らせ、ストーン替わりにして野外の氷面で始めたのが日本でのカーリングのスタートと言います。

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まあ、僕が思うにモノ好きな親分肌のわがままオヤジだったんでしょう、いい意味で。物事の創成期には絶対に人には理解されなくても頑固にやり抜くみたいな人がいないとダメですよね。

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彼が強引にスカウトした子供たちがカーリングの面白さに惹かれて、競技を始め、この街は多くのカーラーを生み出す聖地になっていきます。しかし、その選手をサポートする環境がない。世界で活躍するためにはどうしても活動資金が必要であり、選手も競技に打ち込めるような経済的なバックボーンがないと当然ながら続けてはいけません。

そのため、企業チーム(現在は中部電力や北海道銀行、富士急などが知られています)や就業と競技生活を整える環境づくりをしていたチーム青森などに選手は流出、ロコ・ソラーレ北見のキャプテン・本橋選手もチーム青森でプレーし、2大会(トリノ・バンクーバー)連続でオリンピックにチーム青森のメンバーとして出場しています。

しかし、本橋選手は「カーリングの聖地」と呼ばれる自分の故郷でもある北見市常呂町から、なぜ、オリンピックに出られるようなチームがないのかという思いを強くし、24歳という若さでゼロから故郷のこの小さな街でクラブチームを創り始めます。最も大変だったのはその環境づくりでしょう。スポンサーを得るために彼女は足を運び、資金を集め、そしてメンバーもその熱意で集まっていきます。

ロコ・ソラーレ北見 公式HP
ロコ・ソラーレ北見 公式facebook

地元の高校や大学(何と鈴木選手は国立大学である北見工業大学の出身の理系女子)在学中の学生や社会人でチームをスタートさせます。更に北海道銀行でソチオリンピックに出場したものの、その直後に自由契約になって目標を見失っていた吉田知那美選手に声をかけ、中部電力でソチオリンピック代表の座をあと一歩のところで逃がし、失意に沈んでいたガラスの天才スキップ・藤澤五月選手を加えていきます。彼女たちはいずれも北見市の出身でした。

本橋選手の素晴らしいところは、地域に密着した継続的に愛されるチームづくりを目指したこと。そして自分も能力有るスキップでありながら、自分と同じポジションの藤澤五月選手に声をかけ、サポートに徹し、自分中心ではなく、チームの強さや魅力を徹底的につくろうとしたことです。もちろん、スキップであった本橋選手が妊娠中でプレーできないということはあったとは思いますが、戻れる状態になっても本橋選手はまとめ役やサポート役に徹していますよね。

チーム立ち上げの頃、スポンサ-依頼で訪れたある企業の担当者に「オリンピックだけじゃあ、だめなんだよな、長くいつも愛される応援されるチームじゃないと」言われ、彼女は原点に立ち返ることができたと言います。この話をされた担当者はどの企業の方かわかりませんが、企業人として当たり前ですが、本当に立派です。その精神が今のロコ・ソラーレ北見を育てて大きくしていったんだと思います。

 ロコ・ソラーレ北見HPにある彼女たちのPV。一過性の人気ではなく、これからも人気は続くでしょう。5人のキャラ立ちもいいですし、好きなタイプがそれぞれあるみたいな乃木坂やAKB48的な人気もありますね。


特に韓国で人気女優に似ていて大人気だったという藤澤五月選手、笑顔と話や場の雰囲気づくりがうまい吉田知那美選手が大人気ですね。まあ、もてる要素は冷たい感じの美人よりもやはり笑顔と愛嬌ということがよくわかります。

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吉田知那美選手は巨乳でも話題ですよね。「脱いだらすごいんです→本当は筋肉がすごいんですの意で言っていますが(笑)」というバラエティ番組の発言がニュースになるほどの人気ぶり。いろいろな出版社などから水着とかの写真集の企画がもちこまれそうですね(笑)。

 「カーリング女子 吉田知那美 「脱いだらスゴイです」 爆笑誘う」 いろいろな特番がありましたが、このバラエティはメダリスト以外の方もたくさん出演していて良かったです。男子カーリングチームもナイスガイが多くて、こんな奴らと一緒にプレーしたいと思っちゃいます。


吉田知那美選手はオリンピック準決勝の「ニッコニコニー」あいさつなどで更に好感度アップしています。さらにカナダ留学の経験から英語もかなりのレベルで話す彼女。競技の動画も再生回数が多いんですが、吉田知那美選手関連の動画はとても本数も多くて、再生回数も抜けてますよね。「カー女子嫌い」のTwitterタグも結構ありますが、明らかにやっかみ女子たちでしょう(笑)。

カーリング娘吉田知那美さんは【彼女にしたいアスリート№1】??
【にっこにっこにー♪】 吉田 知那美 挨拶まとめ【カーリング女子】
カーリング 女子 かわいいだけじゃなく吉田知那美は英語もできる

彼女たち、確かに明るく親しみやすく、私服センスもいかにも「田舎の素朴な子」という感じで好感がもてます。これはフィギュアのメドベージェワ選手と同じようにこの好感度と普通感にはオジサンはやられて、勢いで「ふるさと納税」しちゃいますね(笑)。

 ネッツトヨタ北見の携帯販売コーナーに勤務していると公表されている吉田知那美さん。大会参加などで忙しいこともあり、いない日が多いでしょうが、勤務日には契約が倍増しそうですね。
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カーリングの吉田知那美さんが私服姿も魅力的すぎる!?

 このところ、メダル獲得から日が経ってきて、オリンピックの試合よりも話題なのは大人気の藤澤選手と吉田知那美選手のどちらが彼女にしたいということでしょうか。あなたはどちらですか?スピードスケートの高木姉妹の菜那派と美帆派がオリンピック中のオシ話題でしたが、ロコ・ソラーレ北見の場合は人気がさらにアップしていて、最近は小柄で天真爛漫の鈴木夕湖選手や白ポチャ系の吉田夕梨花選手にも固有のファンが増えていますね(本橋選手は既婚なので、この話題には上りません)。僕が思うにはこれは帰国後の彼女たちのマスコミ対応やメディア露出でさらに好感度が上がっているからでしょう。
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ただ、彼女たちの場合は可愛さとか素朴さだけではなく、競技に賭ける姿勢や日々の姿が好感度につながっている側面は大きく、職場の同僚の方々のインタビューや街の人達の声がよく流れていますが、確かに愛されていますね。あまりにも人気が出すぎて、小さな街ですし、職場も露見しているのでストーカーとか暴走ファンには気をつけて欲しいものです。

それと彼女たちが方向を見失うことはないと思いますが、芸能人ではなくアスリートなので、やはり競技で勝っていくことが大切。国内には強いライバルもいるし、世界に目を向ければメダルは取れたけど強敵はいっぱい。しかし、今まで無料だったカーリング試合観戦を協会もやっと有料にしたり、今の彼女たちの好感度だったら間違いなく高額のCM契約が可能だと思います。スピードスケートなどに比べ報奨金総額が少なく、一生分に近い報奨米(全農さん、立派です)でしたから、この機会にスポンサーや資金集めをして、富裕団体ではない日本カーリング協会やカーリング全体の支援姿勢が高くなるといいと思います。

ただ、TVが伝えた彼女たちの可愛らしさ、「そだねー」に代表される素朴さも魅力ではありますが、当初からいた常呂町出身の吉田夕梨花選手と鈴木夕湖選手に、引退した2選手に替わり入った同じ常呂町出身の失意のオリンピニスト・吉田知那美選手と挫折で心が折れかかっていた天才スキップ・藤澤五月選手を加え、彼女たちが涙を何度も流しながら7年かけてついにオリンピックへの出場を勝ち取っていく姿は確かに心を打ちますよね。

決断、奔走、悲劇…7年の物語。カーリング「ロコ・ソラーレ」が平昌五輪を掴むまで

 平昌オリンピック出場決定試合の後のインタビュー。本橋選手の言葉が素晴らしい。失意を乗り越えて2回目の出場を果たした吉田知那美選手、挫折を乗り越えて念願のオリンピック初出場を果たした藤澤五月選手、それぞれの選手の思いが伝わる一言一言が胸を打ちます。敗れた中部電力は敵チームに移籍した藤澤五月選手に温かい対応を見せたこの試合はオリンピックへのプロローグでした。「ついに藤澤五月がオリンピックに行く」 アナウンサーのインタビューが素晴らしいです


このように故郷の小さな街でチームを立ち上げた本橋選手の下に4人の選手が集まり(今は2選手は引退)、そこに失意の吉田知那美選手と挫折の藤澤五月選手が加わって、舞台に物語の女優が揃っていきます。

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吉田夕梨花選手は医療機関(理事長が有名な馬主でスポンサーとのこと。早速「ソダネー」という馬名で持ち馬が競馬にデビューとのこと)、鈴木夕湖選手は体育協会、吉田知那美選手はネッツトヨタ、藤澤五月選手は保険会社、そして本橋麻里選手は主婦で子育てをしながら、地域の人の理解とサポートを受け、故郷に育ち、故郷に帰った素朴な娘達による物語の完結が近づいていきます。

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始まった平昌オリンピック。

出だしは好調だったものの、中国に延長で破れ、天王山の韓国(銀メダル)には延長で勝ったものの、実力国のカナダに破れますが、スウェーデン(金メダル)には数cmの差による奇跡的な逆転勝利で5勝目をあげて予選突破まであと1勝に迫ります。

【NHK】劇的勝利で過去最高の5勝目! カーリング女子予選リーグ<ピョンチャン>

日本中が「初めての予選突破!決勝トーナメント進出」と思っていたとは思いますが、プレッシャーなのか、強敵の英国とスイスに連敗して足踏み。しかし、スウェーデンによる援護射撃(同じ5勝を目指した中国・アメリカにスウェーデンが連勝して5勝に届かず)によって決勝トーナメントに滑り込みました。これほどのハラハラ・ドキドキ、平均台を歩くような競技展開はなかなかなく、あと一歩で終わりという場面がオリンピック終盤まで続いていきます。

しかし、勝てばメダル確定の準決勝で地元の大声援を受ける韓国にあと一歩のところで延長で破れて3位決定戦へ。

そして迎えたメダル獲得と表彰台を賭けた大一番の3位決定戦。ソチオリンピック銅メダルで世界ランク上位、さらにはカーリング発祥の地スコットランドが産んだ天才スキップ・ミュアヘッド選手のいる英国に勝てるかどうかというのはずっと大会初期からカーリング女子を見てきた日本人にとっては正直「肝心なところで勝ちきれない」という印象もあって、応援でフォローという雰囲気があったと思います。

試合は一進一退。第9エンドでミュアヘッド選手がミスをして日本は初めて待望の1点リードとなりますが、最終第10エンド、日本は不利な先攻。英国はここで1点とって同点になっても延長戦は不利な先攻となるため、最後の1投で2点をとりに来て逆転を狙うという作戦に出ました。その前の藤澤五月選手の最後の1投げはわずか3cm程度ですが、手前のストーンに接触したミスショットとなって、日本は絶体絶命のピンチでした。

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しかし、第9エンドでミスをしたミュアヘッド選手にも動揺やプレッシャーがあったのでしょう。彼女のショットがミスとなり、No.1ストーンが結局、日本へ。

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「ナンバー1は日本だ!」
「日本のカーリングはメダルをつかみとり、ついに表彰台に届きました」

という名アナウンスは、この平昌オリンピックで最も素晴らしいものでした。アナウンサーも解説も涙声でした。簡単には勝てないことはわかっていましたし、最後もピンチ。このオリンピックでは何度も窮地に立たされながらも、勝利の女神を味方につけて、ついに小さな街の手作りのチームがここまでたどりつきました。

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本橋選手がゼロからチームを立ち上げてからの7年半の苦難、本橋選手の夢を信じて故郷を離れず当初からメンバーに加わった吉田夕梨花選手と鈴木夕湖選手、失意や挫折を乗り越えて再起を期した吉田知那美選手や藤澤五月選手の努力。いろいろなものが結実した瞬間でした。金メダルではなかったものの、初めて「メダル」という形を残したことは「メダルの色」に関係なく、素晴らしい記憶に残る結果でした。

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【NHK】笑顔と「そだねー」と「おやつタイム」 戦いの軌跡 カーリング女子 <ピョンチャン>

カーリング女子チームの活躍は私たちにいろいろなことを教えてくれたような気がします。

自分の原点に立ち返ることの大切さ。
好きなことにかける情熱を失わないこと、失意や挫折があってもあきらめないことの尊さ。
地域連携やサポートのベクトルの向き。そしてそれに応えようと真摯にがんばる反作用の力。
チームで物事に向かうときのコミュニケーションの在り方や明るさ、前向きな気持ち。

ロコ・ソラーレ北見が日本代表として闘った平昌オリンピック。弱いわけではないけど、圧倒的な強さは世界ではなく、実際に世界ランクは6位。しかしながら、ギリギリのところで常に勝利の女神が彼女たちに微笑んできたように思います。

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冒頭に書いたように「物語としてはよく出来すぎている」この銅メダル獲得。ただ、7年半かけて本橋麻里さんが綴ってきたこの現実の物語はまだ、第1章が終わったばかり。これから彼女たちの本当の強さが試される年月が再び始まります。

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